若様お笑い活動その2。
好奇心のおもむくまま、囲い枠の検分はさらに続きます。
お手々が~、いえフリッパーが何とも言えぬ曲がり具合。
他の4羽は、寝転んだり羽繕いしたり、あとは看板をながめたり。たまには小競り合いもありますが、全体に落ち着いています。
せかせかとあちこち歩き回りのぞき回りクチバシを突っ込んだりするのは、若様だけでした。
見ている側にしてみれば、サービス満点のおもてなし。
だけど、これでヨメは得られるのか、ちゃんと子育てできるのか、心配になります。
若様お笑い活動その2。
好奇心のおもむくまま、囲い枠の検分はさらに続きます。
お手々が~、いえフリッパーが何とも言えぬ曲がり具合。
他の4羽は、寝転んだり羽繕いしたり、あとは看板をながめたり。たまには小競り合いもありますが、全体に落ち着いています。
せかせかとあちこち歩き回りのぞき回りクチバシを突っ込んだりするのは、若様だけでした。
見ている側にしてみれば、サービス満点のおもてなし。
だけど、これでヨメは得られるのか、ちゃんと子育てできるのか、心配になります。
若様お笑い活動その1。
待機所の囲い枠に首を突っ込んだ若様。
イヤーパッチのあたりにご注目を。
細いパイプが、ぐに~っと首に食い込んでいます。
キングの首はよ~く伸びます。だからこのあたりは伸縮性抜群。ついでに手触りも最高。
皮膚が伸びるので、こうなっていてもヘ~キなんですね。
大阪冬の名物、海遊館のペンパレ。
今年のパレード要員待機所は、チケットブースのすぐ裏。階段の下です。
脇目もふらずに階段を上り、「ええ~っ、おらんやん~」と思った私。振り返れば、ペンギンを取り囲む人垣。
上から様子を撮りたかったのよ、というフリをして、まずは写真を1枚。
人垣の写真を載せてもしかたがないので、間近の直見(じかみ)ペンギンをどうぞ。
オス2羽メス3羽。
奥で何か点検をしているのが、おなじみ若様。
その左に見える、両側にバンドをしているのがコミミ姫です。
残りは300番台の転入組で、前回も出ていた3羽です。
300番ちゃんと302番君は、さりげなく仲良しです。前回もそうでした。
若手というよりも、御子様。
8月生まれのヒナちゃんです。
今や小柄なお母さんよりも大きいかも。
それでもヒナですから、こうやって食べさせてもらいます。
心なしかお母さんがやつれて見えます。子育て中の個体には、多めにサカナが与えられるのだそうですが。
相変わらず観客から「あれなに~?」コールが聞こえます。
以前と違うのは、かなりの度合いでお連れさんが「ヒナやん」と言っていること。
TVや雑誌で見たことのある人が増えているのでしょう。
だけど、実物を見るのは貴重な体験。キングの巨大ヒナちゃんを目撃された方、よかったですね~。
ただ今の最若手。
ただのモフモフ塊に見えているのが、10月生まれのヒナちゃん。
父親は責任を取らずに逃げた(?)ので、母親単独では子育て困難と判断され、仮親の出番となりました。
競うようにモフモフ塊を羽繕いしている2羽がそうです。1羽はクチバシしか見えてませんけど。
とっても仲良しの男子ペアです。
コミミ姫を育てていたのもオスペアのようでした。彼らだったのかも。
しかし、父親不明だと、育ってからの繁殖が困りますね。血統管理してますから。
それとも、DNA鑑定で父親を特定することができるのでしょうか。
若手紹介その4。
堂々たる白ハラを見せているのは2012年生まれの若王様亜成鳥。
その左の横向き個体が、前回登場の同期若姫様。
孵化したのは若姫様の方が3週間ほど早かったのではないかと思います。
ですが幼綿羽が抜けたのは若王様の方が先でした。
キングのヒナ期間は長いので、成長過程で追い抜いたりすることもあるんですね。
若王様は泳ぐのが大好きで、ガラス際でバシャバシャしていることも多いです。
若手紹介その3。
右は2012年生まれの若姫様です。
ただいま旬な亜成鳥。のびのびと育ち、姫様にしては大柄です。
なぜか、このように母上キングと一緒にいることが多いです。
子離れ親離れができなくて、そのまま仲良しになってしまったのでしょうか?
