「やっぱりワシはええ男や。」
デート中、鏡に映る自分を横目で見て悦に入っているようなガマ君。
京都市動物園の旧ペンギンプールには、鏡が置いてあったのです。
ガマ君のデートのお相手は、元カノのナズナちゃん。
この時は若いワサビちゃんとペアになっていて、ワサビちゃんが巣籠もりしているのをいいことに?ナズナちゃんとヨリを戻して仲良くしているガマ君。
じつは、ガマ君はもてるんです。だけど、それは、彼の体格が立派だとか、声がいいとかではなくて、圧倒的にオス不足だからだと思います。
「ペンギンの破壊力を見なさい!」
というわけで、ペンギンの恐ろしさを見せつけている・・・みたいな表情の登別ジェンツー嬢。
確かにペンギンは恐ろしいです。
人の心に入り込んで乗っ取り、あやつります。ペンギン行脚にペンギングッズと出費を強い、また、このようにペンギンかんけ~に費やす時間を増やさせます。
そしてその成果はわりとど~でもいいもので、有名になるわけでも儲かるわけでもなく、ただただペンギンにひれ伏すのみ。
もし人間に魂があって目で見ることができたら、ペンギン中毒者のそれはペンギン形をしておることでございましょう。とか考えると、ちょっとウレシかったりするのが、重症です。
「す、すべった!」
あ、ジェンツーさん、左足が氷ですべったようです。しかし、ぐっと力を入れて、踏みとどまりました!見事なバランス感覚!
登別マリンパークニクスでは、ほぼ通年ペンギンパレードをやってます。ですが、何と言っても冬は絶好調の彼ら。
登別では、雪の量はあまり多くありません。その代わり、降った雪が凍ります。冷え込みが厳しいです。そして、いつも風が吹いています。
ですが、皆さん寒さを忘れてペンギンパレードを見物しています。
「影と連れだって歩くもまた一興じゃ。」
孤高の名古屋東山王、影をお供に高台をお散歩中。旧ペンギンプールです。
夕日に照らされて、立派な影が壁に立ち上がっています。
「影ゆうたらこれでっしゃろ、影。」
クッキリとペンギン形の影を連れて、京都水族館のケープ。
京都水族館のペンギン展示は、屋内のようで屋内でない。ペンギンの上に屋根はないのです。
プールを三方から取り巻く観覧通路も、南と西はバルコニーのようにオープンタイプです。
ですから、自然光が入って影がクッキリ。もちろんペンギンもクッキリ見えます。
系列のすみだ水族館には及びませんが、ペンギンをはじめ動物をかたどったスナックなどがいろいろあります。
私は、冬季限定のペンギン饅が気に入ってます。甘さ控え目の蒸しあんまん。
ペンギン忍法「岩のフリ」!
越前松島のゴバン君、真剣な表情で岩と化しております。水面に映る姿も、岩とそっくり。(汗)
越前キングは左端の鏡壁前を陣地にしておりますが、ゴバン君は真ん中あたりのプールサイドも贔屓にしていて、ひとりでいることがよくあります。
こうやって寝転ぶには、足裏健康デコボコ床よりもフラットな床の方がいいのでしょうか?
観光名所には「○○岩」という名前のついた奇岩があったりします。もしこんな形の岩があったら、実際にはどんな名前がつくのでしょうね。
少なくとも「ペンギン岩」ではありませんでしょう。やっぱり、「ペンギン岩」ならペンギンの立った姿でないと、大多数の人には認識してもらえない、と思います残念ながら。
おかげさまでペンギンサイト『ペンギン・プレイス』は来月で開設10周年を迎えます。
ご覧いただきありがとうございました。まだまだ続けますので、これからもよろしくお願い申し上げます。
10周年記念として、これまでの「夏のお便り用ペンギンイラスト」をまとめて展示しております。
懐かしいとお感じの方、初めてご覧くださる方、お気に召しましたらファイルをコピーしてお使いくださいませ。
場所はこちら
http://www.geocities.jp/c83amngf/pp/summer14/index.htm
このページ右側の『ペンギン・プレイス』リンクからも、案内しております。
「ほんまイケてるわ、ワシ。」
ペンギンがこうしていると、どうしても自分を映してみているように見えちゃいます。
油壺のイワトビ、水に浸かった左足が、なんかカワイイ。
「もしもし、何見てはりますの?」
ゆらゆらと揺れる水影をお供に、バードランドのキングペア2組。
右のペアは揃って何を見ているのでしょう。ペンギンのペアは、動作やポーズがシンクロしていること、よくあります。
細道をブロックされた左ペアですが、いきなり「どいてや」と押しのけて通ることはありません。まずは様子をうかがっています。
なお、一番左の個体は、現在飼育されているキングペンギンで世界最長老のミッシーちゃん(推定37歳)です。そして、その相方セス君(推定35歳)。
このペアは、今年2014年も産卵しました。昨年は無精卵でした。高齢なので今年も残念タマゴかもとのことですが、達者で何より。
「うふふ、雪と氷は美容にようございますのよ。」
おたる水族館のジェンツーお嬢様、氷のような水に姿を映しています。
亜南極ペンギンのジェンツーにとっては、確かに雪氷は絶好調のバックグラウンドですね。お肌のツヤにも効果ありそうです。
でも、人間にはちょっとムリ。生き物の多様性を感じます。
いかがでしょうか、梅雨明けのうだる暑さに、ちょっと涼しさはお届けできましたでしょうか。
「しゅぎょ~ちゅ~でちゅ。」 「きもちい~でちゅ。」
海遊館キングのヒナちゃん、2羽揃ってカキ氷をあびています。
ペンギンがこうやっていると、見物人から必ず「お、修行中やん」と声がかかります。
カキ氷ポイントはここ1ヶ所なので、場所の取り合いにならないかとご心配の向きもあるようですが、彼らは静かに順番を待ちます。誰かが寝転んでいれば、気が済むまでそっとしておきます。
さてヒナ特集はこのあたりにて終了、次回からは趣向を変えてお届けいたします。またお立ち寄りくださいませ。
「ウチひとりで立てるねんで。」
南知多のジェンツーひなちゃん、こちらは早生まれさんの方です。
壁から辛うじて自立してはいますが、疲れたら頼れて安心、みたいな戦略でしょう。
ところでこの特別育児室、オープン型保冷食品販売ケースの中古品なのです。クッションフロアマットを敷き、透明寝室をしつらえ、透明フタを置いてあります。
内部温度は、この時は12度になっていました。ジェンツーは亜南極ペンギンですから、温度管理が大切。
「立っちできまちゅ~。」
寝室の外で立っているところ。でもよく見ると、プラスチックの壁にもたれているのがわかります。
これくらいの頃は、まだしっかりと立てません。親の身体にもたれているのをよく見かけます。
親はいませんし、いっしょに育っているもう1羽も、大きさは同じくらいなので、親の代わりにはなりません。自分で工夫しているヒナちゃん、かしこいですね。
「すやすや~。」
ジェンツーひなの無防備な、というよりも、バッタリと倒れて動けないんじゃないか生きてるの?と思わせる寝姿。
南知多で人工育雛中だったヒナちゃんです。ほわほわ綿羽が、ああもおたまらんです。
ジェンツーひなの綿羽はグレーと白の2色。フリッパー外側には白いフチドリがあって、オシャレです。足とクチバシは、早くも黄色。