オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

バーブレス歴18年! それでもバーブレスの時代は来ない!

2010年08月24日 05時20分46秒 | オズマのバスタックル
 オズマも最初はバーブ付きのフックで釣っていた。だが,度重なる魚の出血と,外すときの面倒さ,根掛り回収率,自分に万一刺さった場合のことなどを考えて,すでに写真の通りバーブレスフック(もしくはカエシを潰したもの)を,この18年間使っている。

 そもそもバス釣りはリリースを前提としている。にもかかわらず,なぜヘラブナ釣りのようにスレバリ(バーブレス)にしないのか,また,トーナメントでなぜその動きが活発化しないのか,甚だ疑問であるし,憤ってもいる

 オズマは,ヘラ釣りを含めて,ほとんどの魚釣り(生き餌を使わない釣り)にバーブレスフックを使用する。それは,とにかくテンポが早くなるからだ。釣れるからだともいう。ポンポン外してポンポン釣れるからだ。

 生き餌のときにカエシありフックを使うのは,エサが逃げ出さないためか,魚をあらかじめ食すると決めているときである。したがって,水郷での釣りではカエシありの針の出番はまずない。

 バーブレスへの誤解として「バラシが多い」というものがあるが,あれは単に自分の腕が悪いだけである。どこかでラインをたるませているのだ....。ヘラ釣りをしていれば,絶対に糸を緩めてはいけない,そんなアタリマエのことに気づくはずだが....。

 バーブレスが普及しない理由は,おそらくJBを代表としたプロ,およびそれに群がるスポンサーの関係があろう。そう,「エコ」と同じくお金の問題なのではないか。実はJBも本気でバスを労ろう,という気持ちがないのではないか,そうとさえ思っているのだ。

 それにしても現実は厳しい。かつてはある程度種類が出たバーブレスだが,いまは写真のガマカツ製のものしか入手できない。しかも,入荷数量が少ない。

 だが,このフックはさすがガマカツ製。1年や2年でどうかするものではない。曲がっても,ペンチで修正して使えるのだ。何より,カカリがよく,バラシが少ない。針が口にしっかり貫通して,バスの出血もないに等しい

 オズマは運良く爆釣時代にバーブレスに転向した。いくらバラシてもすぐ釣れるから,効果的な取り込みだけを研究すればよかったのだ。

 ともかく,オズマは今後もバーブレス,もしくはカエシを潰して使っていくだろう。スピナベでも,バズベイトでも,ラバジでも,ワームフックでも。

 以上,バーブレス偏愛協会会長からの戯言である。