旭山動物園の若いイワトビが、スロープの下を探っています。なんだかペンギンのやっていることがワンコと似ていると思うことが時々あります。
「まあまあ、落ち着きなはれ」と荒ぶる若いモンを押さえる長老、ではありません。キングのヒナちゃんです。フリッパーをバタバタしているのは、お父さん。
特にキングペンギンは、夫婦や親子など親しい相手にフリッパーを添えている姿がしばしば見られます。
海遊館のイグアナ(たぶん)。ヒーターライトの下でおくつろぎ中です。脱力して伸びた後ろ足に、リラックス感がみなぎって(?)います。
アドベンチャーワールドのペンギン王国2Fには、いろんなペンギン装飾があります。これはある年の作品。写真奥に見えているペンギンシルエットの電飾パネル、手前のキングたちの姿勢と見比べると、とてもリアリスティックなことがわかります。
旭山動物園、スロープを降りてくるフンボルト3羽を単独迎え撃つジェンツー、みたいな構図ですが。
フンボルト衆、サッと背を向けて去って行きました。へっぴり腰ふうの姿勢が、慌てて逃げているような感じを出していますが、これで普通の姿勢。ジェンツーが特に何かしたわけじゃないんですが。
「こっちやでー。」 キングが小さな皆さんを引率しているふうな形になっている旭山動物園のトボガン広場。キングとフンボルトのサイズ、そしてフンボルトのキョロキョロ動作が、引率者と児童役にピッタリです。
「おーい、うしろ、だいじょーぶかー?」 キング、ちゃんとみんなに気を配っているふう、フンボルトは団体で一時停止しているふう。もちろん偶然なんですが、出来すぎです。
「ボックス、よし!」 「ケーブル、よし!」 関西人なら脳内に「カンサイデンキホーアンキョーカイ」と聞こえてきそうな、旭山フンボルトの点検作業ふう。ペンギンはやっぱりなんだか人っぽいです。
海遊館アデリー、換羽終盤期のほわほわがキュート。古い羽が新羽に押し上げられるような感じで抜けていきます。
白い部分の白い羽は全部白くて、黒い部分の羽は先端だけ黒いのがわかります。黒い部分はこの羽がビッシリキッチリ重なっているので、先端の黒い部分だけ見えているわけです。
ついでに横顔。おちょぼ口みたいに見えるクチバシがかわいいですが、オトナの換羽です。ヒナからオトナになるのではありません。
「まだかいな、はよあけてやほんまー」ポケットに両手を突っ込み肩ごと首を前に出してガラスを覗いているおっちゃん、みたいなお姿。旭山動物園名物ペンギン散歩をお待ちかねの王様でした。
短いとき。というより、短く見えるとき。足と尻尾だけ水につかっています。
長いとき。普通に伸ばせばこのくらいです。旭山動物園のジェンツーでした。
アドベンチャーワールド海獣館でのフィーディングタイム。1羽のキングが飼育員さんにすり寄っています。バケツのサカナをセルフで頂戴するつもり?
このバケツは小さいサイズの皆さん向けなんですが、若干のキングとエンペラーがこちらをお好みのようです。
キング、狙いはバケツのサカナではなく、飼育員さんだった? さらにすり寄って密着しています。追い払うわけでもない飼育員さん。
しかしキングは重い。15キロはあるでしょう。よじ登られてバランスを崩し、手をついちゃった飼育員さん。まるでワンコのようなキングでした。
海遊館キングの優雅な水中姿。背中から細かな泡が出てきます。ついでに私の好きな『ペンギンの影』もクッキリ。
泡に包まれて浮かび上がっていくキング。泡も身体も上昇しているのでこうなります。