柵を越えたいフンボルトペンギン、まずは一息に飛び乗りました。そして、
えいっ!とジャンプ。宙に浮かんでいます。
見事なむちむち『ふともも』、じつはスネ。着地の瞬間は足を伸ばしていますが、
身体の落下に合わせて足を曲げ、着地のショックを吸収します。きれいに決まりました。チューリッヒ動物園でした。
柵を越えたいフンボルトペンギン、まずは一息に飛び乗りました。そして、
えいっ!とジャンプ。宙に浮かんでいます。
見事なむちむち『ふともも』、じつはスネ。着地の瞬間は足を伸ばしていますが、
身体の落下に合わせて足を曲げ、着地のショックを吸収します。きれいに決まりました。チューリッヒ動物園でした。
前回のアオサギ、S字形の首をぐっと縮めると、こうなります。
このペンギンも、首は同じようになっているのでしょうね。外からは見えないですけど。
ペンギン池にサギはつきもの。バーゼル動物園でも、アオサギが我が物顔に歩いておりました。
長ーい首をS字に曲げております。サギだからではなくて、鳥はみんな大なり小なりそうなっているのだそうです。
バーゼルのケープペンギンも、この状態でレントゲン写真を撮れば首はS字形なのでございましょう。
結構広いペンギン飼育場なのに、面積の半分ほどが工事により閉鎖中で、見られるのは側面のごく一部からのみ。全体に草が生え放題で、矢印部分だけ草がないのですが、定員1名の幅です。
矢印のところから皆様交代でネット越しにペンギンを見ることができますが、ネットの手前にはロープがあって、ギリギリまで近づくことはできません。ペンギン観察には不便な、スイスのバーゼル動物園でした。
右左右左・・・と並んでくれたらよかったのに。キングは列になっていることが多いですが、申し合わせているわけじゃないので、絵になるとは限りません。@越前松島水族館。
チューリッヒ動物園のフンボルト、お食事時間を待ちかねて、ドアの前に集合。きっとあのあたりから飼育員さんが現れるのでしょう。そう思って撮った写真、家に帰ってから気づきました。「何かいる。」
さりげなく、これが。立派な孔雀がフンボルト敷地に。さすがにフェンス近くなので気がつきました。最初の写真では建物側にいたのですね。ペンギンしか見えてませんでした。
さて、キングの婚活シーズンには3者会談がしばしば見られるものですが。こんなふうに3羽の両端どうしがクチバシ攻撃を繰り出し、争っていることがあります。真ん中の個体を奪い合っているのです。
この3羽は前回とは別のグループで、熱が入っているようですが、3羽ともオス。遊びだという説もあるそうです。貴重なキングペンギンの繁殖という見地からすれば、「なんとかならんか-」事例かも。
海遊館でジェンツーやイワトビのヒナが誕生する頃、キングは婚活シーズン。うにょーんと身体ごと首を伸ばして、自己アピールしたり、反応したり。
オスがメスを誘って、メスがOKを出せば決まりだそうです。3羽で首を伸ばしていることがあり、たいていは1対2で異性の奪い合い。この写真では真ん中がメスです。
「このへんに置いて・・・って、あれ?」 ヒナが巣材を横取りしてしまいました。何でもマネをしたがる頃なのかも? 海遊館のイワトビひな、今頃はすっかり大きくなっていることでしょう。
「よっしゃー、とれたで。」 イワトビのお父さん、巣材をゲット。
ペンギンは夫婦で協力して子育てをします。交代するまでは泳ぐことができないので、ご覧のようにヨゴレ放題になってしまいます。
「もーちょい、もーちょい・・・。」 イワトビのお父さん、全身を伸ばして取ろうとしているのは、落っこちていた巣材。
微妙に遠いのですが、ヒナを守るため、巣から出ようとしません。ヒナがここまで育てば、ちょいと取りに出るくらい大丈夫そう。でも野生だと、飛んでくる鳥に一瞬でさらわれたりするからでしょう。
「あんた、タマゴの調子どーや?」 「そらもー絶好調や。」
カレのハラの下にあるタマゴをそっと確かめるような仕草が微笑ましい2羽。
「がんばろな。」 「がんばるで。」
キングペンギンも夫婦交代で抱卵しますが、どちらかというとオスの方が長く担当するようです。で、その間メスは何を頑張るのかというと、ボディーガードです。近づく者には片っ端から鋭いクチバシ攻撃を繰り出します。
飼育環境にある場合、エサを獲りに行く必要がないので、相方はずっと警護ときどき休憩(泳いだりブラブラしたり)ということになります。
海遊館のジェンツーには、お腹にゴマ点のある個体が1羽おります。こちらの女子です。抱卵中のようですが、さて、このタマゴが孵ったら御子様にもゴマ点が出るか出ないか、楽しみです。まずその前に、孵るか孵らないかがモンダイですが。今頃もう結果が出ているかもしれません。