海遊館のミナミイワトビ、何組もペアが成立しています。こちらは平地にある巣で、お母さんが抱卵中。時々タマゴの配置を決め直します。こうすることで、まんべんなく温まるのだそうです。よく見るとタマゴは2個。先月(5月)の下旬の様子です。
旭山動物園のジェンツー、お散歩で大暴れ! フカフカの雪にダイブして全身で雪を掘り進みます。
雪穴にすっぽりとおさまり、ドヤ顔。涼しそうです。
海遊館の、とある水槽。あの白いのって・・・?
拡大しました。白い太った何者かが岩を必死に登っている?ふうに見える、ヒトデです(たぶん)。
前回写真のペリカン羽づくろいは、すごい首の曲がり方でした。でもキングがフリッパーの内側を羽づくろいするやり方はわりとシンプル。首とフリッパーの位置が近いので、こんな感じ。同じポーズの写真が見つかりませんでしたが、ここからフリッパーの真ん中までクチバシを持っていくところを想像してみてください。モデルは旭山キング。
首を伸ばし、器用に曲げて、背中側からフリッパー外側先端部の羽づくろいをしているキング@バードランド。短いようでも、首はけっこう伸びます。
こちらはおたる水族館のペリカン、ハラ側から翼の内側を羽づくろいしています。首の伸び方曲がり方が、なんか不思議なくらい。さすがに『首の長い』鳥です。
越前松島水族館のキング、キュウ王様の抱卵。立派なタマゴを足の上に載せてハラの皮をかぶせています。いつもそうなのかどうかは不明ですが、タマゴは横置き、身体の左右方向に長く置いています。
こちらはお隣のペア、ハチ女王様の抱卵。タマゴは縦置き、前後に長くなるように置いています。こちらの方がタマゴが安定するのではないかと思うのですが、どうなのでしょう。
抱卵中、時々タマゴの点検をしたり、向きを変えたりするときにタマゴが見えることがあります。運がよければ抱卵交代の儀が見られることも。多くの施設では6月から8月、照明が南極モードの施設では冬に、キングの抱卵が見られるかもです。繁殖は難しいのだそうです。
おくつろぎ中のキング、地面の出っ張りにもたれかかっています。前回のキングと違うのは、ハラが浮いてなくて地面の形に沿って見えるところです。もしかしたら、ハラの『皮』だけフィットしているのかもしれません。バードランドのこのお姫様は、換羽終盤にさしかかっています。皮下脂肪の在庫がかなり減って、たるんでいると思われます。
越前松島水族館のキング、キュウ君がおくつろぎ中です。前回写真のようにまっすぐ伸びたまま、擬岩にもたれかかっています。人間だと、くつろげない姿勢だと思います。
八景島キングの堂々たる水中姿。身体長のほとんどが『胴体』です。後ろに伸ばした足はヒトのくるぶしから下の部分にあたり、その上は膝を曲げた形で『胴体』に収まっています。
泳ぐときは飛ぶ鳥と同じようにフリッパーを動かして進み、足は舵とブレーキに使います。
あ、しまった~、ずれちゃった。八景島アデリーの正面図、とりあえずハラがまん丸なのはご確認いただけるかと。
国内でアデリーが見られるのは八景島のほか名古屋港水族館とアドベンチャーワールドと海遊館、あとどこかな? わりと少ないです。
こちらは名古屋港水族館のエンペラー。少し上から撮っておりますが、やっぱり断面は『まん丸』そうです。エンペラーは陸上ではあまり派手にフリッパーを広げないみたいですが、当然のことながら水中では普通に広げてます。
胴体の断面はほぼ円形となるでしょう。立っているときはカーブしている体側の黒ラインが、正面から見ると左右真っ直ぐにつながっているのが新発見。キングの正面図、八景島シーパラダイス。
これであなたもフンボルトペンギン! ニッコリ眉の下にあいた顔穴が、なんだか大きなお口に見えたりします。森きらら九十九島動植物園の顔出し写真パネル。
越前松島水族館の若姫キング、フリッパーをぐーんと後ろに伸ばして首を上げ、胸を広げます。
背中を曲げ、肩から首にかけて大きく前に突きだすようにして、両フリッパーを後ろで合わせるように。
上体を起こし、フリッパーを身体側面に押しつけながら、全体にきゅうっとS字に曲げて、ノビの最終段階。
前回のジェンツーは、この『S字ポーズ』をしていました。種類は違っても、どのペンギンも同じ手順でノビをします。付け加えれば、特にキングの場合、途中で『目玉をむく』のが見られます。