仲泊遺跡
Nakadomari Ruins
( 国指定史跡 )
National Historical Monument
指定年月日 : 昭和 50 ( 1975 ) 年4月7日
Designaed Date April :7,1975
所在地 : 沖縄県中頭郡恩納村字仲泊比屋根原
Location : Nakadomari,Onna-son,Nakagami-gun,Okinawa-ken
仲泊遺跡は標高20m~30mの琉球石灰岩丘陵の
東側崖下に形成された遺跡群である。
史跡内には4つの貝塚と近世の石畳道があり、
このうち第4貝塚と呼ばれている所からは、
沖縄貝塚時代前期 ( 約3500年前~2500年前 ) の
岩陰礫床居址にともなって仲泊式土器が発見されている。
近世の石畳道は別名、比屋根坂とも呼ばれ、
首里城を起点として国頭へ向かう西海道の一部であった。
現存する石畳道の総延長は約174mで、
昭和48年に国道58号線の改良工事で壊されそうになったが、
保存運動により保護された遺跡である。
The ruins are under the east cliff of a Ryukyuan limestone which is 20~30m.
above sea level.
There are four shell mounds and a stone pavement in the sites.
In one of the shell mounds, called the Fourth Shell Mound,
Nakadomari pottery are discovered along with remains of a rock shelter residence
with gravel bedding for the coffin which belong to the early Okinawan Shell Mound Age.