やっと,また釣りに戻ってきた。
五十肩治療で6/30に一定の効果があり,自分としては「もしかしたら,ベイトのレフトハンドが左肩五十肩解消のきっかけになるかも」と思っての釣行である。
いい加減台風の影響がなくなっているだろうと一番近いポイントに行くも,流木が凄まじく,ようやく「踏み潰されて歩ける」レベルになってきた感じである。
STEEZとメタニウムMGL。比較しても意味はない。
多くの動画やらで「SVとSVS∞,どちらがどうのこうの」という下らないものを見ることがあるが,やはり無意味だと断言しよう。
シマノならシマノ,ダイワならダイワで比較すべきなのだ。トヨタと日産を比較しても無意味のように,シマノ・ダイワも「長所と短所」「好き嫌い」があるのだから。
当初戸惑ったブレーキ調整。初心に返って「キャスコンをしっかり締める」とバックラッシュ解消。
シマノ純正の「ザルス」なるオイルでメンテしたせいか,超回転になっているスプール。ダイワでいう「ゼロ設定」では僕の腕では制御できず,当初はバックラッシュ多発。
ワームは久々の高比重だが,ワームの種類によってもバックラッシュ頻度が異なる。
結局は「(昔のシマノ同様)サミングをしながら投げる」ことで解消。要は,ダイワSVに慣れきったカラダでのSVS∞の調整は,機械的にも体感的にも調整が必要だった,ということ。
肝心の釣りは,ガッツリバイトはなし。常連さんがノーシンカーでアタリを得ていたがスッポヌケ。自分も,ルアーを追ってきたバスと目があってオシマイだった。
14時過ぎからカラダが慣れてきてど遠投が決まる。
まったく面白いもので,カラダが慣れるとSVS∞でもど遠投が可能 ダイワSVでは得られない「後半の伸び」を体感した。
メインギアグリスも1日グリグリ回していたらずいぶん馴染んできた。これは,もう1回簡単にメインギアだけグリス交換した方がよさそうだけど,ベアリング異音は皆無だ。
根掛かり回収したらシャッドダンサーが拾えた。
メタニウムは16LBフロロなので素手では切れない。第一精工の「ラインカッター(兼カラビナ)」で根掛かり回収すると,なんと嬉しいシャッドダンサーが手に入った。意外と過去の自分のものかもしれないが,まあ嬉しい回収だった。
15:30でピヤーしました。
周囲を見ても誰も釣れていないので,やはり夏のこのポイントは原則どおり基本的になしだろう。
それでも意義ある釣行だった。五十肩は「肘を鋭角にしているから」と本当の治療家から教わったが,その通り,右ハンドルベイトを使うと顕著に二の腕が痛くなったのだ。
五十肩とのつきあいはしばらく続く。すなわちこれは「本格的治療の開始」を意味づける重要な釣行だったのだ,と思う。