「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

福岡県築上町 「 綱敷天満宮の梅 」

2015-03-13 04:25:41 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣

























































昨日、現場の行き帰りにいつも見る 「 梅の開花情報 」 が気になって
仕事の昼休みに古い御札を返しに ( 浜宮 「 綱敷天満宮 」 ) に行った。
風は吹き荒れていたが、天気が良かったので多くの人で賑わっていると思いきや、
人も梅も寂しいばかりであった。

【 満開・九分咲き 】 の看板を見て行った人はガッカリだったろうな。
ボクも帰りに看板を見て、「 もう、終わっとるやん! 」 って、小さくつぶやいた。



3月12日 「 今朝の空・・・ 」

2015-03-12 20:52:41 | 朝の風景とその他の風景






下の八角形トンネルがあまりにも不気味なので、
朝の空を掲載しました。

朝の陽には好転の要素があるので、
これで少しは気分転換になるでしょう。



熊本県美里町 「 熊延 ( ゆうえん ) 鉄道跡 ・ 八角形トンネル 」

2015-03-12 04:26:41 | 近代化産業遺産・土木遺産


































その八角形のトンネルは二俣橋の上方にある。

かつて熊延鉄道のトンネルとして造られたコンクリートのトンネル。
それはボルトを並べたような他に例を見ない独特な形をしている。

トンネルがある熊延鉄道は、熊本市内の南熊本駅から
宮崎県延岡市への鉄道敷設をめざして大正4年(1915)に着工したものである。
だが昭和7年(1932)に砥用町まで到達したが建設は中断され、
自動車の普及により経営が悪化し昭和39年(1964)に廃線となった。
廃線から50年以上になるが、廃線跡にはトンネルや橋脚など残っている。

国道443号線を南下して津留川を渡る直前で左折し、
二俣橋方向へ町道を進み、300mほど進むと町道から左へ砂利道が分岐している。
これが廃線跡になる。
そこからさらに300mくらい進むと八角形のトンネルがある。
両側の崖の崩壊を防ぐためならコンクリートの切り通しでよいと思うが、
この方が強度があるのだろう。
強度もさることながら、ボルトを並べたような造形が独特で美しい。

案内標識も何もなく山中にひっそりと眠っている姿はある種、不気味だが、
多くの人が訪れる観光地と違い、そこがこのトンネルの魅力なのかもしれない。



福岡県柳川市 「 立花伯爵庭園 / 御花と松寿園 」

2015-03-11 04:29:41 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣



































伊藤伝右衛門邸や蔵内邸。
それにホテルニュー田川などの庭を思わせる松寿園。

柳川藩5代藩主、立花貞俶 ( さだよし ) は政務の疲れを癒し、
家族と和やかな時を過ごすための場所としてこの地に別邸を設けました。
当時この辺りは 「 御花畑 」 と言われていたことから
柳川の人々は親しみを込めて 「 御花 」 と呼ぶようになりました。
明治時代になると立花伯爵家の邸宅となり十四代当主寛治 ( ともはる ) は
明治42年~43年にかけて迎賓館としての西洋館と
それに続く和館の大広間という当時流行の形式の邸宅を整えました。
クロマツに囲まれた華やかな池庭 「 松寿園 」 は昭和53年、国の名勝に指定されています。



福岡県柳川市 「 さげもん / 御花 」

2015-03-11 04:28:41 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣































雛飾りのお雛さまは、日田で見たことがあるが、
実際に 「 さげもん 」 を目の当たりにするのは初めてであった。

さげもんは、福岡県柳川市に伝わる風習で、吊るし飾りのひとつである。

女児の生まれた家庭では、その一生の幸せを願い雛壇は父方の実家から、
さげもんは母方の親戚、母、祖母が用意する。

正式には約40センチの竹輪に赤白の布を巻きつけ、
細工ものと柳川まりを交互に7列7個の49個をつるし、全高は1m50センチほどになる。

人生50年と言われた時代に女性は一歩引いて49年と配慮した意味を含ませ、
さらに中央に特大柳川まり2連を加え計51個とする事により、
人生50年よりも長生きできるように願をかける。
これを初節句の際、雛壇の横に左右対で飾る。
現在では簡易型の5列5個毬1やガラスショーケースに入ったものもある。


元々は奥女中の嗜み教養のひとつとして、
お姫様が生まれると琴爪入れなどに使う袋物を姫様の健やかな成長を願い
繕い贈ったのがはじまり。
やがて吊るし雛へと型を変え柳川まりとともに伝承されてきた風習である。
また彼女らの里帰りを通して庶民にも伝えられた。

