Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

雪明りで繕いものをする

2009-02-13 | 生活
朝起きると真っ白くなっていた。薄く屋根に雪がついていた。風で舞った粉雪のようである。

午後になると融けたが、それでも雪明りで繕い物をしようという気持ちになった。先ずは万年カーコートの不具合を繕って、まだまだ捨てるには惜しいので天気の悪い日などに着るつもりである。繕ってから早速雪が舞う中を散歩に出かけた。

もう一つは万年セーターの折り返している袖が一昨年の夏ぐらいに虫に食われて仕舞っていたので、これを木綿糸で繕った。何れは毛糸が崩壊するかも知れないが、祭り返し縫いでしっかりと抱合しておいたので、折り返しの中であり直には解れないであろう。これで春には一度洗濯屋に出すことができる。

気温は低くないが風が冷たい。血の腸詰を焼いて、ジャガイモに塗して、2006年産バイケン・キャビネットの最後の一本を開ける。三ヶ月前に開けたときが熟成度も果実風味も最高であったが、今は過熟成で完全に頂点を過ぎてしまった。酸が丸くなってしまい、苦味も出て、後味も気になるようになってきた。予想通りとは言いながら、価値ある授業料を払った。しかし春は近い、2008年産が待ち遠しい。

料理用に何時もの一本2ユーロしないオーストリアの2008年産グリューナフェルティナーを試飲する。不思議な事にこんなワインでも2008年産の特徴であるスパイシーさが例年とはことなり目立つのである。2006年産が新鮮なうちは一番生で飲めたような記憶がある。
コメント (2)
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