たぶん2年ぶりにチニングにやってきた。
バスを釣る自信がないのと,バスよりも重要な釣りもあることを思い出して,久々にメトロリバー河口域へチニングに出かけた。
もっとも,首が痛いので6/15に激痛鍼を施術。そのおかげでかなりスッキリ眠れたようで目覚めがいい。疲れがかなり抜けているようでこれなら釣りに集中できそうだ。
朝8:45頃には釣り場に到着して,さっそく実績のフリーリグで攻める。
ケイテックのクレイジーフラッパーは「超・実績ルアー」だし,たしかにバイトがすぐに出た。「ガッガッ」というチンチン(クロダイの幼魚のことですよ)サイズがかじっているのが,ルアーについた歯型でバッチリわかる。
30分もしないで2バイトもあるのに乗らない。ウーン,思い切ってルアーを変えてみよう
ダイワ・アーバンクローラー。微妙な匂いと触感がいい感じだ。
買ったのもたぶん2年前 捨てずに持っていたのだ。フリーリグシンカーは7g,ラインは12LBフロロで終日勝負した。
ZODIAS-1610ML-2。この釣りのために買ったんだ。
汽水域なのに,どうしてもベイトタックルでやりたくて買った竿。いやいや,最初はダイワのシルバーウルフっていう専用の竿を買おうかと思ったが,たしか3万円以上だったのでZODIASに変えた記憶も鮮明。我ながらセコイ。
もっとも,このZODIASでバスは普通に釣れているし,問題は何もないけど。
手前のストラクチャーではチンチンしか来ないように感じて,チョイ沖にキャスト。ルアーがドリフトされながら「グッ」と来たか...と感じる前にフルパワーフッキング
締めているドラグが引き出される締め込み。これはシーバスでない。きっとクロダイだ。
水面に出てきた顔がバカデカイ やべえ,絶対にばらさねえぞ
巾着ネットにずり上げてキャッチ。スケール忘れたけどたぶん45UP。
この体高はバスと比べるものでないし,バスと引きの強さを比べるものでない。そもそも,どんな釣りでもそれぞれの趣があり,魚の大小で決まるものではない。それでも,これは自慢できるサイズだろう。
9時前に出家回避。嬉しい。
そういえば,スケールは忘れたが(何かを忘れると釣れるジンクス),チニングで絶対に必要なものは持って行った。
軽量フィッシュグリップ。これがないと親指に穴が開く。
このフィッシュグリップは通販で買った記憶がある。メーカー品ではないが軽量で使いやすい。
ここからしばらくバイトが連続し,午前中で6バイトまで得たが,潮が止まり出してアタリがなくなり,ちょうどお昼時は休憩時間となった。数少ない日陰でゆっくり休む。
そしてまた12:30ぐらいから潮が動きだしてきた。これはチャンスとばかりに足元を見るとクロダイの群れ。でも,すべて見切られるし,そもそも竿を水面にかざした瞬間に逃げていく。バス以上の超能力というか,クロダイは賢い魚であり,これが全国にクロダイ釣りフアンが居る裏付けだろう。
果たして13時近くになって,潮が満ちてきて水際に降りられないが,これは「気配を消す」チャンスでもある。丁寧にチョイ沖のストラクチャーを撃つと「ガッガツ」アタリが2回。クウウ,もう10回以上からあわせで腕がオカシクなってきた...。
原点に帰って,クレイジーフラッパーのグリパンでやってみよう。よし,今度は「ガッ」と来た...と感じると同時にフルパワー合わせ。
サイズは大きくないのによいファイトだ。38cmぐらいか これなら弱らせて抜き上げできるぞ
自分でも驚きの2匹目。V2達成。38cmぐらいだろうね。
午後になってかなり暑くなってきたが,海風も出てきてまだ涼しい方だ。なによりバイトがあるので集中すればもう1匹釣れるかも
ひたすらにピッチングを繰り返していると,「ガガッ」と来た...と同時にフルパワーフッキング。
今度もやけに元気がいい。重くないけど十分にいい魚だ。
35cmぐらいでしょう。V3達成。
この時点で14時。でも,なんだかんだで万歩計はフルスケールになっているし,水分も終わりになっている。
よし,今日は大満足なので気分良く帰ろう。
本当の祝勝会は久々だ。
仕事はともかく,やはり体調がある程度回復していないとできないのが釣り。釣りは想像以上にハードだし,これから灼熱地獄になるとこんなものではない。
週末に休暇があるときは,やはり土曜日に鍼灸を済ませて体調を整える方が集中できそうだね。
いかにもアーバンなメトロリバー。でも,爽やかな風もいろいろな生き物がいるのだ。
次回ももちろん未定だが,バス釣りは少し遠慮しよう。もっとも,クロダイ釣りの基本が海釣りである以上「潮次第」なので,釣りにくい大潮なら間違いなくバス釣りの方がましかもね