ペンギン音頭

お気楽ペンギン生活・ほぼ毎日更新ペンギン写真コラム どうぞよろしく!

ケープペンギンの親子(C)

2016-07-31 08:49:27 | ペンギン



京都水族館のケープ親子、3組目はこちら。ヒナちゃん、お外に出たそうです。

巣穴の奧で見守っているのは、ここもお父さんのようです。ペンギンは夫婦共同で子育てします。




ヒナちゃん、綿羽が抜けたお顔はキリッとしてます。ズルイほどカワイイ。

このような石に似せたFRP製の巣箱は、天井部分が取り外せるようになっています。




段差がクリアできたヒナちゃん。でも、お出かけはまだここまで。

ヒナの体のサイズはオトナとほぼ同じ。幼綿羽がびっしりと立って生えているので大きく見えます。オトナの羽はもう準備出来ていて、あとは幼綿羽が抜けたら亜成鳥の一丁上がり。


ケープペンギンの親子(B)

2016-07-30 08:47:51 | ペンギン



こちらは別の親子。お父さんといっしょに、巣箱におさまっています。

お顔の綿羽が抜けてきて、もこもこの着ぐるみから『顔出し』みたいな状態に。




独りでお留守番、お昼寝中のヒナ。フリッパーの先端も、綿羽が抜け始めています。




お父さんが戻ってきました。お昼寝続行のヒナちゃんをアップで。

通路側に並ぶ巣箱は出入り口が通路ガラスに向いています。彼らは「ガラス越しに手を出されることはない」ことを知っているし、この向きだと他の個体から妨害を受けることも少ないので、安心して子育てができるようです。

せっかく見やすい位置にいるのですから、そっと静かに観察しましょう。見頃は冬から春ですよ。


ケープペンギンの親子(A-3)

2016-07-29 09:25:28 | ペンギン



「おっ、これはいかん。」 「と~ちゃん、ど~したん?」

ヒナを守ってお留守番中のお父さん、何かに気づいたようです。




「ええか、じっとしてるねんで。」 お父さん、『何か』に背を向けて、ヒナを隠しました。




「取られたらかなわん。」 やって来たのはフィーディングタイムの飼育員さんでした。真剣にヒナをかばうお父さん。

彼らは野性マインドが残っているので、例外的な個体は存在するものの、飼育員さんに『慣れて』いても、『馴れて』はおりません。

しかも、時々『ヒナどろぼー』されるのも事実。体重測定その他健康状態のチェックでヒナが取り上げられるのです(すぐに戻ってくるけど)。「取られてなるものか」というケープ父さんの気持ちも、無理ありません。

なお、この時は飼育員さん通りかかっただけでした。


ケープペンギンの親子(A-2)

2016-07-28 08:21:19 | ペンギン



しばらくして。「ウチ、ちょっと泳いでくるわ。」 「行っといで。」

ヒナちゃんもお昼寝、お母さんは休憩に出たいようです。




お留守番のお父さんとヒナ。

この巣には屋根がありません。飼育場全体は自然光の入るスノコ状の屋根で覆われているため、雨が降ります。この両親は、ヒナに覆い被さって雨から守っていたそうです。

あと1回つづきます。


ケープペンギンの親子(A-1)

2016-07-27 09:05:32 | ペンギン



ケープペンギンの親子特集! 京都水族館で春に撮影した親子写真を何組かご紹介いたします。

こちらは一番高い『岩山』のてっぺんにある巣。窪みにおさまっているのはお父さんと子供、お母さんがガードに立っています。




「ちょっと、何なん?あんた~。」 闖入者あり! お母さんが素早く迎撃に出ます。

ヒナちゃん、お父さんの背中越しに威嚇してます。カワイイけど、相手に向かってまっすぐ首を伸ばし膨らませた顔をぐるぐる左右に回すのは、威嚇のポーズです。




「えろうすんません。」 おとなしく引き下がる闖入者。ヒナちゃん『ドヤ顔』に見えます。


暑い~!ペンギン

2016-07-26 09:21:59 | ペンギン



日本の夏。フンボルトの換羽。

年に一度の衣替えですが、脱いでから着るのではなくて、いっとき二重の羽毛で覆われている状態なので、見るからに暑い暑い!




水際にじっとしています。換羽中は水に入れませんが、少しでも涼しいのでしょうか。

右端のペンギンは、かなり旧羽が抜けてきたので泳いでみたものの、「どーも調子出んわ」とすぐに上陸してしまいました。




この時期泳いでいるのは換羽終了した個体(右)と、換羽始まってない個体(左)。なので、プールがとてもすいています。


こわ目の若王様ペンギン

2016-07-25 09:04:25 | ペンギン



目つき鋭いキケン生物!に見えちゃうキングペンギンの若様。

尖ったクチバシでグサッとひと突き、血をちゅうちゅうと吸われちゃうんじゃないか?!まさか。




ぼんやり水に浮かんでいても鋭い目つき!に見えるのは、黒目の色が薄いからでは?

