ダイワSVリールのメカニカルブレーキは,画像のダイワマニュアルにあるように「ゼロセッティング」が基礎である。
これを誤って,「ユルユル」「キツキツ」にすると飛ばないし,最悪壊れると書いてあるが,実体験として本当である。少なくとも飛距離について本当だ。
初めて使ったSVはSS-SV。2016年時点で中古価格18000円程度と比較的安価でありながら150gの自重が驚異的だった。
だが,中古の性でベアリングが逝っていた。そこでベアリングをBFS仕様のものに変えた。
飛ぶ。なにより飛ぶ。スプリットショットリグが基本だったが,当然ノーシンカーでもいける。
「ゼロセッティング」をしっかりやればバックラッシュ皆無であり,シマノSVSは結果としてすべて処分した。
だがしかし
相変わらずこのマニュアルを読まないで勝手に設定している人が多い。しかも,動画で公開している有名人が「ユルユルにするとどうでしょう」なんてバカなことをやっている。
ダイワのマニュアルに偽りなし。
どんなものでもそうだが,まずはマニュアルに従う。
裏技はその後である。
ちなみに,STEEZではこのメカニカルブレーキを「ゼロアジャスター」と呼ぶ。「設定不要」などといっているがそれは間違い。「ゼロセッティング」が必要で,それ以上でもそれ以下でもない,ということだ。
同じダイワでもSVでないもの,とくにAIR系については知らない。初代アルファスAIRを買って使いこなせなかったので,僕の手には負えないとわかったからだ。
だが,SVなら自信がある。OHも数十回行ってきているしね。