台風が来る前に釣りに行かないと頭がオカシクなってしまう。
釣りキチは「水を見ないとダメ」で「水を見たら竿を出さないとダメ」な人種だと思う。
『釣りキチ三平』に影響を大いに受けている自分だが,気がついたらいつでも「釣りしたい」が合言葉。
大学選びさえも「近くに川があるので入学したら釣りまくりだ」なんて動機だったし。勉強もしたが,釣りはもっと勉強した学生時代である。
さて,またまた台風接近である。いや,この9/21も「降水確率50%」なんて言っているし,起床してラジオ体操を始めようと思ったら雨が降ってきた。
ネットで詳しく天気予報を見ていると,20%~50%までばらつきあり あんまりアテニナラない(のは自分だけ)ヤフー天気に至っては,雨は1時間ぐらい小雨が降るとかどうとか。
悩んでいてもしょうがないので,いつもの通りBSで朝ドラをしっかり観てから出撃。今日は天候も怖いので,一番近いギャンブルポイントに行ってみよう。
到着すると,雨はたしかにふらない雰囲気がある。冷たい風もないし,涼しくて気持ちよい。なにより清流なので,今日はアユのコロガシ釣りで大賑わいだ。
ともかく出家を回避したいので,迷いなく2インチセンコーをスプリットにリグる。
今日はアドレナ2本です。これで満足です。スゴイ竿です。
いやはや,163L-BFS/2はスゴイ。
感度にびっくりした。
いままでもアドレナ(266L-2)を使っているのに,ベイトモデルになるとあまりにも顕著。ただし,感度がよすぎて魚に違和感を与える可能性が高いとも言えるが...。
そしてなにより「操作性の圧倒的向上」である。ZODIAS,エクスプライドが168だから単純比較すべきではないが,とにかく「リニア」である
恐るべきはシマノの技術力,である。
STEEZなら飛距離もバッチリだ。
STEEZ-SV-TWなら10LBフロロでもバッチリの飛距離。当然コントローラブル。アルデバランMGLの「手に負えないスポーツカー」より,僕はSTEEZの「誰もが扱える高級車」の方が好きだし,オススメできる。ただし,中古でもまだまだ高いけど。
結局はスピニング266L-2にフロロ4LB。
ところがいつもと違うのは老眼鏡で来てしまったこと。手元は見やすいが,もしカモフラフロロGT-Rでなければアタリはとれなかった。
始めて10分しないうちに2匹。出家回避。
先週の出家が悔しくて,やっぱりのセンコー2インチ・スプリット。このルアーを教えてくれたU嶋さんには感謝するのみである。
バンバン釣れるぞ。4匹まですぐに来た。
ところがここから瞑想の時間。
要は,撃つべきポイントをすべて撃ってしまったような感じである。
とにかく小移動を繰り返して,何度もルアーを落としてみよう。
6匹目ぐらいまでで午前の部終了。
安堵した。
もう出家じゃないし,デカイのを狙って大きめのワームを投げてみよう。
しかし,完全無視。クリアなので水深4mボトムが丸見え。真夏よりもクリアになったのは台風の影響かも だからアユも元気なのかもね。
14時くらいに7匹目。
今日はもしかして簡単に「ツ抜け」できるかと思ったらさすがに甘くないのがメトロの掟。
メトロリバーは,この「曲者感」が好きなんです たまに爆釣するかと思えば出家が隣り合わせ。真冬に入れ食いかと思えば真夏に出家という難しさがイイネ,だ。
前回の釣りで海釣りに行ったが,やっぱりバス釣りは「自分が船頭」なので,結果もすべて自分に返ってくるから楽しい。
「潮回りが」「風向きが」なんて言い訳がなく,全部自分のせいになるバス釣り。
どんなに小さくてもバスはバス。とにかく数を釣らないと,わからなくなるのが釣りだと思う。
8・9匹目は20UPだった。引きは強い。満足感はある。
あと1匹が釣れない。
時刻を見ると16時だ。8時30分に開始しているからもう限界だ。足がガクガクしてきているしね。
と,片付けをしていると常連のYASUさんが現れた。「いやあご無沙汰です」なんて挨拶を交わしていたが,今日の自分はもう体力がありまシェン。
そういえば,鮎釣りの方々もロマンポイントで真冬にバス釣りしている人たちだった(笑)。結局,毎週釣りにくる人は「どうかしている」点で同じなんだよね。
エネルギーを入れよう。
エネルギー補給完了。これで来週も頑張れる。
どうなることかと思ったメトロリバー。
釣りは「行かないとわからない」のが醍醐味。他の遊びは「行けばできる」のが普通だけど,釣りだけは自然が相手。逆らっても勝てないのが自然。
今回の結果はけして自慢できるものではないが「釣りに行かないと何も起きない」ことは証明された。
ニシネ師匠もそろそろ暑さが緩和されたので出撃してくるだろう。師匠は僕みたいに近所ではないので,あまりにも暑いとやる気がなくなるのはわかります。
では,次回も頑張ります....と書くとロクなことがないので,適当にやりますね。