ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

法隆寺鐘楼

2006-07-23 15:32:14 | 国宝の建築
西院伽藍の最後は法隆寺鐘楼です。
大講堂と同時期の平安時代の建築で、回廊の東側に西側の経蔵と対照的に建っています。中の梵鐘は白鳳時代のものです。この形は経蔵に合わせたんでしょうねぇ・・・消失前は違う形だったはずだと勝手に考えています。
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法隆寺大講堂

2006-07-23 15:31:57 | 国宝の建築
法隆寺大講堂です。
平安時代の建築です。内部も公開されていて、本尊の薬師三尊像などが拝めます。
寺院拝観に行くと大抵は人が入る入り口だけが開いていて、中は薄暗いのですが、ここは扉全開なので明るいです。

僧侶が普段、出入りするのが、この講堂です。創建当初は前述の通り、講堂、鐘楼、経蔵は回廊の外なので、回廊内には、人が入れないようにしてあったかもしれませんねぇ・・・
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法隆寺経蔵

2006-07-23 15:31:39 | 国宝の建築
法隆寺経蔵です。西側の回廊の途中にあります。奈良時代の建築です。
今は回廊と一体化していますが、当初は一つの建造物だったみたいです。というのも、経蔵、鐘楼と大講堂は元は回廊の外側にあって、大講堂と鐘楼が火事で消失後、平安時代に再建されたときに、現在の伽藍の形になったそうです。そのため経蔵、大講堂、鐘楼周辺の北側の回廊も南側の回廊より新しく、平安時代に付け足されたものです。
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法隆寺金堂

2006-07-23 15:31:20 | 国宝の建築
法隆寺金堂です。写真は北側からのものです。
法隆寺の現在の伽藍はいつ造られたのか、未だはっきりしていませんが、この金堂が一番古い(つまり世界最古の木造建造物!)と考えられています。木の使い方なんかを見ると、現在では考えられないような大きさの材木を使っていたりして面白いです。龍の彫刻が目立ちますが、あれは鎌倉時代に付けられたものだそうです。
金堂の内部は公開されていて、アルカイックスマイルで有名な釈迦三尊像などの国宝が見れます。残念なのは壁画で、金堂にあるのはパネルに再現されたものです。もとのものは昭和24年に、解体修理中に火事に遭って黒焦げになり、今は収蔵庫の中だそうです。最近では古墳の壁画問題もあったし、今も昔も変りませんねぇ・・・
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法隆寺五重塔

2006-07-23 15:30:57 | 国宝の建築
法隆寺五重塔です。
飛鳥時代の建築で、もちろん日本最古の五重塔です。木の組み方なんか時代を感じさせます。
この五重塔で有名なのが、北面に安置されいる釈迦涅槃の場面をあらわした塑像です。作られたときから今までずぅ~と泣き叫んでおられます。前に来た時は、もっとよく見えたような気がしたんですが・・・目が悪くなったかなぁ・・・
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法隆寺回廊

2006-07-23 15:30:27 | 国宝の建築
続きで、法隆寺回廊です。これまた飛鳥時代の建築です。
現在は中門からは入れないので、西院伽藍の西南の角から入ることになります。中に入ると、もうそこは見える建造物の全てが国宝なんです。五重塔や金堂がすぐに目に飛び込んでくるのですが、はやる気持ちを抑えつつ、まずは回廊を見なければいけません!写真は西側の回廊です。まさにこの柱が、昔、学校で習ったエンタシスの柱です。シルクロードを渡って来たギリシャ文化の影響といわれています。柱を撫で撫でしたくなる気持ちを抑えて、人のいない回廊を歩くだけでも来た甲斐があります。
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法隆寺中門

2006-07-23 15:29:57 | 国宝の建築
法隆寺中門です。
飛鳥時代の二重門ですが、まぁ、すごいの一言です。中をくぐれないのが残念ですが、飛鳥時代の建物が、ここに今もあるだけでもすごいのに、後世の門と比べても存在感はピカ一です。金剛力士像もいいですねぇ~修復が多くて国宝にはなっていませんが、姿なんかその辺のものよりずっと良いし、塑像でこんな大きな像を作るなんて飛鳥の人はすばらしい!
さて、この中門にはいろんな書物なんかで書かれている謎があります。写真の通り正面四間の建築なので、門なのに真ん中に柱がきて、通せんぼをしている様な造りになっています。なんでこんな造りにしたのでしょう・・・?よく言われているのが、法隆寺は聖徳太子の霊を閉じ込めるために作られた寺で、その霊が出て行けないようにしているという説です。少年時代にこういう話を聞いた私はワクワクしながら見ていたもんです。
まぁ、私はそんなことはないと考えていますが、みなさんはどうでしょう・・・
とにかく、この門が世界最古の木造建築物の集合体である法隆寺西院伽藍の入り口になります。次はいよいよ西院伽藍の中に入ります。

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