ピュアフィッシングがJB/NBCから撤退,というニュースを今頃知った(超遅い
)。
したがって,JB/NBCの試合では「ブランド名を隠して」なら使えるという,非常に奇妙なことが起きるのだろうか。
それにしてもアブは身売りが多い「商社」だ。
1980年代はたしかエビスフィッシングが代理店,次にオリムピック(=マミヤOP),そしてピュアフィッシングとなっていった。
ただ,「日本の釣り」の特殊さ・異様さが,メーカーであれば「狙いどころ」となるものの,「商社」だからそうはいかないということだろう。
メーカーなら,例えばジャッカルが展開しているエサ釣り関係。上州屋でみた限り,タナゴ釣りのセットが売っていて,それがそんなに高くなくて,ああ,これなら始められるかなと思わせてくれた。
釣り針の細分化は,釣具店のエサ釣りコーナーに子供の頃から通っているので慣れていたが,ガイジンには異様らしい。いわく,フナ1匹釣るのに袖針,秋田狐,フナ針,赤虫針などなど,マブナでさえも5種類ぐらいはある。ヘラブナに至っては気が遠くなるから,僕は改良ヤラズばかり使っていた。
釣り糸もそう。PE,フロロ,ナイロン,エステルまであって,さらにPEも細分化が始まっている。
結局,「日本の釣り」は島国ならではの環境もあって,非常に多種多様な釣り方が地方ごとに発展している。バス釣りでも同じで,メトロリバーと霞ヶ浦水系を同一に語ることなどできない。
ここが「商社」には辛いところで,要は「大量販売」が見込めない。あとは,JB特有のおそらく協賛金の問題があるのだろう。
個人的に,「いまは」アブのリールを使っていない(1997年の銀メタXTで完全に乗り換えた)。しかし,竿が1本ある。スピニングPE専用に購入したもので特段高価ではないが,それゆえ使いやすい。気に入っているが,果たして今後どうなるのだろう。まあ,特段高価ではないが,安くはないので。
それでも,ダイワとシマノがあれば釣具に関して困ることはない。これまた事実。
たぶん水面下では,JB選手のスポンサード選定で,いろいろ査定やらが始まっているんだろうなあ。
ああ,僕はもちろん業界人ではないので,以上はすべてたんなる個人の見解に過ぎない。