巣穴から出てきました。顔の下半分がグラデーションで白くなっているのがキュート。
巣穴から外をうかがうフンボルト亜成鳥。ほんわり白いホッペが、手前にいるオトナとは全くの別顔です。越前松島水族館フンボルト若鳥、もう少し続きます。
「えーーいっ!」と飛び降りました。身体がうにょーーんとのびています。
スタッと着地。フンボルトペンギン、見かけよりも身軽です。
野生棲息地を模した土の飼育場には、大きな模造サボテンがにょきにょき生えています。彼らのお好みのまま、穴掘り放題。
フンボルトペンギンの野生生息地は南米、チリやペルーの海岸。どこでもサボテンが生えているとは限りませんが、乾燥した土地です。気候は温帯に属しますので、日本の屋外で大丈夫。夏になると暑いのは私たちと同じなので、日陰やミストでしのぎます。
実家の屋根に上っていた越前フンボルト若鳥。おりるのか、落ちるのか?
孵化して1年ほどはオトナと異なる亜成鳥ファッション。ほんわりカワイイのですがヤンチャざかりです。
「お戻りください。」 「いやじゃ。」 越前松島水族館、冬の名物オウサマペンギンのお散歩で、散歩道沿いに並ぶ観客の中に乱入したアクアス君。
彼はアクティブかつ好奇心旺盛で、どこに行くかわかりません。それでいつも2人か3人警護!の係がつくのですが、それでもスキを突いて飛び出します。
「わ!」とビックリして立ち上がる越前新米母王様の姫様。フリッパーで水が跳ね上がる勢いです。
プール際でお昼寝していたら、ヒナちゃんがおしりをチュクチュク。たぶん、羽づくろいのつもり。子供はすぐに親のマネをしますからね。
遊ぶの大好きだった『ギャル』時代を経て、今や初めての子育てに忙しい姫様。すっかり大きくなったヒナの背中をチュクチュクと羽づくろいしてあげてます。(ヒナの頭は右側)
左端に立っているのはヒナの父親ではありません。キングには子育て本能旺盛な個体が多くて、単身だとスキがあればよそ様のヒナでも『可愛がってやろう』と迷惑行為をすることがよくあります。越前では、ヒナが小さい頃、メイワク度の高い個体(オスばっかり)をバックヤードに隔離したものの、1羽退場すれば次のメイワク個体がメイワク増大・・・というわけで次々とバックヤード入りになってしまったそうです。
越前松島水族館では昨年もキングが繁殖しました。お母さんは、しまねアクアスからブリーディングローンでお輿入れの姫様。オトナになって即のおめでたでした。
こちらは姫様の若い頃、亜成鳥時代のお姿。黄色いイヤーパッチも小さくてクッキリしていません。
アドベンチャーワールドのアデリーペンギン、抱卵中。まん丸ですね。タマゴがちらっと見えてます。
お知らせ: もう少しお休みします。
エンペラーペンギンのヒナ、孵化直後はとてもちっちゃなフリッパー(翼)なんですが、体重10キロほどになりますと床につくほど長くなります。体長との割合でいえば、この頃が最長。オトナのエンペラーは、身体に比べてフリッパーはそれほど長くはありません。
お知らせ: しばらく更新をお休みいたします。
歯がありません。越前王サン君がお年寄りだからではなくて、ペンギンは鳥類なので歯がないのです。
サカナは頭から丸呑み。サカナがバックして口から出ないよう、またスムーズに喉に進むよう、舌と上あごには奧の方に向いた突起がびっしり並んでいます。
くわっとクチバシを開けると、目のあたりまで裂けるような大きなお口。口を開けた時の両クチバシ先端間の距離は、ペンギン全種中最大とのことです。
かなーりお年寄りキングの越前サン君。若い頃からクチバシが大きくて立派でしたが、今は上クチバシかなり盛ってます。
ペンギンのクチバシは高齢になるとゴツゴツと肥大する例が見られます。これまで見たところでは、イワトビやマカロニでよくありますし、どの種でもオスの方が目立つようです。もちろん、高齢オスでも若いモンと同じようにつるんとしたクチバシをしている個体がいます。
あーああー!と、盛大にノビを始めました。前回のキリッとしたお顔から、です。
んんんーっ!と、伸ばした首を付け根から曲げたり。フリッパーの伸ばしかたもすごいです。
ふうー、スッキリ。フリッパーと首を戻します。
で、何か? 再び可憐なすまし顔をキメるジェンツーお嬢様でした。
前回紹介いたしましたペンギンの爪、お顔を掻くのにもお役立ちでございます。フリッパーでバランスをとりつつ振り上げた足の爪でお顔をかきかき。越前松島水族館のハッちゃんでした。
なんか踊っているように見えるので、私は『ペンギン音頭』と呼んでおります。