【フェアレディ-NEW-Z誕生記念】それでも，初代S30Zが忘れられない（通称「悪魔のZ」）！

　フェアレディZ

　子供の頃，強烈な印象を与えた一台。それはまさにS30，初代Zである。

　その後，S130，Z31，Z32と進むにつれてZへの興味がなくなっていく。クルマ自体への興味が増して行った10代後半なのに，なぜかフェアレディは初代のまま時間が過ぎた...。Z32は，個人的にR32-GTRと被ってしまっているしね。

　21世紀になっても，フェアレディはたしかに復活していた。しかし，それも記念写真を撮りに行った記憶があるぐらい。まだ，日産のショールームが銀座にあった頃かな

　そしてまたNEW-Zが発売されるという。

　カッコワルイとは言わない。21世紀らしいとも思う。しかし，しかしながら，僕の心にあるのは，初代S30しかない

　旧車ショーで，S30のコクピットに入ったことがある。ロングノーズで「パワー」ステ（＝重ステ）だから，乗りこなす自信がまったくなかった。しかしながら，5ナンバーサイズと思えない優雅な姿。240ZGに至っては，Gノーズのカッコヨサにいまだにしびれて，40年以上前の自動車図鑑を大切にもっているぐらいだ。

　そんな僕にとって，初代S30への思いが再燃したのはこの「悪魔のZ」。楠みちはる「らしい」，高校生が乗り回すという設定　さすがマンガだよ。

　だが，話の節々に出てくる「こいつじゃきゃダメなんだ」は，僕が1600ツインカムを大好きなのと同じ想いなのだろう。僕も，マイカーでは1600ツインカム以外買ってないしね。いや，つい4年前まで持っていた自分が想像できないけど。

　そんなわけで，やっぱり初代S30なのである。いや，ホント，この姿で21世紀仕様にしてあるレストア車が売っているけど，マンション1室買えるって金額です。もちろん，数千万円ってことで。

　そういえば，NEW-Zといえば，超合金NEW-Zのグレートマジンガーにも夢中になれなかったなあ....。