噂の「カローラ・アクシオ・GT」情報を詳細に入手するため,オズマはとある日にトヨタ・カローラ店に向かった。
だが,たまたまいらした店員さんはカローラGTの歴史をご存知ない様子であった。無理もなかろう。この時代にスポーツを意識させること自体難しいのだから。
とにかくカタログをもらい,試乗予約はしたが。
さて,カタログをみると,別にHPと違う情報があるわけではない。一応,カローラGTの歴史というか,カローラ(レビン・FXなど)がレースでどのように戦ってきたかの歴史は書いてあった。シビックとの対決などの話は割愛されていたが。
とにかく興味があるクルマなので試乗予約を行ったが,なんと東京都23区内では,展示用で1台・試乗用で1台しか配車されないという。
気になる価格は約250万円。我がGTの新車時の価格200万円より高い。しかし,環境優先など,クルマを取り巻く状況が厳しい中でとにもかくにも発売に至ったことは嬉しいし,英断であろう。
気になる試乗は,早くても3月ぐらいらしい。アムラックスででも乗るのだろうか
楽しみである。
励ましのメール・電話などをたくさん頂いた。
しかし,オズマも組織に属する人間,組織の力に逆らうことはできないのだ。だが,懇意にしてくれた人々は,オズマを「会社ロボット」としてではなく,「情熱ロボット」と評価してくれたようである

それにしてもだ。いまだに後任人事が決まらないのは愚作である

オズマはこうした経営感覚・人事管理そのものにかなり苦言を呈してきた


新たな動きがないことを期待したいが,外圧もないわけではない。「鬼」


オズマの新天地での活動も,オズマだけでなく,組織が組織としてどうあるべきか,それを試されているのである。
そしてオズマ,おそらく当分ない出張を明日してくることになる。
引継ぎもままならない状態で。無礼極まりないが平身低頭である。
昭和天皇崩御という年頭からの暗いニュースなどどこ吹く風で,日本がまさに世界一の経済大国となる瞬間であった。
それが平成元年=1989年である。
その当時のクルマ雑誌を最近になって買い集めたのだが,特集記事がいまのものとはまったく異なっているのが実に興味深い。

『driver』誌も当時はB5判だった。
しかも表紙はイラスト。
そして,この年にデビューしたのがEF9-VTECシビックなのだが,土屋圭一氏がブイブイ走らせているのがこれまた時代,である


まさに時代は1600DOHC戦国時代。
グループAでの勝利がそのまま支持,とまでは
単純ではないが。とにかく学生が購入するには
ハードルが高すぎた。
当時すでに「ドリキン」と言われていた土屋氏がFFであるEF9に乗っているのである。
当時の評価では,CR-Xのフロントヘビー傾向に対し,シビックは万人向きと書かれている。
いずれにせよ,もう20年も経過してしまっている

この当時は爆風スランプの『Runner』が流行したり,日本の歌謡曲もまさに頂点に向かっていた。
当時学生だったオズマには実感できなかったが,いまこうして当時の文献を見ていると,非常に活気ある時代であったことだけは言えよう


オズマがこの世に出てからもう60年近い。セントルイス・カージナルスに買い取られたオズマ。当時の近代設備で鍛えられた「野球ロボット」。
そんなオズマも,『巨人の星』なくして日の目を見ることはなかっただろう。
そういうわけで,宿命のライバル:ヒューマ・ホシの研究のため,関連するDVDは当然のごとく揃えてある。

