一足早い春がメトロリバーに来ている。
2月の釣行もあっというまに最終回。
その前に,新兵器を購入した。
SS-SV 103HL。レフトハンド解禁。
腱鞘炎の回復がほぼ見込まれてきたので(相変わらずの筋膜剥がしが実によく効いている),ついにレフトハンド解禁。その第一弾として選んだのはやはり「SS-SV」である。ギア比6.3のもっともバーサタイルなモデルである。
当然中古で購入したが,ベリーネットで探していると「傷はあるものの動作に異常なし」とのこと。送料込みで16000円チョイだったので,やっぱり今の僕に必要なモデルということで購入した。
かといってそのまま使える状態でなく,「細かいゴミとり」「注油」「レベルワインダ掃除」「スプール掃除」などに綿棒10本と1時間を要した。そうしたら新品同様になっていた。
さて,メトロリバーでは,「イモ」が釣れると2016年から言われてきたが,自身まったく釣果のないままここまで来た。悔しいので,ノーシンカーはイモばかりというルアー選択に絞っての参戦である。
いきなりバイトがあったがフックアップせず。
午前8時30分過ぎにいつものポイントに行くと,常連のMさんがすでに4匹釣っているとか...。漁協公認バスプロ状態なのだが,相変わらずスゴイ。そして,周囲でも釣れているじゃないか。
でも僕にはバイトがないので,上記スピナベを岸沿いに走らせると,あきらかにバスが反転した。しかし,まったくフックアップせず終わり。しかし,これは大発見である。こういう状況って,もしかして「アシストフック」をつければとれた可能性があった,と考えられるからである。
Mさんのお友達であるAさんとも談笑が進むが,釣れるのはMさんだけ...。あっというまにお昼を過ぎて,時刻は15時になろうとしたとき疲労が限界に来た。
疲れたらクエン酸が効くので,「C.C.レモン」を購入してきた。マジで生き返ったような気がする。ここのところ,父のPCの不具合修理で毎晩時間がかかっていたしね。
さらには,いままでの戦略をすべて捨て去ることを決意した。
この角度でイモを引け。
実は,ラインが途中で不足してMさんから譲ってもらったのだ。実に50mは毎回遠投している世界なので,もはやAIRモデルでは太刀打ちできないレベルになっている。こういう技ができるのが,「SS-SV」と神ベイトフィネス「168L-BFS/2」なのである。
とにかくイモにする。アダー師匠も,ニシネ師匠も釣っているんだ。僕も信じよう。すると,今度は明確なアタリがきた
たるんだ糸を巻き取りフルパワーフッキング。スピニングと違ってフロロ8LBなので思い切り合わせる。いや,とにかく魚が遠いのでしびれるほどに疲れるのだ。もちろん,嬉しい疲れだけれども。
Aさんのタモでゲットした35UP。やっとイモで釣った。
ついにイモでデビューしたのは,実に15時26分。ここまで7時間近く釣れなかったが,集中力が蘇ってからの非常に嬉しい1本。
そして,ここから個人的快進撃が始まる。まさに前回同様「読み切った」とばかりに,バイトを誘発。
ギャラリーに45UPだと勘違いさせた36.5cm。
実に鋭い引きでいつまで経っても上がってこないのでコイかと思っていた。それはそれで嬉しいのだが,バスだったのだ。しかし,40には届かない。
でも,ブリブリで最高だ。この時点で関係者各位に自慢メール発信をしたのは言うまでもない。水郷より釣れるな,ホントこの時期だけは。
さて,一人爆釣状態になってしまい気まずいような感じもしたので,Aさんに仕掛けのアドバイス。どうやらハリの大きさが違うみたいであったので,僕が知っているベターセットにしてみた。
すると,「あと15分で日没終了です」と言ったか言わないかのレベルで,またまた大遠投ヒット。
満足すぎる結果にドヤ顔。ブログは自慢のためにある。
最初の1匹が15時半頃で最後が17時15分だから,実に1時間半チョイで今日の結果がでたのだ。まるで前回同様「午後から回ってきた」のだろう。
だが,今回は超シャローエリア。水深は1mもない。そんなエリアに魚が来ることが前回の水郷でさえも知っている事実であるからこそ,今回の結果になったのだと自惚れたい
次回は3/5にはちろうさんと釣行予定だが,イモの使い方の一つはたしかにわかったような気がする。そして,それを実現するためのタックルセレクトは,やはり神番手であるZODIAS-168LBFS/2のおかげ。
まだ3月一杯は,メトロリバーでもこのポイントに優位性がある。
毎回確実に釣るために何をすべきか,次回からはラインの予備同様,あらかじめテーマを決めて臨もう。
末尾となりましたが,Mさん,Aさん,そして常連のコイ釣りの方には今回もお世話になりました。引き続きよろしくお願いします。