鯉のぼりが優雅に泳いでいた。
印旛新川。ニシネ師匠の古くからのホームグランドであり,バス釣りの歴史も相当に長い。少なくとも30年前にはバスが居たはず。
では今回,なぜメトロでなくこちらに来たかというと,ニシネ師匠がとりはからってくれたのだ;「メトロのメンバーで新川行きますが,どうですか」と。
へびんさんの情報と,自身の1年半前の記憶からすれば「やりがいのある川」だと記憶している。
でも,ニシネ師匠はクランクがずっと不発らしいので,自分はスピナベ戦略で行こう
まだ持っている改造スピナベ。八郎でも霞でも実績ありだが果たして。
現地到着は,相変わらず釣り人時間ではない8時ごろ。なにしろ睡眠不足で行くと足元が危ないからである。
最寄り駅からは歩いて10分で川。もしかして,メトロリバーよりも近いのだろうか 運賃は3倍ぐらいするけど(といっても往復2000円以内)。
風向きを考えて,一発目は大場所...というか知らないのでまずは改造スピナベ。
しかし浅い。20cmもない。でもよくみるとカケアガリがある。そこから「ドバン」と湧いてきそうなイメージが....本当に起こった。
ドババババババン。久々の超重量級の重み。だが,スーパーGT-R・20LBに死角なし。さらには上顎ガッツリフッキング。あとはZODIASのパワーで抜け....ない。
ドラグがしまってなくて抜けないので,今度は手で押さえて抜く。
49cm。いきなりメイクドラマ。
久々のラージなラージマウスバス。そして自分のもっとも得意とするスピナベで釣れたので気分はハイテンション。
時刻は8時20分だった。まあ,早起きすれば釣れるってもんではないでしょうといつも実感しているが,今回も実証。
しかし,それは自惚れである。しばらくはメトロメンバーと会うために移動しながら釣りが続く。
久々の田園風景。
ツツジがお見事です。
この辺りで,メトロ常連さん2名とニシネ師匠に合流するが,ワームも投入するが芳しくない様子。
いろいろやってみて,自分はさらには猛烈に歩いてしまったので,午前中で1万歩踏破。
このまま駅から離れたところにいると帰宅が辛いので,戻りながら釣りをしよう。
ヘラウキゲット。
たぶん,結構いいものの予感がするが使い道がない。それでも拾ったのは,ゴミ回収なのだとうそぶいておこう(笑)。
そして,自身のタックルを決め打ちにする。もう,スピナベしか投げない戦略だ。水郷に通っていたとき,しょっちゅうやっていた戦略なので辛くないゾ。
「風の当たる面,障害物の際,バスの目線より上」の3点を意識しながら引いていくと,モンドリングバイト。
D-ZONEエクストリーム1/2ozはやはり釣れる。
ワームやジグでの先行者があったあとで釣れただけに嬉しい。同時に,2匹釣れると「マグレ感」がもうない。
その後も,水面直下で「ガボオ」とはいわないが,ヒラをうつバイトを2度経験。どうやら,スピナベ戦略は大当たりではなくてもアタリではあろう。
16時を過ぎると川風が冷えてきた。同時に,ぬかるみで足元が汚すぎる事態になっている。さらには19000歩を歩いてさすがにくたびれた。
メトロメンバーに「お先に失礼します」連絡を入れたあとはコンビニで独り乾杯。そして電車に乗ろうとしたが...。
17時に4本しか走ってない。
メトロを走る電車よりも本数が少ない。でも,15分に1本なら十分か。
2017年は,お正月に「第二メトロ」に行って玉砕したあと,メトロリバーに次ぐ場所を探していたが,どうやら印旛新川もかなりイイ。いや,もうここが「第二メトロ」だ。
GW,もう一度行ってみる必要がありそうだ。メトロリバーはいつでも行けるし,スピナベの釣りだけでも5通りは戦略があるからね。
末尾となりましたが,ニシネ師匠とメトロメンバーのみなさんには今回もお世話になりました。
よし,では次回のために改造スピナベを量産するかな(笑)。この量産は,いくらでも控ブレードがあるので楽勝だったりして。