すべてで6万円は超えたか。
これが男のど根性

再放送で曖昧な記憶や,逆境に遭遇したときの対峙の仕方など,非常に勉強になるDVD,なによりボス・一徹コーチの言葉が暖かい

悩みがあるとき,人生の選択で苦しむとき,オズマはいつもこれらの映像やセリフに勇気付けられている

さて,次は『アタックNo.1』もフルセットで購入するか

もちろんダウンロードなどで入手することもできるのだが,やはり本当に役立つものとオズマが考えるものはしっかり手にしておきたいのだ

オズマが最初に自分で購入したクルマがEF9であることは書いたが,それは通称「VTECシビック」と発売当初呼ばれた,当時の1600ccDOHC・NA最強・B16Aを積んだクルマである。
だが,その電装系などは脆かった。
内装部品も実に脆い。いまは新品欠品があるという。
しかし,中古車ゆえの面白さというところか,とにかく故障と修理に泣かされた。
保証期間のあった期間(1年間)でさえも,運転手側PWスイッチ交換・メインリレー不良交換があったぐらいだ。
メインリレーにはとくにビックリだった。さあ遠出をしようと思ったら,近所でいきなりエンジンストップ。もう何も動かないのである。あの頃はまだ公衆電話があってよかった。
そして,1998年夏には柿本マフラー(シングル大口径105φ)に変更。ここからがチューニングと,修理の本格的な地獄の始まりである。
①VTEC切り替えバルブのオイル漏れ
②助手席PWスイッチ交換
③ドライブシャフト交換
④運転席シート交換(奥多摩の峠で純正シートの脚が折れた)
⑤ブレーキローター・ホース一式交換(20万円もした)
⑥クラッチ交換一式(まあこれは消耗品)
⑦EACV交換(EF・EGの弱点と言われている)
⑧GABショックへの交換(これは趣味の問題)
⑨アライメント調整(頻発;水郷の悪路には勝てなかった)
⑩度重なる雨漏り(ボディフロント側から,雨水がしたたる始末)
⑪ウオーターポンプ・デスビ,エンジンマウント・ミッションマウント交換
⑫ウェザーストリップ全交換
などに車検整備費用で,実にトータル6年半で120万円も修理・交換にかけてしまっている
だが,このクルマで学んだことは大きい。
あまりに憧れだけで購入すると悲惨だということ。とにかく車両の状態がすべてであるということ。
そしてオズマは修理・交換の相場に詳しくなった。壊れそうな予感もつかめるようになった。
そんなオズマが現在のGTを購入するとき(2004年2月のことである),店員さんに
「お客様,相当にお詳しいですね...」
となかばあきられたような顔で見られた記憶がある。
しかし,そうして購入したGTは,いわゆる故障がまったくといっていいほどない。新車登録から軽く10年を超えているのに,電装系のこれまた丈夫なこと。エンジンも補機類が少々ヤバイ状態だが,せいぜいウオーターポンプ交換ぐらいが必要に感じる程度だ。
120万円の投資は,目を磨くためのものだったのだ しかし,いまはそう思えるが,当時は本当に気分が落ち込んだものだ
。
なお,いままたEF9の人気が再燃しているようだ(『某なにわトモアレ』の影響か)。ただ,もう新品部品もかなり出ないクルマになっているので,AE86とつきあうぐらいの覚悟でないと,つらいだけの現実があるのも事実である。
1600DOHCの時代は終わったのである。

もともと構造不況業種であるから,これまで約5年あまり続いた売り上げ拡大の方が実は問題であり,そのときにこそ地盤(経営資源・人的資源)を固めよ,と1年半前から経営陣には忠告・提案等してきたのだが,やはり聞き入れてくれなかったようである。
だが,オズマは何度も言う。人的資源こそすべてであると。
経営陣には,冥土の土産に『巨人の星』の「へそ作戦」の話でも見せてあげる必要さえありそうだ。彼らには「チームワーク」が口だけで成り立つものだと思っている節がある。いや,やはり一段高いところからものを言っているだけである。
オズマももちろんまだまだ未熟だが,定年間際で「あと数年我慢すれば」などと考えている経営陣は不要である。血みどろになって,社員とともに歩む覚悟のない経営者は不要である。かつて,そういう経営者に一時期恵まれたが,あの経営者にまた戻ってきてもらいたいものだ


具体的には,ロッドはエバーグリーン・初代コンバットスティック・トュルーパー(CSS-60M),ガードつきラバージグなどのルアーである。
初代コンバットスティックとはもう16年以上の付き合いになっているが,不思議なほど

しかし,リールだけはそうも行かない。実にスピニングリールについては多様な機種を投入してきたが,約10年ぶりに中古で新調


06TWINPOWER-MGだ。
この前に現役で使用していたのは,TD-X2506CWとTD-S2506Cである。ともに1999年ごろの発売なのでかなり古いが,ドラグ性能などにまったく不安はなかった。
しかし,TD-S2506Cは,ボディの塗装がいよいよボロボロになり,破壊寸前である。そこで上記の商品購入となったのだ。実は,09年お正月に,少々気分が大きくなっていたので購入してしまったのだが

だが,今年も週末の水郷は天気が大荒れだ。今週こそ,と思って,上記写真のように準備していたものの,今日(2/1)もこうしてつまらないブログ更新をするばかり。
しかし,春は近い

