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大紀町の東の端、R260沿いの休憩所に
竈方伝説塩焼竈跡と書かれた案内板があります。
南伊勢から大紀にかけて
竈と付く集落は平家の落人の村なのだそうです。
この辺りにたどり着いた落人は地元の漁師と被らないように
塩焼きをして暮らしたそうです。
その竈跡らしいのですが・・・
どこ?
もしかして、これ↑かな?
よく判りません・・・
そして、ここにはもう一つの落人伝説が・・・
大紀町と南伊勢町の境になっている姫越山という山があります。
義仲四天王の一人、樋口兼光の姫君が家臣とともに
ここまで逃げ延びてきた来たのですが山を越えることができず
疲労のために亡くなってしまったのです。
付き従ってきた家臣は家の再興を諦め
姫越山のつつじの木の下に持っていた千両箱を埋めたという・・・
平家落人といっても壇ノ浦から逃げてきたというより
地元に居残っていた伊勢平氏関係の末裔なんじゃないの?思うのですけどね
そんな土地に義仲四天王の姫君の伝説っていうのも興味はあるのですが、
木曽義仲って平氏と敵対関係だったような・・・
平家の落人の村に義仲四天王の姫君?
つじつまが全く合いませんよね・・・・
う~ん、陸の孤島といわれる土地柄から
人が逃げてくる話が多いのですかねぇ・・・
埋蔵金についても平安もしくは鎌倉時代に千両箱って・・・
う~ん、いくら作り話でも
もうちょっと時代考証のしっかりした話でないと探す気にもなれません!
ということで
埋蔵金を探す予定を止めて滝を見に行きました。
紀伊半島は急峻な山が多く、雨も多いので滝も数多くあるのですね。
塩焼竈跡からトンネルを超えて、左折
細い道路を進んでいくと駐車スペースがあり、そこからは徒歩!
普通の山道ですがちゃんと整備されていて
階段まであります。
大木の向こうに滝!
南伊勢町の西端、吉和浦にある不動の滝です!
滝の傍らには、もちろん不動さん!
滝の水は長寿の水なのだそうで
おいしく頂きました。
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