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https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2022040401000318
いつもなら手厳しく与党批判をするところだが,一連のウクライナ事変に対しての対応から,僕は「よくやっている方」と評価する。
最近一番スッキリしたのは,ついに北方領土問題を葬り去ったこと。ビザなし渡航などがあったが,ロシアがこれだけ強硬ならば日本も対抗措置が必要だ。
いや,なにより「北方担当大臣」を置いたりして,おそらく半永久的に敵わない「夢」のような課題にお金と時間を費やすことをやめたのだ。
これは単純に不等式,「世界における日本の立場>>北方領土問題」であるからに他ない。
もちろん,北方領土問題と一緒に北朝鮮拉致問題も葬り去るのではと危惧する向きもあろうが,その通り,いざとなったら北朝鮮問題も放棄される。
国家とは・主権とは,命がけで守るもの。日本に自衛隊というものしかなく,事実上米国の軍事力に頼らなければならない以上,やむ無しの判断なのだ。
野党はすぐに反応した。やれ北方領土を返せだの,毎週末に新宿西口で騒いでいる連中と次元に違いがない低レベル。財政というものがわかっていない。感情で動いているのが野党。そうでなく,ちゃんと「金勘定」で動いているのが岸田政権だといえる。
ロシアによって,日本が島国であることの地政学上有利な点・不利な点がより明示化された。それゆえ思い切った対応ができているともいえる。
いま日本がやるべきことは「世界から孤立しないこと」。ウクライナ難民を受け入れる。ウクライナを間接的にでも支持する。
逆に,孤立しているロシアを見ればわかる。間違いなく軍事力最強,国力最低になっていく。すると,歴史が証左するように国家の破綻を迎える。
世界は,より団結してこの困難な課題克服をする。そうすれば,いままでより次元の高いパートナーシップも得られるだろう。