「じつはな、・・・」「ほーぉ・・・」内緒話をしているような形になっているフンボルトのペアでした。バードランド。
寝ころんでフリッパーや足を伸ばし「あ~あ」と気持ちよさげにしている1羽。それを見ている相方、何か言いたげに見えます。バードランドにて。
前回のキング、お戻りになったのはペンギン王国の1Fにあるこのお部屋です。鏡に映っているのは、ヒナから亜成鳥に変身中のキング。今月7日の記事にも登場したキングのヒナ部屋?をお散歩の控え室に使っているようでした。
アドベンチャーワールドでかつて行われていたキングのお散歩。その帰り道、背筋を伸ばし、堂々と歩いています。もちもちと動く『ふともも』みたいなところは人間でいえば『すね』で、膝から下の部分にあたります。
バックヤードに続く専用通路に入り、ちょっと振り向いてくれました。
フンボルトの仲良しペアのようですが、ずいぶん疲れそうなおくつろぎ体勢では? 支えているのがオス、もたれかかっているのがメス。当事者がよければそれでよろしいのですが。旭山動物園にて。
アドベンチャーワールドのケープ、相方に見守られて穴を掘っています。左脚をぐいっと脇腹に引きつけ、
鋭い勢いで土を蹴り上げます。足のみならず身体ごと持ち上がっているような感じ。もともと土を掘って巣穴を作る習性があります。ここは夕方までの日帰り出張地なので、ここで巣づくりはしないと思いますが、なんとも充実した表情をして穴を掘っていました。
バードランドのフンボルトなんですが、なんだかずいぶんスッキリとしたお顔の1羽。フンボルトの顔の模様は『フニャリ』としていて困り顔に見えることが多いのですが、この御方はそうではありません。どこがどうという違いはわからないのですが・・・。
なんだかプールに落っこちそうな場所でおくつろぎ中のフンボルト。水に落ちてもヘーキだからでしょうか? 越前松島水族館の旧フンボルトプールにて。
ペンギン、とくにイワトビと似てる感じですが、エトピリカです。
陸上にいると、しっかり区別できます。立ち方がペンギンじゃないです。モデルは海遊館のエトピリカ。
イワトビはこちら。なつかしき油壺マリンパークの面々です。
ちなみに、彼らはAOAO札幌に移動したそうです。
アドベンチャーワールドのケープ若鳥、凛々しいお顔です。黒目がちの目は、よく見ると、クチバシ寄りが白っぽいですね。そして、そうでない部分とクッキリ境目があります。
これは瞬膜という半透明な第三の瞼。海で眼球表面の保護をします。人間が潜水するときにゴーグルをつけるみたいな。
瞬膜はクチバシ寄りに収納されて後ろ側に『閉じる』のですが、ちょうど半分まで動いたところが写真に撮れたのでした。身近な生き物だと、ネコに瞬膜がありますそうで。
アドベンチャーワールドのペンギン散歩、出番を終えて帰途につくケープの皆さん。彼らのクチバシにご注目を。真ん中の1羽は、クチバシがゴツゴツして大きく、しかも上クチバシがぐっと曲がっています。たぶん、この個体がこの中で最高齢。その後ろにいる亜成鳥2羽(1歳未満)のクチバシはつるりとして小ぶりです。個人の感想として、ペンギンのクチバシは年齢とともに立派になる傾向があり、特にオスでその傾向が現れやすいように思われます。
アドベンチャーワールドのイワトビ、冠羽をよく見てみましょう。黄色い『カンザシ』が長いの短いの、黄色い『眉』もいろいろです。
オトナの2羽でも、右と左ではずいぶんようすが異なります。特に右は『眉』が太い。換羽が近いようです。個体や性別や年齢によっても、冠羽に違いが出ます。これも一つのお楽しみ。
アドベンチャーワールドのイワトビ、ご覧の3羽の冠羽にご注目を。右は亜成鳥、『眉』がまったくありません。高いところにのっかっている換羽中の個体は、『眉』の黄色い羽が見えているので、一年先輩なのでしょうか? 換羽が終われば冠羽がもっとはっきりするでしょう。真ん中は、頭がつんつんなのは遠くてよく見えませんが、長い『カンザシ』状の冠羽がしっかりあるので成鳥です。頭がつんつんしていなくても、どれもイワトビです。
アドベンチャーワールドで見かけたこのペンギンは、何ペンギン?
目は目立たなくて、目の上に白っぽいラインがあるのが『目』みたいに見えます。
正面上向き。愛らしいクリッとしたお顔をしています。
イワトビの亜成鳥です。前回写真のほわほわヒナの、次の段階がこちら。幼綿羽が抜け落ちて、オトナと同じ水に潜れる羽になりました。でも、正羽になっても、イワトビの目印『黄色い眉とカンザシ飾り』はまだ生えていません。