ペンギン音頭

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王様ペンギンの場所取り、続いてます

2021-07-30 08:25:02 | ペンギン

抱卵ペアのメス(黄矢印)、ただ途方に暮れているわけではありません。ちゃんと様子をうかがっていて、高齢のお邪魔キングが足の治療で現場からはずれると、すかさずカレ(白矢印)に接近を図ります。



ですが、隅っこに陣取るボーイズペアに激しく威嚇され、Uターン。この群の中で一番若く、ペアになるのも初めてなので、強く出られないのでしょう。頑張れ!
越前松島の場所取りキング、もう少し続きます。

王様ペンギンの場所取り事情

2021-07-29 08:39:44 | ペンギン

前回からの続きです。真ん中奥で背中を見せているのが抱卵オス。手前に若手ペアが陣取り、右手奥にボーイズペア。場所取りは、お花見と同じで動いたらアウトです。なので、彼らは動きませんし、近づく者を激しく威嚇・攻撃します。
さらに、ペアでないけど「ワシもワシも」と仲間に入りたがる高齢オス(水色矢印)がスキを狙って構えています。抱卵オスは完全に包囲された状態。



そういうわけで、抱卵中のカレに近寄れなくて困っている、タマゴの産み主でした。

キングの抱卵中は、抱卵していないペアも場所取りで動かないことが多いです。また、抱卵個体を刺激しないために、その周囲の掃除をしないので汚れがたまってしまうこともよくあります。そんな事情を知って観察すれば、ペンギンがさらに面白くなりますよ。

王様ペンギンの場所取り

2021-07-28 08:45:07 | ペンギン

引き続き越前松島水族館。前回、抱卵する相方のところにたどり着けない若いメスがいましたが、そのわけは、『場所取り』です。
キングはペアが成立すると産卵に備えて場所取りをします。巣は作りません。
この2羽は、ご高齢ボーイズペア。越前松島のS席ともいえる隅っこの石組み前を確保しました。



A席に相当する鏡前でやる気を確かめ合っているのは、若手ペア。
そして、右から2番目の首を曲げて寝ているのが抱卵個体です。両側を場所取りペアにブロックされているのです。手前があいている?ように見えるのですが、石組みがあるのと、もう一つ事情がありまして。
つづきます。

王様ペンギンの抱卵ペア

2021-07-27 08:24:26 | ペンギン

越前松島水族館で抱卵中のキング父親(白矢印)に近づこうとするも、その他個体に阻まれる母親(黄矢印)。ベテランの個体なら邪魔者をかき分け小競り合いしつつ通り抜けるのですが、若いからか気が弱いのか、ブロックされっぱなしです。
つづく。

ペンギンのお昼寝スタイル

2021-07-26 08:21:50 | ペンギン

越前松島水族館のキングとジェンツー、お昼寝タイムです。腹ばい、直立、そして首を回してクチバシを『脇の下』にはさむのと、3種類のスタイルが見られます。どちら側にクチバシをはさむかは、好みがあるのか、右利き左利きなどがあるのか、興味があるところです。

アデリーペンギンの首模様

2021-07-25 08:33:15 | ペンギン

さてお立ち会い、アデリーの首がにゅいーんと伸びれば、ハートの上半分が見えてまいります。仲良し2羽が向かい合ってのラブ模様、名古屋港水族館の『南極の夏』は日本の冬にご覧ください。

我が道を行かんとするペンギン

2021-07-24 08:31:28 | ペンギン

海遊館のキング団体。「群れてられるかいな」というみたいに抜け出しつつある個体が。もともと群で生活する彼らは、群れるのがお得意。でも時々単独別行動する個体が見られます。1羽だけ泳いでいるとか、エサバケツを無視しているとか。100パーセント同調しないのが、全体としての生き残り戦略なのかも?

皇帝ペンギンの首模様

2021-07-22 08:26:08 | ペンギン

名古屋港水族館のエンペラー仲良し2羽。ぽってりむっちりです。首を伸ばすと、模様がこんなふうに広がります。



こんな不思議な形にも。なんだかパン生地でできているみたいな首。

ペンギンの目ヂカラ

2021-07-21 08:20:56 | ペンギン

名古屋港水族館のアデリー、2羽なかよくお昼寝中。目を閉じていても白いアイリングがあるので、『ちっちゃな目』に見えちゃいます。



目をパッチリと開けた状態がこちら。迫力の目ヂカラです。アイリングは人間のアイメイクと同じ感じなんですね。

ヒゲペンギンの御子様

2021-07-20 08:21:58 | ペンギン

ヒゲペンの巣にいる半分モコモコの後ろ姿はだれ?



そうです。ヒゲペンのヒナです。もうかなり大きくなっています。ヒゲペンの印『黒い帽子とアゴヒモ』も見えてきました。



おなかあたりはまだまだモコモコ。かわいい盛りです。「やっとここまで育ったか・・・」と感慨深げに見えてしまう親ヒゲペンギン。冬の名古屋港水族館でした。

おじぎするペンギン

2021-07-16 08:22:48 | ペンギン


京都市動物園のフンボルト、お辞儀をしているふうの姿勢ですが、じつは羽づくろい中。左脇から斜めに、クチバシでちゅくちゅくしてきた跡がすじ状に残っています。ナズナちゃん在りし日の姿でした。

お知らせ: 少し更新をお休みいたします。

南極の夏ふうペンギン

2021-07-15 08:38:53 | ペンギン


名古屋港水族館のペンギン照明、日本の冬は南極の夏モードになって明るいです。これは1月中旬の写真。前回の冬モードと比べると違いが歴然です。どちらもお昼前後の撮影です。



まわりを気にせず二人の世界にひたる皇帝様のご様子も、クッキリスッキリ観察できます。



壁画の「南極の景色」も明るいし、手前、アデリーの亜成鳥の背中上部にヒナのもふもふ幼綿羽が残っているのも見えますね。

そういうわけで、名古屋港水族館でのペンギン観察は寒い時期がオススメと思います。明るいし、明るい時間が長いです。アドベンチャーワールドでも同じくです。

季節を照明で表現するのはペンギンの身体サイクルを保つためですが、南極モードか日本モードかは施設によって異なります。

南極の冬ふうペンギン

2021-07-14 08:14:44 | ペンギン

名古屋港水族館のペンギン照明は南極モードになってます。なので、日本の夏至ごろがいちばん暗く、暗い時間も長いです。これは5月中旬の写真。



水中の照明は明るいので、陸上がやたら暗かったり、お化け屋敷で下から光を当てている幽霊みたいなペンギン写真になったりします。



こんなふうにも撮れますが、通年同じはずの壁画がなぜか冬空に見えてます。スマホだともっと明るく撮れるのかな?