ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

吉野散策1

2010-09-30 20:40:42 | 重要文化財
秘仏を拝んだ後は前回行けなかった所に取りあえず歩いて行く事に・・・

まずは宿坊の一つ東南院!



境内には多宝塔が建っている。

次に行ったところが今回、秘仏拝観の次の目的にしていた所!

金峯山寺から金峯神社へ向かって歩いていくと左手に鳥居が建っているので、そこを曲がってしばらく歩くと吉水神社があります。



ここを見ずに吉野を語るな!ぐらいに入り口で書かれているのですが、まさにその通り!ここを見ずして吉野を語ることは出来ません・・・

なんせ興味深いもののオンパレードですから・・・

まずは弁慶が素手で打ち込んだといわれる釘!



そもそもなんで弁慶がこんな岩に釘を打ち付け無いといけないのか全く理解に苦しむところですがww古そうな和釘が打ち込まれていることは確かです・・・

ここ吉水神社ではこれぐらいのものはホンの序の口!

吉水院の内部はもっとすごいもので溢れています!



この部屋↑は義経と静御前が匿われていたといわれる場所!

部屋の片隅に置かれている鎧は義経寄進の物で重文指定!

すぐ横には弁慶思案の間と呼ばれる部屋があるのですが、部屋というよりは広間の片隅・・・広間で義経と静御前がイチャイチャし始めたらとてもジッと居ていられる場所ではありませんww昔の人はそういうのもオープンだったのでしょうかねぇ~?



お次の部屋↑は後醍醐天皇の玉座があります!

さすがに派手だと思っていたら、この部屋がこんなに派手になったのは桃山時代とのこと・・・そう言われれば絵もその様です・・・

次の部屋は秀吉が花見の本陣とした部屋なのだそうですが、なんだかすごいものばかりが展示されていました!


↑弁慶の槍


↑静御前の鎧の残片

そのほかにも後醍醐天皇やら大塔宮などそうそうたる人物の所縁の品が無造作に置かれているので、ちょっと怪しく思ってしまうほど・・・



ここで分かれた二人は二度と会うことが出来ませんでした・・・・

こんなに色々ある吉水院なのですがこの建物↓がいつ建てられたのか?はっきりと記されていません!



古い様式が残っていたりするのですが、唐破風が付いていたりして、時代が混ざり合っているようです・・・




コメント
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