3年ぶりに印旛新川へ来た。しかし甘くなかった。
6月はすべて出家。丸坊主である。広島の議員が収賄で丸坊主にしていたが,釣りの丸坊主だけは避けたいと思ってきた。
今回の釣行,結局はメトロリバーが難しいので浮気してみたのだ。
およそすべてのルアーを試したが。
クランクベイト,バイブレーション,スピナーベイト,バズベイト,ラバージグ,ジカリグ,そしてジグスピナー。
自分として「ベイトタックル1本でどこまで出来るか」は把握しているので,今日はZODIAS-1610ML/2(旧モデル),STEEZ-SV-TW-SHにスーパーGTRの14LBで臨んだ。格段弱くなく,かといって強すぎない,そんなセレクトを心がけた。岸際から沖,とにかくこれでもかと投げてみた。要所ではジグも入れてみたし。
釣れないときは紫陽花の花でもどうぞ
田園風景は僕の釣りの原点かもしれぬ。しかし暑いゾ。
田園風景に癒やされていると,用水路に生き物の気配がした。カエルでもいるのだろうか そうそう,3年前にお会いしたOさん(といってもニシネ師匠のお友達)とも再会して,実は僕がまったくお名前を覚えていなかったのに恐縮である。
これで出家じゃない,よね。
この甲殻類ゲットパターンは,そうだ 2019年のクロダイ釣りでもそうだった。あのときはクロベンケイガニ。今回はザリガニ。
よく考えてみれば,このザリガニをエサにすればバスは釣れるのだが,そもそもエサ釣りの針も錘も持ってきていない。
買い直したリュック。2400円だった。
フリマでゲットしたことは書いていたが,やはり劣化していないものは使いやすい。しかも真夏はやはり白が暑くなくていい。とくにこれはエナメル素材なので汚れも落としやすいから,なんとかNIKEに復刻してもらいたいものだ。
お昼過ぎになるとマーチのおっちゃんにもお会いした。今度は僕が覚えていたが,お互いに本名を覚えていない。しかし,ニシネ師匠からもらったという竿やベイトリールが加わって,これはもう僕のようなニワカ新川バサーでは立ち行かないのだとも思う。
穴場を探すべく,川べりとの厳しいアップダウンを繰り返す。そして,足がずるりと引っ張られた。間違いない,カッパの仕業である。さらに左足もズボリとはまる。しかし,僕にも火事場の馬鹿力があるので,草木を頼りに一気に脱出した。
なんとか水道で洗うことはできたが,これで終わった。
時刻的には15時30分。朝9時すぎから始めてみたが,結局6時間チョイで強制終了してしまった。カッパの餌食になりかけたが,不幸中の幸い,両足とも靴が嵌っただけでもよかった,と言えよう。
店員さんには泥臭くて迷惑だったかもしれぬ。
八方塞がりを感じる釣り。いったいどうすればいいのかわからないが,地図を冷静に観ていると,電車で行ける釣り場はあと3箇所はありそうだ。そう,メトロリバー以外に3箇所もあるのだ。
梅雨空が運良く開ければ釣りに行こう。賞与大幅カットも仕方ない。まさにコロナ不況のあおりが来たので,無駄遣いのない釣行を心がけないとね(と思いながら,釣具に手が出るのはなぜだろう)。