八郎潟遠征のお土産にはいつも悩んでいた。クルマで行った2回は,琵琶湖と同じ感覚で「近くに物産センターがあるだろう」と思って,あっというまに高速に乗ってしまい,たしか高速のSAで何かを買ったはずである。
電車で行ったときは,幸い秋田駅に物産センターがあるので苦労しない。それでも「金萬」という看板が市内至るところにあり,たしかに買ってしまったが,小分けされておらず会社で配るのに苦労した。
他には,道の駅・大潟の「かぼちゃパイ」のようなもの。安っぽいようでしっかり美味しい。しかし,結構嵩張るので,電車だと帰りが大変になる。
そこで見つけたのが,この「なまはげまんじゅう」だった。これが東京では400円程度。味もわるくない。いや,草津温泉の温泉饅頭ほどではないが十分に美味い。なにより小分けされているし,嵩張らないのが重要だ。
ところが,この通り東京の西友で売っていた。秋田の物産展というものでもなく,普通にお茶うけのコーナーみたいものがあり,そこを見ると「あ」となったわけである。
僕はこれを冷凍して食べるのが好きである。カステラ生地なのでカチカチにはならず,まるでアイスクリーム・モナカのような食感になる。
僕が買ったときはラスト2個だった。1個を会社用に買ってみた。なにしろ秋田県にはコロナ禍以来行っていないことになっているから。