ペンギン音頭

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腹模様

2014-01-27 20:37:25 | ペンギン



フンボルトです。

南知多ビーチランド名物、フンボルトの給餌タイム。

このグループは岩山に陣取って人よりも目立とうという作戦。

押したりつついたり、大変な混乱状態です。こんなふうに落っこちる個体もいます。

ところで。右手前の個体にご注目を。

ハラ模様とラインが、とても個性的です。

福岡のフンボルトなにわ君(天王寺出身)と似ています。

ラインが極太で、ハラのゴマ点が中央縦長に集中しています。

フンボルトの模様は、基本は同じですが、かなりバラエティーに富んでいます。で、その個別の模様は遺伝するのでしょうか。

それともランダムに出るのでしょうか。

京都市動物園には、換羽のたびにラインの太さやゴマ点が変わる個体がいるようです。


何方様?5

2014-01-26 20:40:57 | ペンギン



皇帝様ですが、なにか?

これはもう一目瞭然です。

王様と比べると、どっしりと太い。体重が倍ほどありますから、さすがです。

首を伸ばすと黄色い模様が引き延ばされて、王様の模様との違いがよくわかります。

ですが、ペンギン中毒でない方々には見分けのつかないことが多いようです。

私もペンギンを鑑賞し始めた最初の頃は、写真を見てもどこがどう違うのか、わかりませんでした。

シベリアトラとベンガルトラの違いがわからないようなものです。アミメキリンとマサイキリンだってわからない。

あ、でもこれらは亜種なんですって。どうりで似てるわけですね。

分類でペンギン科の下にある種がエンペラーとかキングとかジェンツーですから、それに対応する例だと・・・。

イヌ科のイヌ、タヌキ、キツネ、コヨーテ、オオカミ。(ハイエナはイヌ科ではありませんそうです。)

ネコ科のイエネコ、ヒョウ、トラ、ライオン。

皆さん、いかがでしょう。このあたりは大丈夫そう?

でも、ピューマと雌ライオン、単独で見たらどうかとか。ヒョウとジャガーは斑点模様が違うと言われても・・・とか。

もちろん野生で見かけたなら、生息地により「こっちに決まっている」という判断はつきます。でも知っていなければお手上げ。

動物園でラベル見ないでハッキリと区別つけるのは、難しいことがよくあります。だからラベルは必要だし、読むべきモノだと思います。

ところで、江戸時代の日本画でトラとヒョウが仲良く一緒にいる図が時々あります。ヒョウは雌トラと思われていたそうです。


何方様?

2014-01-25 20:43:31 | ペンギン



ほわほわヒナちゃん。

あれ?ヒナのくせにヒゲがあるぞ。

ヒゲペンギンはヒゲがあってなんぼの商売やさかいな。

というわけではないでしょうが、こんなに小さいときからちゃんとヒゲがあるんですね。

ヒゲペンのヒナ独特のシルバーグレー幼綿羽を除けば、ほぼ親と同じデザインになっています。

知らなければ、単に他よりも色の薄い個体だと思うかも?

というのも、この巣は奥の岩壁にあるため、観覧側からとても遠いので、ちょっと見えづらいからです。

ところで、この写真は階段になった観覧席最上段で撮影しています。

そこからだと、ガラス前の観覧フロアよりもさらに遠くて、この巣まで20メートルくらいはありそうです。

実際どれくらい?写真撮るときにカメラで距離を見ればいいんだけど、見ないんだよね。ペンギンしか見てない。

と思ったのですが。あらためてカメラを手にとってビックリ。

対象までの距離を示す目盛数字が、ないではありませんか。

ついでに、画像のプロパティを見ても、対象までの距離は空欄です。

昔は、カメラでだいたいの距離が測れたのですが。

それにしても、毎度おなじみの自分の道具でも、案外よく見てないものなんですね。


何方様?

2014-01-24 20:45:16 | ペンギン



おでこと首に白い模様?

新種だ! 変種よ! あ、換羽中だ!

