2011年12月のある日、広場にキングの姿が見当たりません。パレードのコースと折り返し地点はごらんのようにセッティングされているのですが。じつは、
バックヤード扉から直接のお出まし。この冬は屋外展示がなかったのです。
帰ってきたパレード隊。
年々人気の高まるペンパレ、すごい人出。コースを歩くペンギンを見るのは諦めて、出入り口に立ってお見送りとお出迎えすることにしました。
「はい、こちらでございます。」 飼育員さんに導かれてバックヤードに引き上げるキングたちでした。
2011年12月のある日、広場にキングの姿が見当たりません。パレードのコースと折り返し地点はごらんのようにセッティングされているのですが。じつは、
バックヤード扉から直接のお出まし。この冬は屋外展示がなかったのです。
帰ってきたパレード隊。
年々人気の高まるペンパレ、すごい人出。コースを歩くペンギンを見るのは諦めて、出入り口に立ってお見送りとお出迎えすることにしました。
「はい、こちらでございます。」 飼育員さんに導かれてバックヤードに引き上げるキングたちでした。
「景気づけにはイカナゴや!」 海遊館のペンパレと並ぶ冬の名物イルミネーション。2010年12月の点灯式はイワトビが主演しました。
パレードではありませんが、外でペンギンが見られるイベントということで。
まずはおやつのイカナゴをいただきます。キングの散歩でおやつは出ないんですけどね。なお、この日は練習をかねての点灯でしたので、2羽出ました。2羽分の写真を組み合わせてご紹介します。
イワトビの得意技で階段をピョンピョン。スイッチになっている最上段に乗った!
点灯! 水族館本館の正面中央に設置されたメインのイルミネーションを背景に、ここでもおやつをもらっていました。
カラーチェンジはイワトビの仕事ではなくて自動です。この時は練習だったので、何度か上り下りを試していました。
点灯式にはアシカが出たり、キングが出たこともありました。
2007年12月のある日。海遊館前の広場を爆進するペンギンカー。
ペンギンカー、ペンパレ待機場のゲートにドッキング完了。スロープ、オープン準備。
「はやくせぬか!」「出せ出せ!」 押し合いへし合いの王様方。
どっと飛び出すキング! 先ほどの飼育員さんは素早く後ずさって退避しましたが、
ぶつかっちゃいました。王様方は、楽しんでおられるようでした。
このシーズンの変更点は、2枚目の写真でご覧いただけますように、屋外展示の柵が二重になったことです。外側に一段高い鉄柵が追加されました。
前回写真の次のシーズン、2006年12月です。ペンパレは人気なので、パレードコースは何重にも人が取り巻きます。戻って来たところを階段の上から撮影。
パレードコースはマット敷き、見物人との間にロープなどの区切りはありませんでした。
さて、最終のパレードも終わり、パレード隊がバックヤードに引き上げる頃となりました。
ペンギンカーがゲートにドッキング、タラップ準備OK。遠くから様子を見るキングたち。
ペンギンカーの仕様が変更されています。前回と見比べてごらんください。
「やれやれ、ワシらとりあえず助かった」とか言ってそうな手前のキングたち。次はあなたたちですよ。
飼育員さん、なんだか『連行』という雰囲気で連れて行きます。
ゲートでは、出戻りを防ぐために簡易ロックが作動中。
朝来た道を引き返し、バックヤードの入り口へ。ここはちょっと段差があるので、勢いをつけて行きます。
乗客はこのとおり。「うわ~~っ」となってますが、わりとヘーキみたいでした。
海遊館ペンパレの懐かしい光景、まだまだ続きます。
今回は2005年12月から2006年2月の写真。
このように階段下に設置されたペンギンパレード(ペンパレ)待機場、ではペンギンたちはどこからどのように「出勤」してくるのでしょうか。
お乗りものに乗って、バックヤードから現れます。水族館本館の、広場に面した壁の真ん中あたりにあるヒミツの扉です。
人もまばらな朝の広場を進むペンギンカー。慣性の法則に身を任せっぱなしのキングたち、ぎゅうぎゅうになっています。
今は展示場所が有料エリアに移ったので、広場でこの光景は見られません。
待機場に到着すると、ペンギンカーをゲートにドッキングさせます。レッドカーペットを敷いたスロープをオープン!飛び出すキング!という一瞬を見たくて、朝も早くから家を出ていたこの頃。
今回からは海遊館のペンギン散歩今昔です。
2004年12月、エントランス階段下に現れたペンギン屋外展示場。ペンギンパレードに出場するキングの待機場です。
人だかりで見るのも大変?
案外そうでもなくて、じっと立って見ている人はいないので、独占状態になることもありました。
人工雪の感触をハラで楽しむキングたち。
現在この場所には入場券売り場の建物と改札機があります。かなり長い間、屋外展示は無料エリア似合ったのですが、数年前から有料エリアになっています。
お散歩です。囲いから出てきました。歩く道筋にはマットが敷いてあります。
マットを敷いた囲いに到着すると、解説とイベントがありました。体重を量ったり、クイズがあったり。
この場所は、海遊館本館の青いタイル張りになっている壁の前あたりです。
一番手前にいるのは私のお気に入りキング200番さんですが、若い! このあと何年もレギュラー出演していました。
「よっしゃ~、今日も行くで~!」 新ぺんぎん館からお出ましのキングお散歩隊。2014年12月下旬、初詣バージョンのリハーサル風景です。
フンボルト散歩用の白いペンギン道を横切り、広場に向かいます。
目指すのは新お散歩広場。フンボルトの散歩でご紹介しましたが、今回は初詣バージョンのセッティング。
手前はフンボルト用、向こう側がキング用の鳥居です。ペンギン社も新しくなっています。
「おっとぉ!」 「あせるでない。」 「あ、TV局のひとや。」
鳥居をくぐって広場に入るキングお散歩隊。ぶつかったりキョロキョロしたり。
この日は初詣練習初日ということで、地元の報道関係な方々の姿も。
「よし行け!」 みんなが注目する中、若手男子が代表で階段を上り、鈴を鳴らし・・・というよりも、つつきました。
これで初詣は完成。ですが、階段を上るかどうかはペンギンの気分次第。
寒い時期には、現在も同じ場所同じコースで散歩が実施されています。初詣リハーサルは例年クリスマスを過ぎた頃から始まり、本番が1月の7日か8日くらいまで。期間限定なので、お問い合わせなさるのが確実ですね。
今年は鳥インフルエンザ対策でお散歩は中止となりました。ペンギンの安全が第一です。
「今日も充実や。」 「鳥居もくぐったし。」
はい、お社は無視でしたが、初詣バージョンの帰り道です。2012年1月の写真。
冬ですし、平日だとこんな感じのことが多くて、「北海道まで行かんくても、めっちゃ近うてええやん」の声がよく聞かれます。
ペンギン専用入り口から、ぺんぎん館に戻ります。
薄暗い館内にペンギンの足音だけがひたひたと・・・。
このスロープも、お散歩の時はペンギン専用となります。
ペンギンの足音、乾いた床だと「ぺたぺた」ではなくて、犬のように「ちゃっちゃっ」と爪の音がします。
帰宅すると、いっせいに水泳タイム。ちゃんと自発的に、しかもけっこう順番に、飛び込みます。
しかもしかも、午前の散歩後は水泳なので飛び込み、午後の散歩後は食事なので飛び込まなくていいと、ちゃんとわかっているのが素晴らしい。
次回は初詣の完成形をお届けします。