もう何回目になるのだろう。
砂との闘いが続いている。
自分では注意できない「突風」がメトロで吹くとき,それも冬は砂が舞い散る。
砂が,結果として「ラインローラー」「ベール」「ハンドルノブ」「本体」にまで及ぶ。
水で流しても結局はとれないので,分解することになる。
「ベール」はトルクスネジが使われているが,すでに16バンキッシュとともに数回経験しているので,念入りに洗浄してグリスUP。
「ラインローラー」は2BB化したものなので,慎重に外して整理する。綿棒で汚れを取り除くと綿棒が真っ黒になる。
「ハンドルノブ」に至っては,砂との摩擦で根本が少し削れている。それでも洗浄してグリスUP。
「本体」といっても,ハンドル付け根に砂がかかっているので,これを念入りに取り除く。やっぱり綿棒大活躍。
はっきりいって,たったこれだけのことなのに,ベイトのOHより時間がかかる。
そして人はいう。「ライントラブルはしませんか」と。
ライントラブルしないようにこうしてメンテナンスしているのである。
しかし,ダイワのマグシールドもシマノのコアプロテクトも「水分」にはいいのかもしれないが,「砂」にはまだ配慮がないようだ...。
「砂」に悩むのは,むしろ海釣りのはず。
海から鍛えられた仕様ないし機種が出来上がらないだろうか。
ちなみに,上記メンテナンスは,暴風のときはもっと頻繁に行うことになる。
定年後の釣り道具屋開店が楽しみだ(笑)。10年以上先だけど。