橋の側面から見ると輪石が見える
欄干に世話人などの名前が刻まれている
川の中から覗くときれいに並んだ輪石が見える
苔で見えないが石工の名前が刻まれているのが解る
水面に近く高さが低い
橋の部分が道よりも盛り上がっている
正面から見た厳島神社と石橋 ( 手前 )
所在地 / 熊本県山鹿市長坂
架橋 / 文久二年 ( 1862年 )
石工 / 不明
長さ / 3.30m 幅 / 2.50m
高さ / 0.80m 径間 / 1.80m
単一アーチ
長坂厳島神社の前を流れる水路に架かる参道橋は、
ほんの3、4歩で歩いて渡れる小さな橋だが、
輪石には大きな石が使われ、
欄干には架橋に尽力した世話人や石工の名前が刻まれている。
長坂厳島神社で毎年3月上旬に行われる、
五穀豊穣を祈願する 「 なれなれなすび踊り 」 の紹介です。
「 なれなれなすび踊り 」 は、
山鹿市の無形民族文化財にも指定されている
由緒あるお祭りです。
もともと、山鹿大宮神社の山鹿燈籠祭と同じ8月16日が祭日で、
深夜、この祭が終わったのを使者が見届けてから、
大宮神社の上り燈籠の祭事が始められたといわれています。
「 なれなれなすび 」 の奉納は地元の若者たちが、
麻の狩衣を着て、烏帽子に見立てた二つ折りの編み笠をかぶり、
「 なれなれ茄子のん ヤアコレナ 」 の掛け声と
大太鼓に合わせ舞を繰り返す。