初代コンバットインスパイア・エアリアル。
1996年,今江プロが「JBクラシック」初優勝を飾ったウイニングロッド。
この竿により,「常吉」が「ダウンショット」に変化した。
あれから20年以上が経過して,中古で初代エアリアルを見るとさすがに「古いなあ」とだけ感じていた。
しかし,理由はともかく復刻される。
まるで,シマノ・ダイワと歩調を合わせるかのような「かつての名品・テーマの復刻」が2018年のキーワード。
その背景に,「出し尽くした」からこそ見える「初代」の長所があるのではないか。
ただし,圧倒的販売力を誇るダイワ・シマノはともかくとして,エバーグリーンの竿は人気が出過ぎて買えない,ということになることが必至。
かつて,自分も「インスパイア正月セール」を,いまは亡き保谷のお店に3時間だけ並んだことがあるが,残ったのは欲しくない番手だった。
今回もあのときのような品薄が続くのだろうか。
そういえば,いまのエバーグリーンの竿はオリムピックで製造しているはず。
かつてはダイコー製だったが,ダイコーはロッドそのものから撤退したし(実に惜しい)。
こういう「いつまで経っても買えない」ような不確実さの改善を求めたいが,企業規模が違いすぎるか。
まあ,とにかくショーで触れるかな...。
1ピースなので最初から想定外なんですけどね(非常に重要)。