少し前、人間界では、母娘がペアルックなど着てお買い物、そっくりな上に仲良しで「一卵性親子」なんて呼ばれたこともありました。
もしかしたら母上はガラス越しに人間を観察していて、自分も娘を授かったのでマネしてみたのかも?
キングは人間っぽいので、そんな想像が似合います。(ペンギン中毒認定)
若手紹介。
続いてジェンツーガール。
手前がそうです。メスの亜成鳥で、アイリングがまだありません。
奥は親世代のオス。でも、アイリングがあまり目立ちません。クチバシも細くて女のコ顔。
やっぱり、ジェンツーはどれもみんなガールに見えます。
若手紹介。まずはアデリー小僧。
ではなくて、アデリー娘。
だけど、このヤンチャな面構えは男のコめいています。
ところで、上過半が黒、下が白。この配色、銘菓鈴カステラに見えてしまうのは、私だけでしょうか。
「もおちょっとや。」
ぐ~んと首を伸ばし始めたジュニア。
これ以上は近寄れません。飼育員さんが立っているのはちょっと出っ張った水際なので、ホッケの真下は水面なのです。
早くしないと飼育員さんは奥に引き上げてしまいます。あせるジュニア。
するとその時。
「ホッケを狙っているペンギンがいるので、このへんで」と、通路のガイド係の声。
そうです。飼育員さんは気づいていなくても、通路から見られているのでした。
ホッケは引き上げられ、観客には笑われ・・・。ジュニア、残念でした。
でも気にする様子はなく、「へへ~ん」と壁際に戻って行きました。
続きのサカナをゲットするためです。
ちゃんともらえることはわかっていて、でもちょっとイタズラしてみたい。そんなヤンチャぶりが、なんともカワイイ。
なお、ジュニアの顔がぼやけているのは、ぼかしをかけたのではなくて、ガラスの水滴です。よけられませんでした。
給餌タイムには人が集まるので、前列はしゃがむことになります。しゃがんだら、足が痛くても場所が悪くても、立てない動けない。そんな目に遭うことも。ご注意ください。
ホッケを見つめるジュニア。
目つきはもちろん、全身が真剣そのもの?
海遊館、今月3日の様子です。
給餌タイム、通路のガイド係の説明に合わせて、中の飼育員さんがサカナをぶら下げて見せてくれます。
「皆さんから見て右がホッケです。」 するとその時。
「ワシから見たら正面でんな」と、近寄ってきたジュニア。
「気がついとらんよ~やな。」
飼育員さんは通路の観客の方を向いています。背後から忍び寄る黒い頭。さあ、ホッケの命運は?!
これが現場写真。
小さな石がお好みのようです。
尖ったクチバシの先で、器用にはさんでいます。
この右赤君(たぶん)も、もう1羽のオスらしき顔の個体も、これくらいの小さな石を選んでいました。
巣の構築段階により選ぶ巣材が異なるのか、集団ごとの文化があるのか、個体の好みなのか。
ペンギン心はフクザツです。
真剣な石選び。
さすがに繁殖期が近いからか、マイホームに小石を運ぶ姿も見られました。
一面砂利敷きですから、選り取り見取り。さて、彼らのお好みな石はどんなのでしょう?
1.かなり平たい石
2.わりと細長い石
3.なるべく小さい石
4.ほぼ丸い石
石運びの現場写真は次回~。
巣穴に潜むペアを発見。
鯉池ごしに見えました。中で寝転んでいるのは、タマゴがあるのか、くつろいでいるのか。
真面目にカウントして、全部で11羽確認しました。
フンボルトペンギンの紹介はかなり充実していましたが、個体紹介は見当たりませんでした。
プール際から。静かな水に映った姿が、クッキリ。
小さめのプールですが、高低差のある石などで変化をつけています。
このような、ちょっとした工夫が見た目を良くするだけでなく、ペンギンにも好ましいと思います。
何もないフラットな場所よりも、行動のパターンに多様性が出ます。
巣箱になっている陸地の擬岩にも登れるようになっていれば、彼らは喜んでよじ登るでしょうが。