裕福な家庭は雛壇をさらに豪華にひきたてる為、
部屋中にさげもんを飾りつけ客人を招いた。
あるいは雛壇を用意できぬ家庭でも、
その代わりとして布団ハギレで縫い合わせ心をこめた初節句の祝いとした。



「 ふんわり鏡月 ・ アセロラ 」

2015-03-11 04:27:41 | 泡盛 ・ 焼酎 ・ 酒








一昨日、雨の中を仕事した。
午前中で終わったが、冷たい雨に打たれて一気に風邪気色だ。
そんな体調なので昨日休もうと朝から電話を入れると、
「 〇〇も風邪で休むからどうしても出て欲しい・・・ 」 と先手を打たれた。
頭や喉も痛かったが、仕方なしに現場に出た。
雪混じりの突風は容赦なく吹き付けて、いっそう具合が悪くなった。
それは、「 もう我慢できん! 」 と思うほどだった。

結局、抜けるに抜けられない状況と雰囲気のまま5時まで仕事をした。
疲れよりも寒さとの戦いだった。

芯から冷え切ったカラダを温めたいと思ったから、
帰ってお湯割りで 「 鏡月 」 を飲んだ。
それは疲れたカラダに染み込んで一気に眠気が襲った。
風邪はもちろんだが、疲れた時は眠るに限る。


湯気から甘酸っぱい独特な風味が漂う・・・

たまにアセロラが欲しくなる時がある
あの甘酸っぱいような
独特な味が欲しくなる

泡盛じゃなくて
たまには
変わった物もいいだろう

疲れた時の
一杯として・・・



熊本県美里町 / 二俣橋 「 自然が生み出す奇跡の光 」

2015-03-10 04:47:41 | 熊本の石橋


















若いカップルが鐘を鳴らす「 川がであい、道がであい、人がであう 」 恋人の聖地










「 愛が確かめられる 」 そんな場所・・・
そこには自然が生み出す奇跡の光がハートの形を川面に映し出す。
そんな奇跡の場所がある。

昨日も書いたが、この二俣橋はボクが石橋に興味を持って初めてめぐった石橋である。
ここから何百もの石橋めぐりがスタートした思い出の地である。
その石橋が作り出すハートの光景に心が奪われる。

この石橋では、毎年10月から2月までの午前11時過ぎから12時半にかかて、
日光が川面に指すと、その光の加減でハートが出来る。
ボクが訪れた3月8日は天気が良いこともあって、
11時15分頃にその光景を観ることが出来た。

まさに 「 奇跡の光 」 であった。



「 むつごろうクッキー 」

2015-03-10 04:46:41 | グルメ













先月、柳川に行った時に買った 「 むつごろうクッキー 」 。
3Dになったリアルなクッキーに?な気持ちになった。
こういったものはリアルなものよりも可愛いほうがいい。
それに味が子供向きではなく、魚粉が入っている所為か大人向きの味で、
ハッキリ言って美味しくない。

これは購入した者の意見として書かせてもらうと、
クッキーだったらバターが効いた香ばしい物にして欲しかったと思う。




熊本市 「 第26回 熊本市民美術展 / 熊本アートパレード 」

2015-03-09 04:57:41 | 絵画と個展



ボクの作品 「 サムライ富士 」

































第26回 熊本市民美術展・熊本アートパレードのテーマは、
「 私の中の日本、世界の中の日本 」 だった。

この公募を知ったのは、締め切りの2週間ほど前だ。
そのころ毎日のように宇佐インターの現場に行っていたし、
個展も決まっていたので、絵を描くことすら困難というか無理な状況だった。
だけど、頭の中ではすでに日本 = 富士山のイメージが出来ていた。
それにサッカーのユニホームの色が重なって、
「 サムライ富士 」 になったわけである。

とにかく時間がなかったので、
アクリル絵の具で下地を作り、サンドペーパーをかけて削り、
その上にモデリングペーストをペインティングナイフで無造作に塗り、
マスキングテープで山の形に整えた。
後は乾いてから油絵の具を塗って臙脂の輪郭線を描き入れたものである。

