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海川山を知り、土を大切にする

2015-08-15 07:16:06 | Weblog
忘れてはならないのは 先人の人々は 身体で
山 川 海を 視ていたということかもしれません。

その仕組みを身体で知って 土をみて 作物を作ってきていた。

いまや 農協も 漁協も機能しなくなり
土を鍬で感じ 手足で感じ 自然の仕組みを生かして 農作業をする
国土をプログラムする人が いなくなりました。

魚をとって生計を立てることができないので 
特に川の重要性を 意見できるような 以前はいた常識人は いなくなりました。


そこで おきているのが 草取りの面倒から逃れる方法として セメンで農地も管理する、
川の洪水対策や 土手の管理と称して セメンで固めて管理する。
オアシスだった地域が 都市化して 石畳で管理しようとしたところは 
砂漠化したのではないのでしょうか。

自然と共存し ゆっくり生きてきたところが 後進国などと
誤った考え方で 自然をいかし 巧みに管理してきた国は
長きにわたって 生き続けるしくみを 持っているのではないのでしょうか。

いまや戦後教育がいきわたり 机上の計画がフラットに思えてなりません。

被災地のかさ上げでも 山に対して段々の耕地整理したようなまっすぐの道路のようですが
いままで 何が豊かな漁場を提供していたかを 忘れていないか 心配です。

工業を栄えることができてきたのは こだわりの商品だったからであることはむろんのこと
当たり前のように 農業をし 山林をまもり 川の普請をおこたらず
豊かな海があったからこそで 空気のような自然の恵みは カエルや燕 トンビや鷺
多くの動物たちもいかされて いたのであって
戦後70年のあゆみに 総理大臣からも忘れ去られてしまっていることは とても残念です。

入学式 卒業式には かならず自然の恵みを享受していることを表現し
手紙の文面には いまある自然のありさまを 知らせあって
知らず知らずのうちに 今生きている状況を感謝しあう習慣も 教育しなくなってしまったことを
思い起こしています。

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