キングのヒナは『こわカワイイ』魅力がありますが、ほわほわ綿羽を脱いでからも、まだまだ『こわい』ニュアンスは残っていると思います。

オトナになるにつれて、黒目の色が濃くなり、まっ黒なお顔になじんでいきます。




泳ぐ姿も堂々とした若様。立派な王様になるといいですね。数年前の旭山動物園でした。

なお、水中のペンギンの目が白く見えるのは、別の事情があります。目を保護するための透明な第三のまぶた『瞬膜』が目を覆っているのが、白っぽく見えるのです。


仲良しキングペンギン

2016-07-24 09:07:57 | ペンギン



相棒の背中をぽちっと指圧(嘴圧、読み方同じ!)する旭山の仲良しキング。

ただの通りすがりの者かも?ってことはありません。仲良し(親子含む)でなかったら、次の瞬間「やめてんか!」となります。




ほら、このとおり。「このへんはどや?」 「ん」 みたいに、まったりしてます。




「やっぱりここやな」 「ん」

5月から6月、換羽が終わるとキングの婚活シーズン。この2羽もピカピカの羽でペアご成立?



益々気分が盛り上がり、首なんかからませたりして。ただしオスどうし。

まあ当事者が満足であればそれでよろしい。それに、あちこちの飼育施設で、同性ペアは仮親として活躍する例が見られます。


ペンギンの飛び込み2(キング2)

2016-07-23 09:08:14 | ペンギン



では、どうするか見てみましょう。




おおっ!




いきました! 勢いよく画面からはみ出しました!

このキング、何回か岩にのぼっては飛び込んでいました。「フォームに納得できるまでやってた」とか、「遊びを楽しんでいた」とか、「ひまつぶし」とか、「修行」とか、解釈に見る人のキャラクターが出そうです。


ペンギンの飛び込み1

2016-07-21 08:40:23 | ペンギン



初夏の旭山。プールにそびえる岩の上に立つのは、イワトビ(左)とフンボルト亜成鳥。




フンボルト亜成鳥のきれいな飛び込みフォームでした。

気がついたらイワトビが消えていた・・・のは、先に飛び込んだんだと思います。


涼しげなペンギン2

2016-07-20 09:18:27 | ペンギン



「しばし待たれい!」 行列の先頭まで驀進してきたトボガン王。そのまま寝転んでいると、仲間がつまづきますよ。王様は(わりと)下を見て歩きません。

で、少し後のシーンでは、




「これで余とは気づかれまい」って、列に紛れて澄まし顔で歩いて行きました。

特に澄ました顔してて、体が濡れていて、フリッパーに雪がついているのが、先ほどのトボガン王です。

今日も、マイナス4度の旭山ペンギン写真でした。


涼しげなペンギン1

2016-07-19 08:41:47 | ペンギン



梅雨も明けて日差し厳しい真夏となりました。雪ペンギン写真でしばしの涼を。

トボガンで行く旭山散歩王。全身雪まみれで驀進しております。この時の気温はマイナス4度くらいでした。




ちょっと休憩・・・していると、てけてけ歩いてきたジェンツーに追い抜かれそうです。教訓的です。

腹這いになって進むトボガン(そり)の推進力は足。フリッパーをハデに動かしますが、その力で前進しているわけではありません。


ペンギン真昼の対決

2016-07-18 08:50:07 | ペンギン



ぴた。 「うっ。」 「あ。」 「まずい。」

日の当たる坂道をおりてきたフンボルト衆、立ちふさがるジェンツー。フンボルトが立ち止まりました。




くるり。 「サイフわすれた~。」 「ワシも。」 「ワシもや~。」 いっせいに回れ右、立ち去るフンボルト衆。

手強し、ジェンツー。早春の旭山動物園でした。


もふもふもふジェンツーペンギンのヒナ

2016-07-17 08:45:22 | ペンギン



もふもふかわいいヒナちゃん、お母さんといっしょ。

海遊館ジェンツー、今年は3羽のヒナが誕生しました。左端の巣、もふ1は6月17日生まれ。孵化して4週間くらいです。




お父さんの横に立ったままおねむの、もふ2。真ん中の巣です。こちらは18日生まれ。




寝転んでキメ顔!もふ3は17日生まれ。6月右端の巣です。6月23日の記事に出した、あのちっちゃなヒナちゃんが、ここまで大きくなりました。

手前にあった巣ではヒナの誕生はなかったようです。3羽のヒナ、すくすく育ってほしいですね。