めまいも耳鳴りも,一進一退である。
わかっているのは,吐き気を伴うこともないということ。猛烈に疲れはするが,それは残業のせいでもある。毎日寝ると朝がくる。
中国鍼をやっていてわかるのは,腰痛と肩こりが尋常でないこと。毎回15cmぐらいの鍼を臀部に刺していて気持ちよいし,肩にも「超イテエ鍼」(日本式ではあり得ないやり方)をブッスリやると,その場で寛解する
問題はその後一晩経過した後の起床後である。猛烈に凝っている。
枕を疑って変更すると,かえって首が痛くなったりする。
そしてドラッグストアで見つけたのがこの「肩ホットン」。
きっかけは,鍼灸師に「肩を冷やさないように」言われたからである。ならば,積極的に温めてみようかということだ。
月曜日から金曜日まで,毎日朝6時~20時くらいまでもつ暖かさ。いや,熱いときは肩から外して腰にする。それも気持ちよい。
問題は,めまいや耳鳴りが「肩ホットン」のおかげで楽になっているかというと,微妙である。
同時に漢方も服薬しているし,耳石症のめまいも耳鳴りにも「薬で特効」というものはない,というのが西洋医学での認識だ。
だが,東洋医学でいう「気(き)・血(けつ)・水(すい)」の考えからして,たしかに僕は「血」の流れがあまりよくないから,こうした症状になっているのだと理解できる。事実,中国鍼の効果は絶大で「曇り空が青空に」「やる気なし男がやる気満々に」なるのだから。
それにしても,漢方薬では小青竜湯が鼻水に抜群の効き目である。鼻水ヤベエと思ったら服薬する。30分でマジで鼻水が止まるのだ。これはいい。
そんなわけで一朝一夕で改善する体調ではないが,入院するようなレベルでもなく,激悪でもない。
じっくり漢方でつきあってみよう。