琵琶湖での今江プロ初登場。実に若い。たしか,24歳ぐらいじゃないかな。もっともオズマも当時20歳そこそこだったような...。
東本さんも初期の頃活躍されたけど,すぐに戦列を離れたような記憶があるなあ。
スピナベと同様,初心者にとってかなり難解なルアーがバズベイトかもしれない。だって,この写真の通り,リアルもクソもあったものではないからネ。
実際,ボクも,バスを始めてから4年もかかった。このバズベイトというルアーを信用するまでに。92年の真夏に,霞で夜釣りをしたら爆発。それからバズへの信頼度は一気に高まった。
さて,それでもノリがいまいちなのはこのルアーの特長だ。よくいえば,「シャローにバスがいるかどうかそれを判断する」ために使えばいいのだ。フォローで,スライダーを投げるとよく釣れたものだ。スティックベイトも効くはずだ。
でも。バズそのものを少しいじると,気分的によくなることも多い。写真がそのとおりだ。
まずは,シャフトの下側を曲げる。水中に少し入るようにする。いまでは新品からこうなっているものも多いが,ゲーリーのバズなどはこうすると意外といいものだ。
そしてやはり「トレーラーワーム」だ。フックは根掛りが増えるので付けないが,ワームは,バズベイトを少しでも浮かせるため,ミスバイトが多いこと,この2点を少しでも改善するために付けている。場合によっては,グラブの胴体だけをつけてもいい。それで飛距離をかせぐことができるのなら。
そんなわけで,オズマとしては唯一といっていいほどに信頼するTOPルアーがバズベイト。
だまされたと思って1個投げ続けると,意外に釣れることがわかったりして楽しいヨ。ただし,スピナベ同様,カラーや音の使い分けはやはり考えないといけませんがネ。
基本はスローリトリリーブ。アタリがあっても魚がもっていくまであわせない,それだけだ。