楽しい日々

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百日法要

2017-05-18 23:22:17 | 日本文化
義父の百日法要で義母に久しぶりにあいました。
庭の花の手入れに余念がなく 芍薬が牡丹の花のように大きく咲き
義母に好きな花が見事に咲き 義父のなくなった日に咲き始めていた梅が
たくさん実り始めていました。

自分の置かれた状況に どう生活を切り替えたらよいのか戸惑っていた義母です。
無理もありません 90才になるまでそい遂げてきたのですから。
今にも壊れそうでしたが 一応 御飯も作れるし 手足も動き
電動自転車も乗り回し 90歳になろう人とは思えないほどです。
いろんな状況に気がつき 生活力はあるので しばらく疎遠にして様子見していました。

すると 法要の支度もうれしそうにしてくれ 一日でも自分ですることを怠ると
今の生活力が維持できないからと 
私より動きが活発に 積極的にがんばってくれています。
日によって落ち込む日もあるでしょうが 俄然しっかりしてきました。
脱帽です。

なくなった義父が いかに生活力があったか
善人だったかを 二人で復習して法要をすませることができました。

時に 辛いときは思わぬことを言ってしまったり
いさかいの種になるようなことをしてしまったりするものです。
そんなときは 程よい距離がとれると いさかい続けるより
回復が早いかもしれません。

私は 夫婦喧嘩をすると 家を飛び出して
夜遅くまで開いてる本屋さんで 高級で眺めのよい本を
衝動的に あり金はたいて買ったりしたものです。そして素知らぬ顔で帰る。

今回も 結構ないさかいの火種があったのですが 
初盆までは知らぬ顔を決めこんでいました。
でも 盆まで待たずとも 
義母は自分の自由な時間を楽しむように
なってくれたようです。

記憶が悪くなったと不安がってはいますが
忘れたり失敗したりするようになることは当然起きてくること
とにかく 忘れてしまった状態をうけいれて
落ち着いて考え直せば かなりのことが できるとおもうよ。
などど 偉そうな口を叩いて帰ってきました。
早くもポンコツが始まった自分なのに

自分も60を過ぎ 年をとってきて残念なことをおこしたりしますが
そんな風になるまで命があることに感謝しますかね。
きりかえて 忘れたことを思い出せたら その自分をほめて
生ききりたいものです。