オズマの社外講習が終わった。
結論は標題の通りである。
横文字ではわかりにくいが,簡単に言い換えると,「視点・視野・視座を変えて発想してみると,対立・葛藤関係から協調関係になれる」ということらしい。
もっとわかりやすい例えでいうと,「でなければならない・であるべきだ」という「must思考」から,「だったらいいな・でもいいんじゃないかな」の「will思考」への転換が重要,ということらしい。
オズマにとって,これらの用語はまったく初めてであり,横文字に苦手(黒人だけど,日本に来たときから日本語上手だったし)なのでちょっと苦労したが,実践演習で非常によく理解できたような気がする。
そしてこれは,オズマの考える,「釣りにはびこる原理主義からの脱却」とも本質が同じである。
「TOPでなければならない」「マズメでなければならない」「ワームでなければならない」などという思考より,「TOPで釣れたらうれしいな」「マズメで釣れたらうれしいな(気が楽だしね)」「ワームが意外と苦手なので釣れるとうれしいな」と思考すると,なんと気分が自由な釣りになるのだろうということである。
そういうわけで講習も終わり,定時帰宅も今日で終わりである。
でも,今週末は晴れるらしいから,いい加減水郷に行って,初ボーズになって来ますかな

理由は,強風に強い,まぐれアタリもある,とにかくそこの状況を速く判断できるなどさまざまあるが,要は釣れるから,というところだろう。
そんなオズマは,バイブレーションルアーについて,いろいろな種類,そう,それこそ新商品が出るたびに購入しては試している。
だが,自分の実践経験だけの話だが,釣れるバイブレーションというのはそう多くない。
古くは,ラトリンラップ(ラトリンラパラ)・スーパースポット・TDバイブが活躍してきたが,この数年急に台頭してきたのが,TN/50である。

通信販売で購入している。なぜか東京では売っていない,というか高い

だが,このTN/50にも弱点はある。アイの接着がもろいのだ。頑丈さで評価するなら,
ラトリンラップ>>TN/50
である。すなわち,ラトリンラップの右に出るものはないと言い切ろう。また,価格も新品で700円前後,中古なら100円で購入できるときもある。
そういう意味では,ラトリンラップが基本である。
TDバイブは,初登場時に北浦で相当効果を感じたが,その重量さ加減から,最近はもっぱらSPモデルを使用している。根掛かりが少ないように感じるからだ。
スーパースポットは,バイブの元祖ともいうべきものだ。その動き,いまでも一線級である。だが,メッキカラーは塗装が弱いのでオススメできない。釣れるのだが,5匹も釣ると塗装が禿げてしまうのだ。オススメはFTカラーである。
バイブレーションが効果を発揮するのは,オスマとしては,もう本当に手も足も出ないようなときである。活性が高いとき,というより,
「アカン,どうしようもない

というときに助けられてきた

定番人気ともいえるバイブレーションを使うときの唯一の注意点,それは根掛かり対策である。
オズマはWフック仕様にしている。それでもとくにバラシが多くなったと感じることもない。また,ラインは,ナイロン16LB以上がオススメだ。
ガンガン投げて,マグレあたりを狙う...まったく適当だが,適当さが爆発することも多いのでお試しアレ

かつて,セントルイス・カージナルスに野球ロボットの英才教育を施された男

その男が,いま,人生初の社外教育を受けている

まだ1日目が終わっただけであるが,まさに「縁の糸」を感じている。
実はオズマは,3月に初めて異動になるのだが,その場所は,噂では,コンフリクト(対立と葛藤)の絶えない現場だという。そこへのオズマの出向。しかし,オズマがこの講座受講を決めたのは,異動決定よりはるか前の昨年12月である。
これを縁,または良運と考えずして何が良運だろうと思ったのだ。
いまの職場でより,はるかに実践的に活用することができるのではないか

それにしてもすごいのはその社外教育機関である。それはとても有名な,あの「産能」である。
感覚として理解していたつもりでも,それが理論として明確化されると,それは大きな自信になる。さらに,理論ですべてが解決しないことをも早くも学んだ気がする

