昨夜からの雨が今日も一日降ったりやんだり、少し肌寒い陽気でした。
さて今回は、先日の「みやこびと」になった日に行った「京都市美術館」特別招待入場の「高島屋百華展」よりUPしますね。
入場希望時間の2時~2時半の回は思いのほか少人数でして、一瞬「ゆっくり見れるな~」なんて思っていたら、中に入ってみると、1時間前に入られた方達がゆっくりされてたようで、モニターの前でも、たくさんの方が見入っておられて、意外と多人数に驚きました。学生さんもおられましたが、年齢層が比較的高かったように思います。
(パンフより) 「平櫛田中氏」の「大黒天像(有徳福来尊像)木彫」が会場へ一歩入ると存在感いっぱいで出迎えて下さいました。平櫛田中氏が高島屋のために、5年の歳月を費やし105歳の時に製作されたものだそうです。使用された木は加藤清正公が熊本城入城のときの手植えの「楠」と伝えられているとか・・(大阪高島屋東別館の高島屋資料館に常設展示されています)
(パンフより)工芸・彫刻では(右側上)の「蕾・花瓶(岩田藤七作)」や、(右側下)の「三色扁壺(河合寛次郎作)」、インパクトのある(左下)は「大正五年東京南伝馬超店開店ポスター(京舞妓若松)」と、(右下)は「大正八年心斎橋店ポスター(矢の根五郎)」です。
今回の展で購入したポストカードと、左のファイルは悩みに悩んで「アレ夕立に(竹内栖鳳 1909年)」を選びました。
ロングポストカードは、実物は三点共、壁掛けのような大作で「世界三景 雪月花」という三部作としてロンドン日英博覧会(1910年)に出品され「名誉大賞」受賞されたものだそうで、左から「ロッキーの雪 (山本春挙)、吉野の桜(都路華香)、ベニスの月(竹内栖鳳)」です。この三大画家の原画三点がそろって展示されるのも貴重だとかで、流石に感動でしたね~
普通サイズのポストカードは、左側上から「深山湧雲(東山魁夷)」、中「盆踊図(富岡鉄斎)」、下「みやまの四季(前田青邨)」、右側上「花飾り(東郷青児)」、下「蓬莱山(横山大観)」と、美術教科書等で見たことがある有名なものを選んでみました。
京都画壇、文化勲章受章作家を中心にした巨匠の作品や、ポスター美術工芸品、着物等約100点が紹介されていまして、まさに目の保養をさせていただきました。