世間でいう「お盆休み」はない。入社する前からわかっていたことだが,いまの部署に異動して,まさにお盆の8/14が出勤当番だったのには少々参った
。とはいっても,仕事は一段落しているので,ひたすら片付けで終わっただけである
。
そんなレベルであったので,前日は21時に就寝。2時に起きて
,アサイチは利根川で増えているというアメリカンキャットフィッシュ(アメナマ)をハードルアーで釣ろうという暴挙に出た。
予定のポイントについた。たしかにうねうね,強烈な魚影がある。だがしかし,バズベイトには「ちょぼ」といったショボイバイトばかり。バスも反応しないし,ナマズも釣れない。おまけに風裏で暑い。1時間ほど粘っていつものポイントに移動した。
今日は赤メタフルチューンと1581Fで臨む。
チューンド・by・セクシーダイナイマツ。
すっかりおなじみになったこのタックル。この竿の軽さ・コントロール性能はさすがシマノ,である。
最初はなんとなく恥ずかしかったスコーピオンのロゴも,いまや輝いて見えるから釣り人の心理効果とはなんといいかげんなものだろう。
実は,このいつものポイントも,薄暗いうちはまったく反応がなかった。経験上,マズメにいい思いをしたことの少ないこのポイント特有のものだから,とにかく明るくなってからが勝負だ。
マブナが酸欠で浮いています。
可哀想に,マブナが酸欠で浮いていた。20cmはある,マブナとしてはかなり威張れるサイズであるが,まあ,何もできない。
とにかく反応がない。だが,どうしてもワームに手が出ない。やはりライトハンドリールになったせいで,ワームの扱いが以前以上に下手になったのも影響している。
こうなったら,必殺のスピナーベイト,シマノ・プロディジーFA・3/8oz・タンデムウィロー(1ヶ月ぐらい前に運良く中古で購入できたもの)で攻めてみよう。
スゲエ。やはり激震。改造ハーフスピンとかハイピッチャーの震動を完全に凌駕しているぞ....,と思いながら引いているとヒット。
「フェーッシュ!」
雄叫びに負けるようなサイズ。
1匹目。
やはり釣れるな。このスピナベは。これでボーズを逃れたので落ち着いて釣りができるぞ。
それにしても今日は釣り人が少ない。お盆に釣りはしちゃいけいないんだったかな たしか。殺生になるからとか。まあ,バスはリリースするからOKでしょう。
などと余裕をこいているとあっというまに1時間が経過。釣れない。ムムム,こういうときは「ラパラは裏切らない」神話で攻めるか。
「フェーッシュ!」
DT4で2匹目。CBで釣れなくても
DT4で釣れる。DT4は不思議なルアー。
このDT4もかなり不人気らしく,新品はある程度見かけるが中古はほとんど見たことがない。そんなわけでオズマのDT4は全部新品購入したものだ。もう5年ほど前に買っていまだに使えるんだからスゴイものだ。
だんだん日差しが強烈になってきた。だが,幸い向かい風なので暑くは感じない。ちょいと暑いかな,という感じ。魚の死骸もないし雰囲気もいいようなだ。
よし,またルアーを変えよう。夏の昼間はやはりこの色でしょう。
「フェーッシュ!」
マッドパピー5Fのサバ色。
やはり釣れた。3匹目。
マッドパピーは実に釣れるルアーだとオズマは思っているがシマノは思っていない....いや,一般受けしないようだ。
それにしても,今回は準備が面倒で新品に付属の針のまま釣ったから,たった1匹で針が逝かれましたよ。速攻ガマカツのバーブレスに変更だな。
端の端まで歩いてみたがバイブレーションやジグスピもダメ。8月になってからこのポイントでは厳しい展開を強いられているが,それでもワームが使えない。「霞クロー」なるワームを買ってはみたものの,リグってない,それって信用してないってことと同じじゃないか
はい。それじゃあ,もうこれがホントに最後の切り札です。
「フェーッシュ!」
ジャンプが激しいちょいと楽しい魚がきた。
CB-100です。もうやはりこれが基本です。
朝9時になりました。4匹目です。
この後,いろいろ移動してみるが反応はない。代わりに睡魔が襲ってきた。
起床すると10時40分になっていた。同時に,家族連れの人がナイスフィッシュを釣っていたのにちょっとビックリ。
うーむ。先週のこともあるので午後も粘るというのもありだが,とにかく居場所がない。ギル釣りには今日は燃えないヨ....なんでだろう。
10時40分。利根川高速を4AGEエンジンは快音を響かせていた。東京に戻ってから昼食
なんて,もしかして水郷での釣りでは初めてのことかもしれない。
さて。来週から10月中旬まではガンガン釣りに行くぞ。おっと,その前にまた琵琶湖遠征でもしようかな。仏像めぐりが中心ですが....。いや,喜多方もいいぞ。バス釣りは....帰りに水郷に寄るか(笑)。