曲がりくねった道 2007-01-10 12:03:12 | お出かけ 雪煙の立つ寒い中山道は 建物が増えた今では 夏よりもうつくしいかもしれない。 なだらかな坂道を 右へ左へと 重い荷物を引いて移動してであろう参勤の道。 菜畑や 稲田が木々の間に広がって きれいな国だったはずだ。 人情も 道具も暖かい落合。
つま先 2007-01-10 11:45:25 | お出かけ つま先から濡れた靴下を乾かすべく しばらく歩いてきた冷えた手を暖めるべく 見ただけで温まりそうな 薪ストーブが 出迎えてくれた。 素敵なのは後ろの陶板。 どこの国からお見えになったのか この薪ストーブは 日本の民家にぴったり。 カルシファーが 陶板のコートを着て 座っている感じ。 私は濡れた靴下を脱いだ。 店の人は 履き替えるようにと 靴下までくれるという。ありがたや ありがたや。
機織 2007-01-10 11:20:07 | お出かけ 若いころ 岐阜の仕立て職人として就職したくて受けた試験は ボタンホールだった。 今では コートも 裏地なし 一年寿命の時代になってしまった。 若いころに買ったコートが 今も捨てられない私には 彼女の思いが伝わってくる。 オリジナルの糸で機織をして 洋服を仕立てて店に並べていた。 確かなアイロン捌きが 綺麗な仕上がりとなっている。 たくさん買って 次々捨てる。これを続けては ウールがなくなってしまう。 中身のない洋服は もう素材から限界にきているんだろう。
中庭の雪 2007-01-10 09:39:43 | Weblog 中庭の梅だろうか 上手に降り積もった雪を眺めて しばらくすごした。 吹き抜けの寒い古民家なのだが 暖かい。 店の人に 来る道でや山がらに出会ったことを話すと お米でも撒いて 鳥に来てもいたいと言う。 赤い実の植物や 金木犀の方が 良いかもと言うと うれしそうだった。 出会ったヤマガラは 小さな山茶花の木で ヒヨドリに追われていたのです。
宿場のおもてなし 2007-01-10 09:30:55 | お出かけ 雪で 冷たくなったつま先が 濡れていて寒さに冷え切っていた私を 店の人は 座敷に招いてくれた。 ただ 商品を見せるためではなく 暖かいお茶と 手作りだという栗餡の和菓子を 用意してくれた。 雪道を歩いてきたことを 察して 来てくれそうもないお客を待って 和菓子が作ってある。 宿場の心意気なのだろうか。
一軒目 2007-01-10 02:35:49 | お出かけ 落合の宿に着いて 一軒目のお店。 なんだか昔のおばあちゃんの家を 尋ねてきたようだ。 傘を扉の外に置いて 暖かい店内に吸い込まれてしまった。
雪の中山道 2007-01-10 02:29:25 | Weblog やはり雪道は長靴が一番。 なのに皮のブーツで 解けた雪がしみてくる。 中津川駅から 中山道を歩いて 落合の宿あたりまで ゆっくりカーブするアップダウンをくりかえす 昔の道をたどってみた。 人影もまばらで よく冷えてあったかいものが 恋しくなった。
中津川 2007-01-10 02:22:39 | Weblog 暮れから購入していた 青春18きっぷ。 昼間の時間を利用して ちょいと旅。 長野への新幹線が 中央線には大きく影響してか ひっそりとした車内で のんびり。 いや すこし淋しすぎるかも。 今年は ちょくちょく旅をしようと決めたのです。