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姑の災難

2017-11-24 23:41:35 | むかしばなし
主人の日曜参観が 姑が一人住む家に続いていました。
ところが 水曜日 自転車に載せてゴミ出しをしに 自転車ごと転んで
とうとう 二本目の大腿骨手術を受けることになりました。
今後はどうなるか 本人 とても不安そうです。
主人次第ですが 自己主張の強い 筋金入りの姑ですから
世話に奔走するにあたって 心しないと自分を見失います。

姑に以前から 乳母車で 生活移動をするよう勧めていたのですが
いただいた乳母車はお蔵入りでした。
そうはいっても 自分で足腰のメンテナンスできていたのです。

どうやら姑はせっかちで 四十代から車でどこでも移動し 夫婦でいつも過ごしてきたために すぐに思うことが運ばないと不安なようです。
自転車が得意ということもあって 90歳になっても
電動自転車を購入して 2キロの範囲なら どこでも移動していたのです。

でも 90歳ですから 筋力体力は衰えていたのでしょう。大腿骨頭部破損です。
自損でしたので 幸いだったとしか慰めようがありません。

姑の様子を見ていて 自分に振り替えてみると 心掛けておくべきだと 感じています。

85歳までに獲得した習慣 危険安全に判断基準は とても重要だということです。
その後は 獲得した習慣を維持することはできても
 あらたに学習する能力が衰えてくるからです。ですから 世の中が便利になれば
85歳以上は取り残されるということです。

自分は そこまで いきれるかどうかは 別ですがね。

整形外科の世界は 目に見張るリハビリテーション力です。
大腿骨の金属補強術は いとも簡単に日常的におこなわれ
14日間で ルーティーンができているようです。
昔は大変で 術後の回復は見込まれないことも多かったものです。
姑が そのスケジュールに乗れるかどうか 
さらなる悲劇が起きないことを願っています。

主人に私の行動や言動が 先行することを避け 思いやりは少し発揮して 
姑のちょっとした勃発する挑発発言に翻弄されないよう 
何事も なるべく 言わず 聞かず 見て見ぬふりして 
過ごして協力してみたいと思っています。

姑の本心は 所詮わかりませんし 思い込んで努力を空回りさせていると
腹を立てることになりますから 達観してことに当たれるとよいのかもしれないと
思っています。





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