蒲郡竹島の海岸

実家の母と　この鳥インフルエンザが蔓延するかも知れない時期に　
ついつい遊んでしまった　かもめたち。
人に慣れてしまって　お菓子をいただきにやってくる。
近所のおじ様たちの　人気スポットとなっている。
渡りの途中なのだろうか　何度も郡を成して旋回し飛び回るかもめや鳶。
トンビも二十羽はいた。
気流に乗って出かけるのだろう。
ごめんよ　居場所がなくなって　
埋め立ての進む池のようになった湾をながめながら　
しばらくあどけない鳥たちに癒されていた。

高山上三之町

もう十年以上前になろうか、高山のお店で買ったろうそく立て。
その頃は錠前も売っていたけれど　さすがに店頭に並んで居なかった。
でも大臣賞を受賞して　立派に健在、和ロウソクと共に今もこの形のロウソク立が売られていた。
飾り気のない機能的な美しさを放って　うれしい限りだった。
大のやさんの天然味噌　作り酒屋のおいしいお酒。高山には　日本の美しさが生きている。
陣屋を守るおじさんたちが　職人の跡継ぎがなく　もう残せないかもしれないと嘆いていた。
京都江戸の屋敷で　木工や鍛冶職人が　冬の間信頼されて雇われたはず。
もうこの日本の守るべき心は　ここでも瀕死の状態になっている。