換羽で現れた羽毛の断面です。

黒いのは羽の先端だけ。中は白いです。

名古屋港冬の恒例「よちよちウォーク」に出演するジェンツーたちが楽屋から現れたところ。

「またあとでね」と、アイドルは足早に立ち去りました。


何方様?

2014-01-23 20:46:45 | ペンギン



左から、アデリー、エンペラー、アデリー・・・って、デカすぎじゃない?

望遠レンズで撮っているので奥行きは圧縮されます。近くに見えても、エンペラーと手前のアデリーは離れているはず。

また、アデリー2羽は擬岩に乗っかっています。

そういう条件を加味して見直ししても、やっぱりデカくないですか?右のアデリー。

左の個体と比べると、ボリュームが倍くらいありそうに見えます。

超ペンギン光線ビッグペンX波照射で身体がめきめきと大きくなった~みたいなアデリー。

これも「何方様(どなたさま)賞」に値しますね。

ペンギンは伸び縮みが激しいので、大柄な個体が身体を伸ばしたり羽を膨らませたりすると、別種かと思われるほど嵩が増えます。

「シャープペンシルだっけ?」とか思った御方は、お年寄り認定。

そうでない皆様はウィキペディアなどで「ビッグエックス」検索を。


何方様?

2014-01-22 20:48:23 | ペンギン



所変わって、こちらは名古屋港水族館。

えっ、何方様で?

そろそろ子育て終了の季節ともなれば、換羽が近いアデリー属。

抜け具合の妙で、新種と見まごうばかりのアデリーペンギンさんでした。


小樽人鳥模様3

2014-01-21 20:49:28 | ペンギン



「私から申し上げることは特にございません。」

ひとり控えめに過ごす娘ボボンちゃん。

ペン友さんの観察によりますと、ボボンちゃんは父ダディ君が好きみたいです。

そして、名古屋港出身のジェンツーボーイたちにモテてもいたそうです。

が、この日はそのモテ姿を見ることはできませんでした。

なお、名古屋港から来た6羽のうち、「ういろう」と「みそ」は残念ながら(おそらく昨年中に)腎不全で死亡。それで現在総勢7羽となります。

来冬のお散歩には、若鳥がデビューしますように。


小樽人鳥模様2

2014-01-20 20:51:51 | ペンギン



で、ダディ君ファミリーの母ボンちゃんはというと。

若いかつお君(左)に積極的な態度。

お散歩に出たジェンツー総勢7羽。彼ら2羽だけがちょっと離れて仲良し活動中です。

こちらも公式疑惑の関係。

ようするに、各自好きなようにやってるわけです。

ダディ君ボンちゃんと子供のボボンちゃん、きっとこの3羽は「ファミリー」ではなくて「群れ」だったのでしょう。

(彼らの他には、夭折した第二子ボンボンちゃんと、高齢の両親世代がいました。)

3羽が一緒に過ごした時間は長くて、絆も強くなっていたはずです。だからいつも固まっていた。また、他にペアを組み直す余地もなかった。

けれど名古屋からやってきた6羽とも馴染んで、群れが大きくなった。そこで前よりもパートナーの選択肢が増えた。

そんな感じじゃないでしょうかね。

定住性のあるフンボルトなどだったら、添い遂げることもできます。

でも亜南極の短い夏にわっと集まっていっせいに産卵子育てをするペンギンは、必ずしもそうはいきません。

厳しい環境で繁殖する種ほど、毎シーズン相手を選び直す傾向が大きいという観察結果もあるそうです。

そういうわけで、ダディ君ボンちゃんがペア解消したとしても、あまり驚くことではないのでは?

新しいペアを作るのなら、どちらもうまくいくといいですね。


小樽人鳥模様

2014-01-17 20:53:42 | ペンギン



おたる水族館です。

冬はジェンツーが主役。ペリ館ことペリカン舎をウインターハウスにして、毎日お散歩に出かけるのですが。

今期は彼らの関係にちょっと異変が。

仲良し親子で知られてきたダディ君ファミリーが、ついに解散か?!