額はマンボのレッドを使い、これで何とか形になったが、
付け焼き刃的な印象は拭えなかった。

来年も描きたいという情熱があれば、出展したいものである。


高速に乗って熊本へ・・・

2015-03-09 04:56:41 | 探訪 ・ ドライブ



鳥栖ジャンクションあたり








益城熊本空港インター








美里町佐俣付近




絵の搬出もあったが、
もうひとつの目的は石橋だ。
石橋に興味を持って一番最初にめぐった思い出の地に
再び、みたび訪れた美里町 ( 中央町佐俣 ) 。

天気が良かったので 「 愛が確認できた 」 瞬間でもあった。
それは、明日の掲載をお楽しみに・・・


福岡県柳川市 「 立花伯爵邸 」

2015-03-08 04:27:41 | 近代化産業遺産・土木遺産













































































柳川御花は、柳川藩主4代目立花鑑虎の別邸。
建物は1909年頃に新築。洋館と和館、御花資料館・殿の倉で構成される。

立花家に、柳川藩 藩祖立花宗茂以来、
400年にわたって連綿と受け継がれた収蔵品は、旧藩主の生活を彷彿とさせ、
江戸時代の武家文化を今に再現する貴重な文化遺産であり、
立花家史料館で保管・展示している。
また、柳川藩政史料を中心とする「立花家文書」は、
国の重要文化財に指定され「柳川古文書館」に保管されている。



熊本へ・・・

2015-03-08 04:26:41 | 探訪 ・ ドライブ






今日、熊本現代美術館へ出展していた作品の搬出を兼ねて熊本へ行く。
それと思い出の場所で写真を撮りたいと思っているが、
天候や時間などの微妙な兼ね合いがあるので、
撮れない時は12月まで待たねばならない。

では、熊本へ行って来ます。



大分県中津市 / 小幡記念図書館 「 悲しい馬たち 」 展

2015-03-07 04:32:41 | 絵画と個展




































自分の個展でありながら、なかなか会場に足を運ぶことが出来なくて・・・
5日にラジオの出演に便乗して仕事が終わってから駆け付けた。
館内は 「 蛍の光 」 が流れるなか閉館までわずかな時間で撮影したものである。

50点近くの作品の中から選んだ17点を展示しているが、
スペース的にこの数が一杯一杯だった。

今回の個展のテーマーは 「 悲しい馬たち 」 展である。
これはレース中に不慮の事故でその命を絶った馬たちが、
「 再び日に目を見るように 」 と、そんな想いを込めて開いた個展である。

この個展の特徴は、絵と詩の融合である。
詩ごころと絵ごころは、相通じるものがあると思っている。
その詩と絵画を通して 「 こんな馬が居たんだ 」 と思ってもらえれば、
馬たちもきっと喜ぶと思います。
そして、この個展の意義があると思っている。
めったに開かない個展なので、
近くにお住まいの方には是非ともご覧になって頂きたいと思っている。

自分ごとであるが、雨で仕事が休みの日でもゆっくり観たいと思っている。


そういえば、帰り際に学芸員のYさんと話していたら、
メガネをかけた品のいい女性の方から 「 この絵を書かれた方ですか? 」 と、訊かれ
「 はい! 」 って答えると。
「 どの絵も詩と合ってて素晴らしいですね。わたし感銘しました。 」 と言ってくれた。
作家として自分自身が褒められるよりも、作品が褒められる方が嬉しいものである。



3月5日で閉幕 「 長崎ランタンフェスティバル 」

2015-03-07 04:31:41 | 日記 ・ イベント






























































2月19日から行われた長崎ランタンフェスティバルも3月5日に閉幕した。
もっと早く掲載したかったが仕事の忙しさにかまけて遅くなってしまった。
それで閉幕してからの掲載になってしまった。

でも、ランタンフェスティバルに行かれてない方や
見損なった人に観てもらいたいと思っている。



佐賀県有田町 「 有田ポーセリンパーク 」

2015-03-06 04:18:41 | 日記 ・ イベント



ドイツのツヴィンガー宮殿を再現した建物












































ツヴィンガー宮殿の裏手にある登り窯


















有田ポーセリンパークは、
佐賀県西松浦郡にある有田焼を紹介することをメイン目的としたテーマパークです。
パークの中で最も目を引くドイツのツヴィンガー宮殿を再現した建物の中には、
江戸時代から明治時代までの最盛期に作られた古伊万里、
柿右衛門、鍋島藩窯様式の有田焼の作品を数多く展示している。
隣接する有田焼工房では、絵付けや手びねり、
ろくろなどの陶芸体験をすることができる。
蔵元ならではのお酒等の試飲・試食コーナーもあります。