セミナー終了後,自分の言葉で教科書をまとめてみよう

そこからまた新たなる扉が開く予感がする。
いま,オズマは燃えている

不死鳥になれるかどうか,一時は悩んだがもう振り切れた

何か,とにかくパワーがみなぎってくるようだ

まさしく「嵐」である。
オズマの見えないスイングによる嵐も凄かったが,不況とリストラの嵐が吹き荒れている。
オズマは実社会に出て丸18年,2009年春で19年目であるが,実は構造不況業種と言われる危険な業態に属している。
だが,いままで数度にわたる経営危機を,仲間とともに乗り切った自信だけはある。そして思う。
「チームワークとは,血みどろで築くものだ」
と(ボスが青雲高校時代の監督のときに,飛雄馬に向かって言った言葉だ)。
まずは歴史を学ぶことが重要だ。
チームワークは血みどろで築くものだ。
一段高いところからものを言っても反感を買うだけだ。
経営危機,それは思い出すだけでも恐ろしいものだし,業界再編の動きは止まらず,実はもうその危機は忍び寄っている(ことに経営者は気づいていないようなので,一応A4・8ページの資料を渡したが,読まれているかどうかはわからない)。
オズマ属する会社でも,実は2008年の売上高は過去最高だが,利益は落ちている。これは,経験上間違いなく経営黄色信号の状態である。だが,こう意見をするオズマを煙たいと敬遠する経営者なのかもしれない。
そして思う。こうした不況時に,その状態から脱するのに一番重要なのは「人材」であることを。NECもいよいよ正社員リストラに入るようであるが,そのようなことをやっていくと,会社はますます疲弊していくと。
経営者は,会社がつぶれたらオシマイだからと(株主目線だけの話にしか見えないが),簡単に人を切る。もしくは,意見にそぐわない人物を組織からどんどんはずしていく。
しかし,そういう会社が,いや組織が歴史に残ったことはかつてない。
「アメリカ型新自由主義」の破綻で顕著なように,雇用問題も,かつての終身雇用の方がはるかに会社の発展には寄与する。
しかし,バカな経営者はもう歴史を忘れたらしい。「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われた1980年代,アメリカがこぞって日本の雇用形態を学ぼうとしたことも。
終身雇用は,とにもかくにも社員の士気が極端に下がることはない,もしくは,不況でも盛り上げようとする力が自助的にはたらくからよいのである。一時的に低い給料でも,いや低くても安定した身分がいかに人生設計に重要かと。
これは新自由主義下での雇用方式では成立しない。
会社は簡単に首を切る。労働者も簡単に企業を見捨てる。
この悪循環が,実は日本メーカーを中心とした不況を覆う悪の本質であり,解決しなければいけない根の深い問題である。
とにかく,雇用を確保すること。これしかない
役員報酬などあってはいけない。
上に立つもの自ら見本を示すこと。
たとえばトイレ掃除。業者に任せずに,自分たちの会社なのだから,当番で掃除すればよろしい。そうすれば,愛着も湧くし,逆に,改善提案なども浮かんでくる。
そしてもう一つ。我々労働者は「生きる術」はそれなりにあっても,「生き甲斐」を置き去りにしてしまったのかもしれない。
簡単にいうと,「この会社をどうしたいのか」という気持ちだったり,「社会に寄与したい」という精神面である。
この生き甲斐には宗教が大きく関わってきた側面がある。
しかし,あまりにも政教分離(といいつつ創価学会と公明党の問題のように根が深い問題もあるが)を進めた結果,日本人が古来から大事にしてきた神道・仏教はもはやまったく人々のこころを救えないという悲しい事態になりつつある。
だが,オズマは信じている。毘沙門天に生涯独身を誓った上杉謙信ではないが,オズマも仏様の前では誓えるのだ。
そういえば,学生の就職人気ランキングは毎年見ていて笑ってしまう。
偏屈なオズマは,学生時代から構造不況業種に手を染めていたが,所詮そのときイメージのいい会社が選ばれているだけなのだ。
リクルートのかしこさに学ぶべきものはたしかにある。さすがにあれだけのリクルート大疑獄を起こした創業者が関わった会社である。
営業マンの方々など,やはり一歩も二歩も洗練されている。しかし,学生は,そうした調査を行う「リクルート根性」を見抜いていないようだ。
オズマは偏屈だったので,リクルートは就職先として考えもしなかったが,いまなら思える。不屈の根性,まさにリクルートにはあるのではないか
まずは身近な人から学ぶ。意外に居るものだ。心通える人物は。どんな時代にも。どんな境遇でも。
一人で悩むより,みんなで考えよう
ウジウジしていると自律神経が疲れますゾ。
ヘソ打法を見破った天野監督,そして改心した飛雄馬。
ボスは鋭く本質改善を。