オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

ミドリガメ駆除。バス問題と同じだ。

2017年05月09日 21時31分18秒 | オズマの考える政治・経済問題

 ミドリガメが駆除されているという。それも,東京・石神井公園という「人工の池」でだ。ひなたボッコする性質を利用して捕まえるという。残酷や。

 さらには,「生態系が...」と宣う。父はすっかり洗脳されて「ミドリガメもよくない」なんてアホなこと言っているので「バス問題と同じじゃないか,ボケ!」と息子である僕が喝を入れる始末。

 無駄な税金と無効果が,琵琶湖でのバス駆除や各地域でも証明されている。

 琵琶湖にビッグバスが多いのはなぜか。そもそも駆除なんてできないし,環境の人工改変があまりにも影響が大きいからである。

 ミドリガメはさらにかわいそう。

 花見川でも印旛新川でもメトロリバーでもたくさんのカメが居る。憎たらしく思うことなどない。むしろ平和である。たまに釣れるのでやっかいだが,あくまでたまにである。

 ミドリガメ,バス,アメリカザリガニがセットで悪者扱い。

 そして,印旛新川や花見川では強烈なゴミ問題があるにもかかわらず,そうしたものに目を伏せて駆除やらを行うというのか。

 メトロリバーは水質は相当によいが,それでも護岸改修がかなりあり,かつて「死の川」とよばれて「既存の生態系」はすべてなくなってしまったような川。

 利根川だろうがなんだろうが,「手付かずの自然」なんて日本にはそもそもないに等しい。

 カメの駆除は馬鹿げている。カミツキガメのように「危険」ならともかく,ミドリガメなんて臆病ではないか。

 外来種駆除の業者って,環境省ぶらさがりの役人でも居るのだろう。だから税金垂れ流し。

 それにしても,父も不見識であり嘆かわしく,猛省を求めたのはいうまでもない。