お散歩王のこのポーズは、もしかして
ヒナ皇帝様のやってるこれと、同じ気持ちなんでしょうかね。アタマ隠すとシリが出てても安心できる?
いずれもアドベンチャーワールドでした。
お散歩王のこのポーズは、もしかして
ヒナ皇帝様のやってるこれと、同じ気持ちなんでしょうかね。アタマ隠すとシリが出てても安心できる?
いずれもアドベンチャーワールドでした。
旭山動物園の王様は雪が大好き。フンワリ積もった新雪にかぶりつきます。
「うひょ~っ、たまらんのお~。」 顔中雪だらけ。
はむはむ王の真剣な目つきをご覧ください。
手前にいる冷静な傍観王も、なかなか。雪を静かに楽しむタイプですね。
「雪は、よいのお~。」 雪をほおばり、眼を細めるはむはむ王でした。
ここで、王様の首にご注目を。首全体を伸縮させて、雪を口に取り込んでおります。特に3枚目と4枚目で、伸び具合がよくわかります。実際に見ると、かなり素早い動きです。
「よしっ、絶好のコンディション!」 旭山動物園、雪がハラハラと落ちてくるマイナス何度かのペンギン日和。さっそうと登場したジェンツー君。
見ているこちらは、手袋をした手がかじかんでおります。
「それっ!」 飛び込みポーズを美しくキメるジェンツー君。
「身だしなみチェック。」 一泳ぎのあと、足氷水状態で羽づくろいするジェンツー君。
足湯なら私もつかりたいですけど。見ているだけで寒い、絶好調のジェンツーペンギンでした。
旭山動物園冬の名物、王様ペンギンの散歩。道幅は広いのに、きっちりと1列になって進んでいます。
後ろ姿も1列。トボガンしているのはジェンツーです。
キングの中にもトボガンを得意としている個体が2羽ほどいるのですが、なぜかこの場面では自粛しているようですね。
もしもしヨン君、みんなといっしょにお昼寝しませんか?
越前松島のキング室に出ている6羽中、1羽だけお昼寝していません。(1羽は写ってません。)
しか~し! 待った甲斐があって、総員昼寝態勢に!
案外全員そろったところは見たことがありませんで。どこの集団でもほぼ必ず誰か1羽が起きているので、小グループごとに見張りを立てる習性でもあるのかと思いはじめておりました。
さて、クチバシを脇に挟むお休みスタイル、この日の越前松島では、ハッちゃんを除く5羽が右側に首を曲げています。右利き左利きがあるのかどうかも、興味深いところです。まことにペンギンは奥が深い生き物でございます。
六: ザッパーン!
四: 「お、ロクやんやな。」
越前松島水族館の深いプールから、キングのロク君がロケット上陸! 急に飛び出してきたのに、ヨン君は冷静に見守っています。さすが王様。
六: どんっ。「あ。」
四: 「どやろ。」
ハラでドシンと着地したロク君、ちょっとキョリが足らなかったようで、脚をバタバタさせています。冷静に見守るヨン君。
六: つるっ。 「あ~・・・。」
四: 「あ~。」
ロク君、じたばたするも、水中に落ちてしまいます。やっぱり冷静なヨン君。
六: 「あかんわ・・・。」
水中に没したロク君。見守るヨン君。
四: 「残念賞~!」
六: 「言わんといて。」
水中で体勢を立て直したロク君。ここでなぜか高らかに雄叫びを上げるヨン君。
彼らはこのポイントでロケット上陸をすることが多いです。勢いがありすぎると正面の壁にぶつかるため、ロク君は手加減をしているようですが、難しいのですね。
ほんの1メートル左で上陸すれば、壁が遠いので大丈夫なのに。いったん決めたらブレない王様でした。
越前松島の美少女ハッちゃん、羽づくろいに余念がありません。首を長く伸ばしてオレンジ色の胸元をお手入れ。
後ろに見えている仲間の首と比べれば、とても長いことがわかります。
普段、長い首の骨は体内でS字形に曲げてあるのです。ペンギンだけの特技ではないのですが、首のS字形が外から見えている鳥も多いですね。アオサギなんて、目立ちます。
お知らせ: 都合により次は24日です。
お父さんといっしょ、南知多ビーチランドのキングひなちゃん。身体の大きさはこれで最大に達しています。
やっぱりシッポからオトナになるのですね。
寝転ぶと、シッポがよくわかります。オトナと同じ防水性のある尾羽になっています。
