ペンギン音頭

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王様嘴5

2014-06-30 13:12:38 | ペンギン



これが、キングのツツキ現場写真。

数年前の南知多ビーチランドでのお散歩中、サンタくんが故ドンコちゃん(たぶん)の首筋をひと突き!しました。 

あとで写真を見たら、突いたのではなくて、つまんで引っ張ったのだと判明。

あまりに速くて、見えなかったのでした。




これがいわゆる一個の個性というやつでんな。

越前のヨン君のクチバシは、ちょっとミズナギドリふう。上に何かパーツをつけたような突起があります。

「クチバシに出っ張りがあるのがヨン君」だと思っていると、それが目立たないときもあります。

かつて天王寺動物園のブログに、キングの「伸びすぎたクチバシを削る」と書いてあった記憶があります。確かに質感は似てるけど、爪のように伸びるものなの?


王様嘴4

2014-06-29 09:12:00 | ペンギン



クチバシはな、長けりゃええもんとちゃうねんで。

マリンピア松島の故ナシ王、鋭く尖った細いクチバシが、見る者を恐れさせます。つつかれたらさぞ痛かろう・・・。

ナシ君は身体大きめのどっしりタイプでしたが、ご覧のようにクチバシは繊細です。

あ、ところで。ペンギンが「つつく」場合、どうやらグサッとひと突きするのではなくて、クチバシ先端で鋭くつまんで引っ張っているようです。超高速で。本気でやられたら、穴があくでしょうね。

最大に開いた時の両クチバシ先端の距離は、キングが最長だそうです。クチバシが一番長いということになります。

だけど、そんなに大きな獲物を捕らえて食べるわけじゃなさそう。だって、飲み込める大きさまでです。

ご親戚エンペラーと比べてかなり大きなフリッパーと同じく、放熱のご用にたっているのかも?と思うのですが。


王様嘴3

2014-06-28 15:14:52 | ペンギン



え?ワタシ?写真撮るの?いいけど。きれいに撮ってね。

小ぶりのクチバシが可憐な、旭山の女子です。

これまでに見た中でも、かなり控え目サイズのクチバシ。身体も小柄です。

ペンギンは外見で雌雄の判別がつきにくい生き物です。オスメス共に、大柄個体も小柄個体もいます。クチバシのサイズも、個体差が大きいようです。

ですが、やっぱり性別による傾向は多少あると思います。女子顔と男子顔、という感じで。


子育てをオスメス共同で行うペンギンに、なぜわずかにせよオスメスの違いがあるのか。あるいは、見る側の気のせいなのか。それは専門家にまかせるとして。

もてるメスの条件については、ペアを観察すれば多数決で傾向がわかるのではないかと思います。

みなさん、ぜひ観察してみてください。ただ今キングの婚活と産卵のシーズンです。


王様嘴2

2014-06-27 08:35:36 | ペンギン



ふん、若造のクチバシなど、取るにたらんわ。見よ、我がクチバシ。

越前松島水族館の中高年王サン君、立派なクチバシが自慢です。

私が知っている中で最大最長。しかも、デコボコや欠けもなく形が整っています。

ペンギンはお年寄りほどクチバシが大きくなる傾向があるようです。しかも、ガサガサになったりします。若い頃はツヤピカですけど。

そして、小柄でメスと間違われるオスは、年を取ってもクチバシの変化が目立たず、ツヤピカ状態を保っているように見受けられます。

サン君は公式名「3」です。


王様嘴1

2014-06-26 10:15:39 | ペンギン



若様? 王様でっせ。

海遊館冬の名物ペンパレの待機場にて、ペンギン幕の前でポーズをとる「若様」。

私が「若様」と呼んでいるキングのオスは、2010年生まれ。大きなイヤーパッチと整ったお顔がクールなのに、かなりのお笑い個体です。

さて、今回から数回、キングのクチバシ特集です。そこでまずは、標準的な形とサイズと思われるクチバシのご紹介を。

ということで、若様の登場でした。次回から見比べてみてくださいね。


人鳥音頭7

2014-06-25 08:42:03 | ペンギン



ペンギン音頭でペペンのペン!

