購入まであっというまだった。
雑誌で存在を知り,デジタルリマスターの質が相当すばらしいとのこと。
17000円あまりと,もちろんそれなりの額であるが,レンタルはできないようだ。
思えば,『カムイ外伝』とともに『サスケ』には子供の頃の再放送でしか見ていないのに,妙に納得したものがある。
有名なOP「光あるところに影がある まこと栄光の影にいつも忍者の姿があった だが人よ名を問うなかれ 闇に生まれ闇に消える それが忍者のさだめなのだ」も,見事にキレイになっている。
事前にアマゾンのレビューを見たが,デジタルリマスターの技にみなビックリしているようだ。
実際に見てみると,1話からびくり仰天である。
深い。実に深い。こんなにテーマが深いとは。
そこにある死から目をそむけない。生きることの意味を考えさせる。
白土三平の優れた原作を読んだときも感動したが,昭和43年という年度に放送されていたこと,戦争が終わって四半世紀経っていない時代だからこその復興力も感じる。
そういう,ときの流れを感じる作品でもある。
そうそう,「忍法 微塵がくれ」のトリックも明かされて,そういえば「忍者ごっこ」はやったっけかな