フリッパーをおなかの下に敷いていますが、長時間だとしびれたりしないのでしょうか。
こちらは海遊館のヒナ、先月の様子です。お母さんといっしょ。
ヒナのすぐ近くでこちらに背中を向けているのが、ベテラン母のゼロ番さん。
ヒナが小さな頃は、部外者がヒナに近寄ると親が猛烈に追い払ってました。でもこの頃はわりとヘーキ。なので、親はどの個体なのかパッと見わかりにくくなっています。
ヒナちゃんのお顔、よーく見ると彫りが深い。本日の見どころでございます。
はい、ネタに詰まるとヒナですね。旭山動物園、昨年末のキングヒナ。巨大もふもふ塊も、よく見るとシッポはオトナ仕様になっています。
こちらはお父さんといっしょのヒナ大。目の周りが、ちょっとコワイですね。綿羽が抜けてきたからです。
こちらもお父さんといっしょ、ヒナ小。氷点下4度くらいの雪上で、すっかりくつろいでいます。
彼らもこの春にはもふもふ綿羽が抜けて、亜成鳥の出来上がり。キングペンギンはヒナの期間が長いので、親はタイヘンでしょうけど、ヒナを鑑賞するにはお得ですね。
海遊館のアデリーペンギン皆の衆。元祖『燕尾服』着用ペンギンのモデルな彼ら。
目の周りに白いアイリングを配した黒頭巾から背中フリッパー一体型の黒スーツは、オトナの正装でございます。
こちらは若者、すなわち亜成鳥。ヒナのほわほわ羽毛が抜けて一丁上がりのお姿です。
目の周りが白くない。顔の下半分、というかクチバシの下からノドの部分が黒くない。
ほらほら、伸ばした首がくっきり白黒2色ですよ。生後1年の限定バージョン、お見逃しなく。
見比べやすいこの写真で、いかがでございましょう。左が亜成鳥、右が成鳥でございます。
あっ、イワトビなのに黄色いツンツンがない! と思ったら、若者すなわち亜成鳥でございます。
ほわほわのヒナちゃん羽毛が抜け落ちると、ご覧のような亜成鳥の出来上がり。見るチャンスはごく限られた期間のみの、レアな『できたてイワトビ亜成鳥』。
そのうちに黄色いマユが現れて、この写真手前にいる個体の状態になります。
次の年あたりになると、カンザシのような黄色いツンツンが伸びてきます。それがこの写真奧にいる個体の状態。
ついでに言えば、出来たて亜成鳥の目の色は、イワトビのトレードマーク『赤』ではありません。だんだん赤くなってきます。
アドベンチャーワールドの若者ケープ。いかにも、やんちゃそうです。
やや薄めの羽色と、一本線のないこと、目のナナメ後ろに入っているダッシュ模様なんかがオトナとの見分けポイントです。
このファッションは、孵化して1年ほどの限定バージョンなのでございます。ただし個体によって期間に長短あり。
そして、クチバシにもご注目。奧は大きめなので男子かも、手前は細めなので女子かもしれませんが。
いずれも形および表面がスッキリしております。これは若鳥(亜成鳥)に限らず、若さの目印。
さて、オトナたちとクチバシを比べてみましょう。一番手前の個体は、たぶんご老体。クチバシがデコボコと肥大しております。
次がそのお隣。クチバシにシワが増えてちょっとデコボコしておりますね。その向こう2羽は、大人でも若いほうでしょう。
ペンギンはお歳がクチバシに出やすいようです。『お肌』はあまり変わらないのがうらやましいです。観察してみてね。
「これ、なんやろ。」 「う~ん、なんやろ。」
プールに浮かぶちっちゃな虫が気になっているケープペンギン2羽でした。アドベンチャーワールドにて。
お知らせ: 次回は土曜日です。
「サカナ、ゲット~!」 「ちっ、次の狙お。」
サカナをゲットしたケープの向こうに、1羽潜んでいます。そして。
「あ。」 「それっ!」
落っこちたサカナめがけて、猛ダッシュ。手前が元のゲッター、奧がアタッカー。
「そうはいくかいな。」 「くっそ~。」
サカナを奪い損ねた左の1羽、悔しそうな目つき。
ペンギンはサカナをアタマの方から飲み込みます。が、ご覧ください。真ん中の個体はシッポをくわえています。とっさに拾う時は、アタマだのシッポだの言っていられません。安全な場所に移動してゆっくり食べればいいのですね。
手前の個体は悠然と次のサカナを待っています。前回と同じくアドベンチャーワールドでした。