アドベンチャーワールドのキング、換羽終了段階で首の真後ろに旧羽を残すのみ。ここ、わりと最後まで残るようです。
こちらは換羽後半に進んだ越前松島水族館のキング。けっこう高齢のオトナです。「ヒナの羽が抜けて大人になるところ」ではありません。イヌが通常年に2度毛が生え替わるように、ペンギンは年に1度全身の羽が抜け替わります。抜ける前の羽と新しい羽は同じ色です。ハラは白、背中はグレー、下クチバシにピンクの部分あり。
こちらがヒナからオトナに換羽中のキング、アドベンチャーワールド。抜ける前のふわふわ長い羽は全身ダークブラウン、抜けたところはハラが白で背中がグレー。そしてクチバシ全体が黒です。
ジェンツーペンギンのオトナ(成鳥)とコドモ(亜成鳥)の見分け方。
右がオトナ、頭の白いリボン模様が大きくて、白い目のフチとつながっています。
左がコドモ、夏前に生まれたヒナが『泳げる羽』になった姿ですが、まだ孵化して7ヶ月くらいです。目のフチの白は目立たず、リボン模様もつながっていませんし、形がはっきりしていません。モデルはニクスのジェンツーです。
おたる水族館のお散歩にて。もしもし、ジェンツーさんお顔見せてください。下のジェンツーさん、頭を下げてくださいませんか? 観覧車とペンギンで撮りたいので、じっと待ちます。
上ジェンツー、オッケー!でも下ジェンツーが・・・。でも頭の感じがシンクロしてていいかも? ペンギン写真はペンギンまかせでございます。でも最終的にはペンギンが写ってさえいればかなり何でもよろしいです。
おたる水族館のペンギン散歩、雪の広場で自由気ままに遊ぶジェンツーたち。巨大鏡餅型雪像から美しい姿勢で飛び降りる1羽。
着地でしっかりとコケました。一瞬のことで、ほかの個体にはほとんど動きが見えません。
ニクスのジェンツー、突然追いかけっこが始まりました。矢印の個体が拾ったカモメの羽が気になるのでしょう。
逃げるジェンツー、くわえていた羽を放してしまいました。
羽はふわりと宙に浮いていますが(円内)、しかもすぐ近くなのに、羽には目もくれずに追いかけ続けるジェンツー。なぜ追いかけていたのか忘れちゃったのかも。
ニクスのお散歩でコースアウトしたジェンツー若。飼育員さんの指導でロープの向こう側に戻るところです。氷の割れ目を飛び越えるかのような、大きなジャンプ!美しい空中姿勢。
お~っとあぶない!ぎりぎりで足がのりました! このあと滑ることもなく、無事にコースに戻りました。
前回からニクスの続き。さて、広場に到着したペンギンたち、慣れているので余裕です。1羽のキングは柵に足をかけて足指のお手入れを始めました。手前でポーズをとっているのはジェンツーの亜成鳥。まだ1歳になっていません。
前回から続きです、ニクスのお散歩。進んでいくと、雪と舗装面に段差が。しかも圧雪は斜面になっています。気軽に進むジェンツーたち、慎重に足下を見極めるキング(矢印)。
しかし、どうも慎重すぎる王様(矢印)、考え込んでいる様子。後から来た仲間に追い抜かれています。
登別マリンパークニクスのペンギンお散歩、路面は圧雪と凍結。あっ危ない! 右端のキングが段差で足を滑らせました。ぐっと力が入ります。かろうじて転倒は免れました。皆さんも雪道ではお気をつけて。
アドベンチャーワールドの仲良しペア、身体の大きさがずいぶん違います。小さめ個体とかなり大きめ個体が並んでいるので差が目立ちます。
同じペアです。ペンギンは、例えばニワトリのような性別による外見の違いがありません。オスの方が大きいことが多いですが、小柄なオスもいれば大柄なメスもいます。換羽前で羽が膨らんで大きく見えていることもあります。さて、このペアはどうなんでしょう? (アドベンチャーワールドではフリッパーバンドによる性別の表示をしていないそうです。)
アドベンチャーワールドで絶好調換羽中のキング。頭と首の後ろに残る旧羽がくたびれ感をかもしていますが、これが全部抜けたらピカピカすっきりリフレッシュしたお姿になります。
たしかに、換羽中は断食する個体もいる(野生だと海に入れないので食べられない)ので、くたびれている可能性もあり。でも、けっして病気ではありませんし、「ヒナのうぶ毛が抜けてオトナになるところ」でもありません。
アドベンチャーワールドのエンペラーひなちゃん、おなかすいたコールを繰り返していました。
こんなふうに食べさせてもらいます。「頭から喰われてるんじゃ?!」みたいな光景。
このヒナは何年か前のヒナです。今では立派に育っています。