この冬の旭山動物園。キングのヒナちゃんも元気にお散歩に出ていました。
夏は換羽の季節。絶好調換羽中につき、泳げないフンボルト。
こちら、換羽済みで涼しげな同僚たち。越前松島水族館でした。
キング上陸の瞬間。水しぶきとともに飛び上がり、腹で着地します。空中にある時からこのようにフリッパーを広げ足は腹に引きつけておいて、
着地後すぐ立ち上がれるようにしています。フリッパーで身体を支えつつ立ち上がるところです。
モデルは越前松島水族館のキング母子。上がお母さん姫様、下が御子様13番。上陸ポイントにはマットが敷いてあります。
前回写真で抱卵していたハッちゃんのところへ、相方アクアス君が戻ってきました。いきなり身体をうにょーーんと伸ばして高らかに歌います。
歌い終えるとちょっと反省ポーズみたいな姿勢に。すかさず今度はハッちゃんが身体を伸ばして歌います。下半身があまり伸びていないのは、タマゴを足の上に置いたままだから。
今度はアクアス君。さっきと同じ写真ではありませんよ。
お次はまたハッちゃん。キッチリ交互に鳴き交わします。この一連の動作は相互ディスプレイと呼ばれ、ペアの絆を確かめていると考えられています。
ところで、越前松島水族館なのにアクアス君とは? じつは、彼は島根のアクアスからブリーディングローンで赴任してきているのです。これまでに登場した姫様もそうです。
こちらは別のキング。抱卵中でも、かゆところをかいたり羽づくろいしたり、できちゃいます。キングの首は伸縮屈曲自由自在。
もちろんタマゴの点検も怠らないハッちゃんでした。
前回と今回の写真は2019年夏の越前松島水族館。タマゴは残念賞でした。今年の夏に期待しましょう。
キングがこんな姿勢でじーっとしていたら、(1)タマゴを温めている(抱卵)、(2)タマゴを温めている気分になっている(疑似抱卵)、です。
越前松島水族館のキュウ君、(1)抱卵中でした。ノビをした時など、時々タマゴが見えることがあります。大きなタマゴ。重さは320gほどだそうです。
お知らせ: ちょっとだけ更新をお休みいたします。
前回の顔なしジェンツー、今度は長い首を見せてくれました。ノビをしております。
奥の方、抱卵中のキングは胴体に頭部がめり込んでいます。
前回写真の『足の主』は、こちら。左がアデリー、右がエンペラー(コウテイ)でした。
体重はアデリーが5kgほど、エンペラーが30kgほどです。数字以上にボリューム感がすごい。
ここアドベンチャーワールドには約40kgのエンペラーもいるとのことです。
さてこちらは前回登場した亜成鳥の1年センパイでございます。クチバシのピンク色は出ていますが、胸のオレンジ色はまだ薄め。
特徴は胸に点在する黒っぽい斑点。
反対側から見ると、胸の小さなポツポツがよくわかります(左個体)。これは見分けポイントになるのか? それとも成長につれて消えていくのか? 今後が注目されます。
この亜成鳥は女子で、2019年12月に越前からアクアスへお嫁入りしました。アクアスにおいでの皆様、どうぞよろしく。
こちらは越前松島水族館のキング、手前がお母さん、奧がその御子様。亜成鳥になったところです。親子の違いがよくわかります。
亜成鳥は、トレードマークの黄色いイヤーパッチに、まだ少し黒っぽい部分あり。下クチバシのピンク部分が黒っぽい。胸元の黄色が全体に薄い。
前回のエンペラー亜成鳥、同じような角度で成鳥と並んでいます。違いがハッキリ。
ヒナのモコモコ綿羽が抜け落ちると、体格かなり小さめでこの模様になり、次の換羽でオトナと同じ外見になります。なので、期間限定のレアなお姿。よく見ておくがよかろうぞ。
エンペラー亜成鳥はどれでしょう? 前回のアデリーと同じ部屋です。若手エンペラーがアデリー、ヒゲと同居しています。
答えは、3羽のエンペラーのうち左の、左向き個体です。側頭部が黄色でなくグレーなのが、この写真でもわかります。