Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ちびちびとはちきれる

2009-02-03 | ワイン
天気は良かったが冷えたので、週末は外出しなかった。家中インフルエンザに罹ったと言う人と土曜日に一緒にいたので危ないと思ったからである。月曜日もどうもさえないので、思い切って散歩に出かけた。

日差しは強く、陽が長くなって春らしいが、地面の水溜まりは凍ったままである。一時間も歩くとぐったりした。帰りには腹が減り、何を食おうかと頭が一杯になる。上等な考え事どころではないのである。

それでも先週手に入れたビュルックリン・ヴォルフのグーツリースリングという最も手軽なものが手元にあると言うだけで食欲が湧く。2007年産の単純なものは今や谷底で美味しくないのだが、それでも先日まで良く飲んで飽きたゲオルク・モスバッハの6ユ-ロのそれとは異なる高級感が嬉しい。本当はスウェーデンの業者に買い取られたオルツヴァイン・ヴァッヘンハイマーが欲しかったのだが仕方ない。

蔵出し価格は8,50ユーロであり、フォン・バッサーマンヨルダン醸造所のライタープファードと同じ価格帯である。それならば後者を取るところだが、そこは安く別けて貰うと、断然興味深くなる。それでも若干の残糖感があり残念なのだが、今時期としては無難な選択に違いない。

これに特大のザウマーゲンを焼いて、ピーマンの炒めたものを付け合せれば、なんとかインフルエンザ禍を逃れる事が出来るだろう。ちびちびと飲んでいる内に食欲が満ち溢れ出してきた。
コメント
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