ペンギン音頭シリーズの最後を飾るのは、旭山(たぶん)のフンボルト。

左足で首の後ろを掻いているのですが、こちら側からでは足が見えません。やっぱり、ペンギン音頭の写真は、振り上げた足が見えないと残念。

でも、ツヤツヤの羽、神妙な顔つき、なかなか味のあるフンボルト女史でございます。


人鳥音頭6

2014-06-24 12:26:30 | ペンギン



こんなん、軽いもんでっせ。

雪の積もった斜面、しかも崖っぷちで、スリリングなパフォーマンスをしているのは、誰でしょう。


海遊館のアデリーです。

おしり姿が、なんだかネコを思わせる雰囲気・・・ないですか?


人鳥音頭5

2014-06-23 09:07:56 | ペンギン



ご覧あそばせ、わたくしのペンギン音頭。

お立ち台に上がりスポットライトを浴びて踊る、長崎ペン水のお嬢様ことジェンツー。

かゆいから掻いているのではなくて、ペンギンオイルを塗り広げているのだと書いてある本を見ました。

でも、やっぱり掻いているみたいに見えます。爪の先を使ってますから。

どちらの場合もあるのでは?


人鳥音頭4

2014-06-22 13:57:32 | ペンギン



わてらもやりまっせ~。

旭山のイワトビ若鳥。イワトビにつきものの「かんざし」はまだ生えていませんが、黄色い眉はキリリと一筋。

ピンクの足が、雪の上で冷たそうですが、彼らにとってはひんやりキモチいいくらいでしょう。


人鳥音頭3

2014-06-21 10:39:03 | ペンギン



オヤジくさいもご愛敬~。

ペンギン音頭を踊る旭山キングのヒナ。

キングのヒナは、「お年寄り」「長老」などとカンチガイされることがよくあります。

「サル」と言われている場面にも遭遇しましたが、これは隠喩表現か、極端発言でウケを狙ったものでしょうかね。

ペンギン本に書かれているように、初めてキングのコロニーを目撃した探検家たちは、別種だと思ったそうです。

だけど、鳥のヒナはたいていふわふわで地味な色してます。そして、親と変わらない大きさまで育ち、幼綿羽が抜けたら一気にデキアガリ~。

キングペンギンのヒナだって、同じなんですけどね。

マンガ『しろくまカフェ』に登場するキングのヒナは、利発で活発なエンペラーヒナに比べて、どんみりな感じに設定されています。

キングペンギンとエンペラーペンギンはご親戚で、間違われることも多いですが、キングの持ち味は軽快さにあり、と私はそう思いますです。


人鳥音頭2

2014-06-20 13:29:37 | ペンギン



和み癒やしの白いハラ~。

ハラの側から見たペンギン音頭。キングのハラの白さは、ペンギン界でトップだと思います。

旭山の、別の女王様です。


人鳥音頭1

2014-06-19 13:49:10 | ペンギン



ペンペンペンギン、ペペンのペン~。

足で頭や顔を掻く仕草が、足を振り上げ腕を打ち振って踊っているように見えるので、勝手に命名「ペンギン音頭」。

キングのペンギン音頭は、派手で目立ちます。身体が大きくて、首もフリッパーも長いからです。

こちらは旭山の女王様。


豪快王

2014-06-18 21:21:52 | ペンギン



ドヤ一気食いや!

シシャモを、見えるだけで3本ほおばって飲み込もうとしています。じつは、4本入っています。

飼育員さんがシシャモを束にして手に持ち、横から次々とキングの口に注いでいくのが海遊館の給餌風景です。でもこの場合は、束ごと。

「ケチケチせんと、いっぺんに全部よこしなはれ」と要求されたのかもしれませんね。換羽が済んだばかりで腹ぺこだったのかも。

見て見ぬフリのマユゲちゃん。新しい羽が玉虫色に輝いて、顔が黄色っぽく見えます。


巣籠もり中

2014-06-16 20:29:45 | ペンギン

C140616

「調子、ど~や?」 「上々や。まかしといて。」

正面奧のテラスに並んだアデリーの巣。写真の他にもう1つあります。

写真で右の巣にはメス、左にはオスが入っています。さて、タマゴはあるのでしょうか?

寝転び個体が立ち上がったときに、何とか見えないかと背伸びして頑張りましたが、確認できませんでした。