葛西のイワトビ、エサバケツを片付ける飼育員さんを追っかけます。フンボルトもいますね。
桜吹雪に驚喜乱舞するフンボルト!じゃなくて、葛西のお食事タイムのデザートにオキアミがふるまわれているところです。
何しろフンボルトペンギンの数が多いので、メインコースの小アジも大きなバケツからバラマキで投入されます。
同じく葛西のイワトビ、奧は亜成鳥です。手前の成鳥と比べると、『眉』が薄い、ピンピンひらひらの飾り羽がない、顔の下半分が白い、のがよくわかります。
ほわほわのヒナから変身した直後は、『眉』はまったくありません。亜成鳥スタイルは次の換羽シーズンまでの期間限定です。
葛西臨海水族園のフィーディングタイム。バケツの中身をイワトビがうかがっています。器用に取り出してつまみぐいします。
屋外の給餌では野生の鳥による横取りがしばしば見られますが、ペンギンにもご用心。これはフンボルト用のサカナなんです。
登別王のあくび。お口の中、上あごに並んだ突起が見えますか? 喉の奥に向かって傾斜して生えてます。サカナを頭から丸呑みにする時、サカナが逆戻りしにくい構造です。舌にも同じように突起があります。ペンギン全種共通仕様。
登別のジェンツー、お昼寝タイム。案外むっちりぽってり。
さて、目はどこに? 閉じた瞼が、白い模様と区別がつかなくなっちゃってます。白いリボン模様の下先端にあるはずなんですが。
登別マリンパークニクスのペンギンプール、こんな所にジェンツーが上陸しています。プールのアクリルを支える柱の上。
彼らは垂直に立った姿勢で水から飛び上がるので、こんな狭いところにもスタッと上陸できるのです。
ネットは10年ほど前(?)、彼らがやって来た時に設置されました。これがなければ、こちら側に2メートルほど落下あるいは飛び降りの危険が。
葛西のこのペンギンは、何ペンギン? 黒っぽい背中と白っぽいハラが、少し前に登場したコガタペンギン似ですが、プロポーションが違いますし、斑点があります。
フンボルトの亜成鳥です。ヒナが大きくなってほわほわの綿羽が抜け落ちると、こうなります。
成鳥はこちら、胸に一本線がクッキリ。モデルは越前松島。
「あれ、見てみ。」 「おおーっ。」
葛西のペンギンプール、コガタペンギン区画をのぞくイワトビたち。
「どれどれ?」 「ワシらもほしいなー。」
どんどん集まって来ました。フンボルトも混じっています。ネットの向こうでは、コガタペンギンがお食事中。「あれが終わったらワシらの番」と知っているので、確かめているのかも。イワトビはこのあと奧の別会場でお食事です。
葛西臨海水族園で「赤ちゃん!」と呼び声のかかることがよくあるコガタペンギン。フェアリー(妖精)ペンギンとも呼ばれます。オトナでも赤ちゃんに見えるのは、身体に比して頭部が大きいからかも。
こちら、お食事中のフンボルトと比べてみましょう。背中の長さ、頭の何個分? ずいぶん長ーく見えますね。
葛西のペンギンプール、右寄りの囲いにいるペンギンは、赤ちゃんではありません。コガタペンギンまたはフェアリーペンギンと呼ばれる小型の種類です。もちろん、コガタペンギンの赤ちゃんは有りですけど。
手前の個体のように、歩く姿勢はかなり前傾してます。奧の2羽は水に入る構えなので、特に前傾。ちょっとペンギンらしくないかも。
葛西臨海水族園のイワトビです。シャッター遅くて、イカす飛び込みがシュールなお姿に。あ、ほら、水かきが赤く透けて見えて、きれいです。
この記念撮影用背景のキング3羽、どこかで見たことありませんか? 写真は2014年に登別で撮ったのですが、このペンギン図はフリー素材なのか、いろんなところで目にします。シール、ノート類、シルエットがファブリック類にも使われているのを目撃しました。ちなみにこの3羽は婚活中の一コマ。
こちらは越前松島水族館の外壁ですが、この2羽もあちこちで目にする有名ペアです。左右反転していたり、地面や背景は加工されていることがあります。
探してごらんになっては?