父ダディ君(右)と名古屋港出身のなつちゃんのワケありげなツーショット。

長年連れ添った妻ボンちゃんを捨てて、娘ボボンちゃんよりも若いジェンツーガールと仲良し関係になった?疑惑が持たれています。

公式疑惑です。(飼育員さんの観察によってもアヤシイということ。)


人鳥騒動4

2014-01-11 20:55:09 | ペンギン



4羽の圧力強し!

手前の1羽、ついにプールに落とされるか?

前回の写真と並び順は変わりません。

首を伸ばしていた1羽も、追い落としに復帰しました。

右の2羽、うまくやったと仲良くほくそ笑んでいるのか?

で、被害者のすぐ後ろにいる相方個体ですが。よく見ると。

攻撃しているのではなくて、逃れようとしているみたいです。

実は、後ろから迫られ、前は踏みとどまる相方にブロックされて、あせって暴れていたのですね、きっと。

それで攻撃側に回ったように見えたのでしょう。

こんな騒ぎも、ちょっとした緊張を感じられる遊びのうちだと思います。

繁殖期に起こる争いではケガ人鳥が出ることもあるようですが。

登場ペンギン紹介。

落っことされそうなのは、ガールズペアのコナスビちゃん、その後ろは相方のハコベちゃん。

ならず者チームの右端はナズナちゃん、隣が元カレのガマ君、後ろ左端はカラシナちゃん。

ガマ君は、現妻のワサビちゃんがいないところでは、ナズナちゃんと仲良しです。


人鳥騒動3

2014-01-10 20:57:10 | ペンギン



え、ちょっと、なんで?

あれれ? からまれているのが1羽だけ?

前回の写真と見比べてください。

中央の個体、ペアの相方(茶バンド)からも攻撃されているように見えます。

前回のシーンではたじろいでいた個体(右端)が、反撃に出ていますね。

後ろで首を伸ばしてハイになっているらしいのは、御子様だからでしょう。カラシナちゃん若き日の姿です。


人鳥騒動2

2014-01-09 20:58:24 | ペンギン



なんやねん、あんたら!

反撃する女子二人組。

首をすくめている右端個体は、押され気味ですね。

でも、後ろの方では、どっち向いてるの?

ならず者の仲間割れか?


人鳥騒動

2014-01-08 20:59:27 | ペンギン



今回からあちこちのネタを。

ケンカに小競り合いはプールの花。

時々、誰が誰を攻撃しているのかされているのか、よくわからないことも。

京都市動物園の旧プールです。

中央の2羽はレディースペア。仲良く合唱で雄叫びしていたらならず者集団にからまれた、の図です。

フンボルト系の「四角い顔」は「気に入らない」しるし。

さあ、どうなるレディースペア。

ところで、「lady」は「レイディ」、複数形「ladies」は「レイディズ」(「ディ」はちょっと長く聞こえる)のはずですが。


岩跳大小

2014-01-07 21:00:36 | ペンギン



イワトビのペア。

ずいぶん大きさが違いますね。

ノビをしている方がメス。

海遊館のイワトビはミナミイワトビなので、もともと小柄です。

でも、その中でさらに身体の大小があって、キングやジェンツーよりも個体差が大きいように感じます。

小さなイワトビはピョンピョンですが、大きなイワトビは「ぼてぼて」と飛び跳ねているような・・・。


正面顔

2014-01-06 21:01:49 | ペンギン



アデリーの正面顔。

わりと「濃い顔」ですね。

ぐっと彫りの深い目。その周りはパンダのようになっています。影でひときわ黒い。

ん~、この顔、何かに(または誰かに)似ているのですが。

ヒョットコのお面?

頭から肩にかけての感じ、悲劇の怪獣ジャミラ?

信楽焼(しがらきやき)のタヌキの置物、古いタイプはこんなんじゃなかったでしょうかね。